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2003年08月 アーカイブ

2003年08月01日

女性の容姿

【心と体の健康情報-100】
~幸せな人生を歩むために~
「女性の容姿」

美人に生まれたら「人生の幸福の半分を手にして生まれてきたようなもの」と言われます。 何かにつけて美人に生まれると得なようです。
外見がいいと、「性格もよく、人間的にも優れている」 と周りが錯覚します。
小さいころから周りの大人に可愛がられ、大人になってからも、就職や結婚などで、何かにつけ有利に働きます。
だから、どの女性も、自分の容姿に関して、周りから見た客観的評価に比べて、甘めの評価をしたがるのも、 憎めない女心といえます。
そこで女性は、より魅力的に、より美しく見せようと、化粧に余念がないのです。
美しさを強調することで、自らの意識も高まり、まわりの評価も高くなるようです。

ある大学で、女性が魅力的なメイクをしたときと、メイクをしなかったときとでは、 男子学生に与える影響がどのくらい違ってくるかを実験した。
その結果、同じ問題を投げかけたにもかかわらず、魅力的メイクをしていたときの方が、 多くの男子学生の賛同を得ることができた。
魅力的なメイクをしているときの方が、好感をもって受けとめられ、発言に対する評価も高くなったのです。

ただ、見逃していけないのは、魅力的なメイクをした女性本人が、何となく自信に満ちた態度をとり、 言葉や動作に説得力が強まった可能性が高いということです。
更に、自分でメイクをしたときよりも、一流のアーチストにメイクをしてもらったときの方が、 より積極的で明るく振舞うようになり、性格まで一変してしまうのです。
化粧することで心理面に及ぼす効果が大きいのです。
                                         
少年院にいる非行少女の顔写真を見せて、大学生に評価を求めたところ、可愛い顔をした少女の方は、 「やむを得ない事情で非行に走ったのだろう」という好的評価をした人が多かった。それに対して、個性的な顔立ちの少女は、 「性格が悪く、犯罪を犯すタイプ」と、否定的な評価をされた。
顔と性格とは何の関連性もないはずなのに、そう感じてしまう人が多いのが現実なのです。

ある女性週刊誌によると、女性が一緒に腕を組んで歩きたくない男性のワースト3は、一位不潔、 二位ハゲ、 三位デブだそうです。 私はハゲのデブですから、女性に好まれるタイプではなさそうです。

2003年08月05日

女性の容姿-2

■登山から人生を学ぶ…

登山は人生そのもののような気がします。途中で苦しくなって、何度も引き返そう、ここで止めようと思います。途中で引き返した人は、以後、 山登りを苦手とするでしょう。でも「ここまで頑張ったのだから」と、又、気力を奮い立たせて一歩一歩自分に挑戦する人もいます。

人生は「やるかやらないか」の選択です。険しい山並みを見て、自分には無理とあきらめるのも一つの選択です。その時の選択が、 その後の人生を方向づけるのです。
普段から足腰を鍛えておかないと、高い山には登れません。人生もそうで、普段から勉学に励み、目標を持ち、コツコツ努力していなければ、 大きなことはできません。

いまだ経験したことのない目標に挑み、達成したことが大きな自信になる。
ほんの少し前に、「いやだ、止めよう」と思っていたことなどどこへやら、更に高い目標、高い山にチャレンジしたいと思うのです。

【心と体の健康情報-101】
~幸せな人生を歩むために~
「女性の容姿 2」

女性は、外見がいいと「性格もよく、人間的に優れている」と錯覚します。男性の場合も、背が高くスラッとしている方が有利に働きます。

過去百年間のアメリカの大統領選挙では、二人の候補者で背の高いほうが、圧倒的高い当選率となって現れています。又、 ある米国の大学で、卒業生の就職状況を追跡したところ、「身長が平均より高い卒業生の方が初任給が高い」 という調査結果が出ました。

米国の心理学者ウオルスターは、大学生を対象に「コンピューターによって相手を決めるデートパーティ」を開いた。
学生たちには、あらかじめ性格検査や態度についての調査を受けてもらったが、そのデータは脇に置いておいて、 ランダムにカップルを組んだ。
パーティが終わったあと、同じパートナーと再度デートしたいかどうかを、学生たちに尋ねた。
次回も同じ相手を選んだ人は、どんな性格なのかを調べるのが実験の目的でした。しかし、決め手になったのは、 相手の性格や態度、相性ではなくて、容姿、背丈などの身体的魅力であることがわかった。
男女が出会い、今後も引き続きつき合いたいと思った理由は、外見の美しさやカッコ良さだったのです。

