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男と女の心理的違い

二日に、倫理法人会の経営倫理講演会に参加した。
印象に残ったお話を紹介すると、日本語で、「ありがとう」の言葉が一番美しいのだそうです。
毎日笑顔で「ありがとう、ありがとう」を言い続けて、一万回になると「奇跡」が起きて、願いが叶うそうです。二万回言い続けると、 更に奇跡が起きるそうです。
さらに言い続けて三万回になると、すばらしい人生が開けてくるそうです。
「プラス発想の人生」「幸福な人生」は、心の持ち方しだいというお話でした。

【心と体の健康情報-84】
~男の言い分、女の言い分~
「男と女の心理的違い」

私は建設会社に10年在籍したあと独立して、化粧品の販売会社を経営して現在に至っています。独立当初 「男中心の世界から、女中心の世界に180°転換した」 とよく言われたものです。そして、 更に付け加えて「女性を使うのは大変でしょう!」 と、皆さん口をそろえて言うのです。
世の男性経営者は、よほど女子社員に苦手意識を持ち、扱いかねているのでしょうか??  男性集団と女性集団の両方の組織を束ねてきた私には、どちらかというと女性の中にいる方が楽しいし、楽なのです。

男と女は別の性をもって生まれ、小さいときから、事あるごとに「男らしさ」「女らしさ」を求められて育ってきました。
育ち方が違うわけですから、生き方に対する価値観も全く違ってきます。
男性組織の中で、女性に男性と同じような接し方をしても、女性はやる気が出ないだけでなく、言うことを聞いてくれません。 男と女は、ものごとに対する受けとめ方や、感じ方が違うのです。そういった違いを知った上で、 女子社員に接していかなければ、うまくいかないのです。

これは米国での話です。男性に「自分の体のどの部分が、女性に魅力的に見えるか?」 と、アンケートを取ったら、以下のようになりました。

  1. 筋肉たくましい胸と肩 21%
  2. 筋肉たくましい腕 18%
  3. 背が高い 13%

では、女性は男性のどの部分に魅力を感じているのでしょう?

  1. 小さくてセクシーなお尻
39%
  2. 細くてしなやかなボディー
15%
  3. 平らなお腹
13%
  4. 長い足
6%

渋谷昌三「よくわかる心理学」西東社より抜粋

このアンケートの結果は、ニューヨークの新聞の調査によるものです。米国の男性は、 たくましい上半身が女性を魅了すると思っていますが、実際は、 小さくてセクシーな男性のヒップに好感を持つ女性の方が多いのです。筋力たくましく、 胸毛のあるたくましい男性にはあまり興味を示さないようです。

西洋人のように男くさい男性が少ない日本では、女性に良く見られようと、ポーチに化粧品を忍ばせ、ダイエットと脱毛に余念が無いのです。若い男の子の間ではイヤリングだけでなく、ネイルアートがちょつとした流行なのです。 少子化時代、親の愛に包まれて育った若者たち。男の子だから、 女の子だからといった自意識が薄れてきているのでしょうか?

しかし、一般的には男性は「支配的」で「強さ」 を求め、「攻撃的」で「冒険好き」です。
女性は母性本能が働き、人をなごませます。「感情に左右」 されやすく「従順」で「迷信深く」「怖がり」です。
女性は「言語能力」にすぐれ、男性は「数値能力」にすぐれていると言えます。

その結果、女性は文系が得意で、男性は理系が得意ということになるのです。

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