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夫の言い分、妻の言い分-3

九月末に金沢で、稲盛和夫氏による市民フォーラムがあり、演題は「人は何のために生きるか」でした。
哲学者・芳村思風先生も「志」で、 「人間とは」「生きるとは」について、私達にわかりやすく教えています。

【 志 】

人間において生きるとは ただ単に生きながらえることではない
人間において生きるとは 何のためにこの命を使うか
この命をどう活かすのか ということである

命を活かすとは 何かに命を賭けるということである
だから 生きるとは 命を賭けるということだ
命の最高の喜びは 命を賭けても惜しくないほどの対象と出会うことである
その時こそ 命は最も充実した生の喜びを味わい
激しくも美しく 燃え上がるのである

君は何に命を賭けるのか 君は何のためになら死ぬことができるのか
この問いに応えることが 生きるということであり
この問いに答えることが 人生である



【心と体の健康情報-116】
~男の言い分、女の言い分~
「夫の言い分・妻の言い分(3)」


前号の続きです。妻(夫)から「もう一度この世に生まれてきたら、あなたと一緒になりたい」と言われたら、 大変嬉しいものです。

Q1.もう一度結婚するなら同じ相手と?

夫…ハイ68%、 わからない32%
妻…ハイ25%、わからない53%、いいえ22%

夫の妻に対する評価は以外に高く、十人に七人がハイと答えている。ところが、妻でハイと答えた人は、四人に一人で、 夫の半分にも満たない。
更に、夫で「いいえ」と拒否している人はいないのに、妻は五人に一人が”NO”と、現在の夫を拒否し、約半数が「さて、 どうしようか?」と迷っているのです。
男尊女卑の風土が残っている、日本の家庭の姿が見えてくるようです。

Q2.結婚して、こんなはずじゃなかった?

<夫の言い分>
「舅姑との仲が悪い」「子供が優先」 「友人との交流が減った」
「お金が自由にならない」「子供に時間がとられる」
「両家の交流が少ない」「もっと二人で旅行できると思った」 

「時間やお金が不自由」というのが大多数。
中には「妻が変ってしまった」という嘆きの回答も。「特になし」という回答が多かったのは、 妻よりも不満が少ない証拠と言えます。

<妻の言い分>
「家事が面倒」「行動範囲が狭くなった」 「子供中心の生活」
「子育てで考え方が違う」「親戚づき合いが大変」
「生活習慣の違いがあった」「家族の行動に縛られる」

不満の範囲は夫よりも広く、「時間やお金が不自由」なだけでなく、生活全般、親戚・ご近所などのつき合い、 夫との関係など、多岐に渡っている。
更に加えて、子育てや家事への夫の協力が思ったほど得られないことが、妻の不満の原因になっている。

倫理研究所「新生5月号」より


生まれも環境も、性格も違う男と女が一緒になって、一つ屋根の下で生活を共にするわけですから、「こんなはずじゃなかった」 となるのは当たり前のことです。そんな夫婦も、いつしか「似たもの夫婦」になっていくのです。
いくら好き合って結婚しても、お互いに幸せな家庭を築き上げていこうとする”思いやり”とか、相手を” いたわる心”がなければ、 幸せな夫婦関係を築いていくことはできないと思うのです。

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