結婚相手を選ぶとき、男性のほとんどは美しい人、つまり 「容姿」が選択の基準になるようです。 女性は、「男は美貌よりも中身」と言いながら、 この二つが密接に係わっていることが、心理学では解明されているのです。実際は、男性以上に外見上での判断と、 男としての値打ちを秤にかけて選んでいるのです。

渋谷昌三「よくわかる心理学」西東社より

2003年08月08日

熱中症

■「一生懸命やれば…」

いよいよ高校野球が始まりました。青春をぶつけ合う姿はいつ見てもさわやかです。 高校球児のような体験はできなくても、登山から学ぶものも多いのです。

「一生懸命やれば、大抵のことができる」
はるか見上げる高い山も、一歩一歩自分の足で登るところに意味があります。
登山を通して、一生懸命やることの大切さを学ぶのです。

「一生懸命やれば、何事も面白くなる」
懸命に登っていくうちに、何故かだんだん楽しくなってきます。懸命に目標に挑戦していることへの、喜びが湧いてくるのです。

「一生懸命やれば、誰かが助けてくれる」

下ってくる人が登ってくる人に、「ガンバレ、ご苦労さん」と声をかけてくれます。
いつの間にか、登っていく人たちが互いに励まし、元気づけ、助け合うようになります。

目標にチャレンジするとき、行動の支えになっているのが、この三つの言葉です。

【心と体の健康情報-102】
「熱中症にご用心」

梅雨が開け、突然猛暑がやってきた。全国各地でここ一番の暑さを記録した八月四日、 農作業をしていた女性が熱中症で死亡するなど、全国で223人が熱中症で病院に運び込まれた。
草むしり中に倒れたり、隊列を組んで吹奏楽の練習をしていた高校の女子生徒12人や、 運動中の女子生徒6人が病院に運ばれるなど、全国各地で熱中症で倒れる人が続出した。

30度を超える高温、多湿、 無風のもとで、エネルギー消費量の多い農作業やスポーツをしていると、 体内に熱がうっ積して、熱放射が不十分となり体温が上昇、体温調節機能が失われていきます。
そのために、仕事や運動を続けることが出来なくなり、意識を失い、こん睡状態に陥ってしまいます。また、 太陽の直射が原因の場合は、「日射病」 になります。

夏の体育館での部活の練習などは、暑いうえに、湿度が高く、通気性がよいとはいえません。 こんな中で運動していると熱中症になりやすいのです。昨日まで涼しかったことが落とし穴になつたようです。

熱中症になったら、医者が来るまでの救急措置として、涼しいところに移し、衣服をゆるめ、意識があれば「食塩水」 を飲ませます。そして全身を冷やすようにします。
以前は、「運動中に水を飲むと早くバテる」と言われて、極力我慢しようとしました。最近では喉が渇いたら、 練習や試合の合い間に水分補給するのが良いとされるようになりました。同時に塩分も放出されるので、塩分の補給もかね、 スポーツドリンクを飲むのも良いようです。

北陸中日新聞・救急医療ジャーナルより抜粋


昨日の夜、誘われてゴルフの練習に行きました。しばらくして着ていたウエアが汗でぐっしょり。 頭から湯気が立ったようになり、早々に切り上げてきました。この暑さで、黙々練習している人達…、偉いですよね。 絶対うまくなってやろうと思って練習しなければ、毎日続けられるものではありません。

2003年08月12日

女性の容姿-3

■ことば遊び 「正々堂々」の由来

高校野球も中盤。今日は高校野球にちなんで、『正々堂々』についてお話します。
『正々堂々』とは、「態度や手段が正しく立派なこと」を言います。
孫子の兵法、「正正の旗を迎うるなかれ、堂堂の陣を撃つなかれ」 から採った言葉です。
「正正の旗」とは、攻撃態勢が整っている様。遠望する敵陣の旗が、一切の乱れもなく、整然とはためいている。 攻撃態勢が完璧に出来ている会社は、外から見てもわかるものです。

「堂堂の陣」とは、守りが完璧な状態。これも外から見てわかります。ですから、「正々堂々」とは、「攻めと守りが完璧な陣容(会社) で、軍隊(社員) が訓練され、整っており、士気盛んに整然とたなびき、 進む様」を言います。

【心と体の健康情報-103】
~男の言い分、女の言い分~
「女性の容姿 3」

美人の条件はいろいろあるでしょうが、「目の美しさ」も大きなポイントになります。中でも「瞳」が美しく大きな女性は魅力的です。
昔から、「美人には近視が多い」 といわれてきました。近視の女性は、瞳孔が開き気味になるため、 瞳が大きく潤んで見えるのです。

瞳の美しさを発見したのは、16世紀にさかのぼります。当時イタリアやスペインでは、 ベラドンナという液体をほお紅として使っていました。
あるとき、この液体を間違って目に入れてしまった女性がいました。あわてて鏡を見ると、不思議なことに目がパッチリとして、 非常に美しく見えたのです。
これがきっかけで、ベラドンナを薄めて目薬のようにさす化粧が流行りました。
ベラドンナには、瞳孔を広げる成分が含まれていたのです。

「恋をすると女性はきれいになる」と言われてきました。好きな人を見つめる瞳は、瞳孔が広がり、 それだけ美しく輝いて見えるのでしょう。生き生きと前向きに明るく生きている人の瞳は、キラキラと輝いて見えます。
反対に暗く沈みこんでいる人は、どんなに美しい瞳の持ち主であっても、輝きを失ってしまいます。目は心の鏡です。

テレビや映画に出てくる超人気スターには、ときめくほどの美男美女が多い。
いつしか人は、こういった美男美女にあこがれを持つようになる。美人やハンサムな人を恋人に持つと、 自分自身の評価も上がります。風采の上がらない男も 美人を妻にすれば、一目置かれることになる。

ところで、私の娘の名前は「ひとみ」。初め「瞳」と役所へ届出したら認められず、平仮名になってしまいました。
”キラキラといつまでも輝き続ける女性でいてほしい” そんな願いが込められています。

2003年08月19日

誰よりも美しく、若々しくありたい

■感激の涙

負けたチームが試合の後で流す涙は、高校野球ならではの、胸が打たれる光景です。
長い人生、「悲しみの涙」を流さない人はいません。しかし、高校球児のように、何かをなしえて、 あふれ出る「感激の涙」 を流す人は少ないし、又「感激の涙」を流すことのできる人は幸福です。
苦労に苦労を重ねて目的を達成し、成果を手にし、努力が認められたとき、そこに至るプロセスを思い出し、又、 そこに至る障害が大きければ大きいほど、「感激の涙」があふれ出てくるのです。
立山に登ったくらいでは、感激の涙は出てきません。


【心と体の健康情報-104】
~男の言い分、女の言い分~
「誰よりも美しく、若々しくありたい」


女性は誰しも、年齢より若く美しく見せるための努力は惜しまない。いつまでも美しく若々しくありたい願いは、 他の何ごとにも優先するのです。

あるアンケートで、「貴女は、本当に美しく変身できるとしたら、いくらまでお金が出せますか?」と尋ねたら、 二十代の女性が出せるお金の平均は25万円、三十代は150万円、四十代以上の平均は450万円でした。
中には、本当に美しくなれるなら、2、500万円出してもいいと答えた女性もいました。
一方男性が気になるのは、「精力の減退」 です。先月ハワイへ行ったとき見たTV。バイアグラのコマーシャルが繰り返し入っていた。どうも日本人旅行者が対象のようです。

八月四日の朝のTVニュースで、人間国宝の中村富十郎さんが、74歳で第二子をもうけたと報じていました。 芸能人のそれまでの最高齢者は、上原 謙の71歳ですから、記録更新です。ちなみに奥さんは36歳だそうです。

男女を問わず、お金にいとめをつけず手に入れたいのが、秦の始皇帝が不老長寿の秘薬を追い求めたように、 失われつつある健康を回復する秘薬です。
北陸で最近あった話ですが、ガンで余命いくばくもないと言われた会社の社長さん、 ノエビアのアガリクス茸を一度に650万円も買ったのです。本人にすれば、 高級セダン1台を買ったくらいの思い切りだったのでしょう。
みなさんは、寿命が延びる秘薬があるとしたら、いくらまで出せるでしょうか?

ところで、女性には年齢を聞かないのがエチケットです。 少しでも若く美しくありたいとの願いは、実際の年齢を知られたくないし、年より老けて見られるのは許せません。

九月にノエビアから、10万円のクリームが発売される。1g、金より高いクリームです。先日届いた試供品を娘が耳掻きひとカキ顔に乗せ、伸ばして寝たら、翌朝はちきれんばかりの、みずみずしい肌になっていたと、出社して大騒ぎしていた。そして「私、絶対買う!…」

2003年08月22日

個性的?いまどきのファッション

【心と体の健康情報-105】
~男の言い分、女の言い分~
「個性的?いまどきのファッション」

                                                     アメリカの高校生が、日本の高校に交換留学して、最初に驚きそして異様に感ずるのは、教室に入ったときです。髪が全員黒いことと、 みんな同じ服装をしていることです。同じ顔をした生徒が並んでいるように見えるのです。 個性が感じられないのです。
私の娘が高校に通っていたころは、とにかく校則が厳しかった。抜き打ちに先生が校門に立っていて服装チェック、 登校時間が過ぎると校門を閉じてしまう。
それで、どこかの学校で生徒が挟まれて死亡して、大きな社会問題になった頃です。
以下は、エッセイスト熊野裕子さんのエッセイです。
『靴下は無地の白のみ、スカート丈は膝から5センチ以上長いこと、ブラウスは丸襟の白のみ、第一ボタンを外すのは厳禁。 髪型は肩にかかる程度、のびたら結わえる、カバンは学校指定の黒の学生鞄のみ…など、きりがない。 こういった厳密な規則に管理されるのは、どこの高校も同じだった。

あれから十数年。近頃の高校といえば、生徒の多くが髪を茶色に染めあげ、スカートは全員膝上のミニ。 靴下は白のルーズソックス。胸元は第一ボタンはおろか二番目まで外され、若々しい肌がさらされている。
あの厳格な規則はいったいどこへいったのだろうか? 時代の変化には驚かざるをえない。
ところが、ちょっと変なのです。生徒の服装、髪型、ファッションが自由化されたのなら、 一人ひとりが思い思いのファッションスタイルで、個性を楽しんで当たり前。ところが、申し合わせたようにルーズソックスに、 茶髪に、ミニスカート。
みんな同じような服装で、同じように行動している。

せっかく自由におしゃれができるようになったのに!絶対ヘンです。 これが日本人の深層心理にあるおしゃれ感覚なのでしょうか。
最近、町でもおしゃれで可愛くて、スタイルのいい女子学生が増えてきた。でも、彼女らをつぶさに観察すると、 何もかもが似たり寄ったりで印象に残らない』

ネイルマニキュアが流行ればみんな右ならえ、ある女優さんのメイクがマスコミで取り上げられると、 みんなそれに忠実に従うので、似た雰囲気の若い女性が増えることになる。
多くの女子学生が個性的でありたいと思っていても、心のどこかに、みんなと一緒であることに安心してしまうものがある。 周りからヘンな人と見られたくないのです。
おしゃれをして、化粧で美しく見せようとするのは、周りの人に好意的に見られたい、 愛されたという強い願望があるからなのです。
これは何も若い女性だけのことではなく、若い男性にも言えることであり、すべての人に当てはまることなのです。

2003年08月26日

個性尊重の時代

■運・不運

熱戦が続いた高校野球も終り、秋の気配がもうそこまで来ているようです。
高校野球で印象に残ったのは、一回戦で8点も取られて負けていた倉敷工が、再試合で勝ったことです。その後3回戦まで勝ち進み、 運のいいチームだと思います。
一度負けを覚悟した選手たちです。翌日の試合は無欲で立ち向かい、普段の力を存分に発揮して、勝利をモノにしたのでしょう。

注目すべきは、過去に再試合をした4チームの内、何と3チームが負けていた試合を、再試合でひっくり返しているのです。緒戦を勝ち抜き、 全国大会に選ばれてきただけに、力はきっこうしています。
ちょっとした運、不運がすべてを決してしまう。実力に加え、運を呼び込んだチームが勝者となるのです。
ここで思い起されるのが、星稜・箕島戦。延長十回2アウト、一点リード、ファールフライが上がった。取ればジ・エンドというとき、 人口芝の切れ目につまづいた。
対戦相手の箕島が、その後優勝したのですから、不運としか言いようがありません。

【心と体の健康情報-106】
~男の言い分、女の言い分~
「個性尊重の時代」

前号では、女子校生のおしゃれ感覚の変化について、お伝えしました。
お昼時間、繁華街を歩くと、紫やブルー、グリーンなど色とりどりの制服をまとった女子社員が街にあふれる。そんな中、 制服を廃止する会社が出始めている。ノエビアは二十数年前の創業時から私服でした。個性を尊重する化粧品会社だから、 ごく自然のことです。

私は、女性に制服を着せることは、どちらかというとあまり賛成の方ではありません。以前、 カラーアドバイザーの勉強をしたこともあって、素肌の色によって似合う色、似合わない色があることを学びました。 肌色だけでなく、顔かたちや体形によっては、いくら素敵なデザインでも、似合わないものは似合わないのです。

制服は、女性一人ひとりが持つ個性や美しさを、ころしてしまう恐れがあります。
年齢や好みの異なる女性に、同じ色、同じデザインの制服を着せること自体、無理があると思うのですが…
独身のスタイルのいい女性には、ミニスカートの制服は素敵です。でも似合わない、 着たくないと思っている女性もいるのではないでしょうか?事実、私服の方が社内も華やいで見えるし、 本人もリラックスするようです。

女性は、毎朝仕事のスケジュールに合わせて、その日の服装を決めるのがいいようです。デスクワークが中心なら、 比較的カジュアルな服装。お得意様と接する際には、キャリアウーマンらしくスーツを選ぶ。急な外回りに備えて、 会社のロッカーには紺色の無難な服装も常備しておく。

もともと、制服には、社員の規律を高め、連帯感を強める効果があり、信頼感、清潔感をお客様に与える利点があります。 お店の場合は、お客様と社員さんを識別するために着てもらいます。(私服の場合は、 胸に顔写真入りのネームをぶら下げている)

今は昔と違って、個性が尊重される時代です。個々の持つ魅力や技量を、組織が目指す方向に、 エネルギーとして引き出していく。
そんな時代だと思うのです。
一方的に一律に、会社が方針を社員に示したり、要求したり、押し付けたりしては、成果は期待出来ないし、 社員さんが動いてくれないでしょう。

2003年08月29日

肩も身みと料理のうまい若者

【心と体の健康情報-107】
~男の言い分、女の言い分~
「肩もみと料理のうまい、しなやかな感性の若者」

秘書問題で国会議員を辞職し、最近逮捕され、マスコミで騒がれた”辻元清美”
さんのエッセイを紹介します。

「肩もみと料理がうまくないと、イイ男とは言えない。女にモテない」。せっせと疲れた女の子の肩をもむ隆くん。パーティ- では昼から買出し、おいしいラタトゥーユ(フランス風野菜煮込み)をふるまうマコト君。

二十代前半の男たち。近づくだけで、マザコン臭がプーンとする、ひ弱なボクちゃんが大多数。そんな中で、 人気上昇中のニュータイプが、隆くん、マコト君型。
「おいしいものを作るのって面白い」、「疲れてるんだったら肩もんでやるよ」。
セクハラおじさんだったらイヤラシイけど、きわめて自然。自分が誰と何したいかが基準。そのために何をするのが、 キモチイイ関係になるかが問題なのだ。

ひと昔前までは、男が女を選んだ。でもニュータイプの男たちは、「女に選ばれる」ことも恐れないし、ためらわない。 ちょっと前にはやった、ニューファミリー志向の男とも違う。女に言われるから、家事を半分受け持つのじゃない。 後片づけをしないでしかられる、あの「男の料理」でもない。

女対男じゃない。一緒に何をするか、 それが一番重要になってきた時代の空気。「男だから」にとらわれない、 そんな空気をいっぱい吸った、しなやかな男たちが私の周りにもチラホラ。「男なのに情けない」なんて言い出すおじさん。 「女が怖いからやってんだ」というお兄さん。ますます取り残されそうな男たち。新しい文化を一緒につくりたいから、 彼らにラブコールを送りたい。

以上紹介しましたが、今は男だから、女だからに囚われない、男女同権の時代。そんな時代に育ったいまどきの若者達は、 本当に細やかで女性に優しいですよね! 
とてもマネできそうにありません。

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