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天命の自覚(3)

アテネのオリンピック、日本勢の活躍は素晴らしかった。体操とマラソンは夜中に起きて、 手に汗して見入った。朝のニュースで結果を知ってから見ても、感動はない。毎日がワクワク、ハラハラ、こんな素晴らしいオリンピックは、 東京大会以来だ。四年後は中国で開催される。

その中国は今、経済発展が急速に進む中、沢山の外来新語を生み出している。
パソコンは「電脳」。日本でもよく知られている。ノートブック型は「筆記本」、Eメールは「電子郵件」。
漢字は、紀元前十六世紀の殷の時代に既に使用されていた。中華圏に広がったが、中国に隣接するベトナムと韓国・北朝鮮は、 何故か漢字を国語としなくなった。

漢字文化が継承されている中国、香港や台湾、日本など、地域によって字体が異なる。 本家中国でも1956年以降、字体の簡略化に取り組み、略字化は2238字にもなる。

【心と体の健康情報 - 161】
~幸せな人生を歩むために~
「天命の自覚」

「天命を果たす」とは何でしょうか。それは、人それぞれに備わっている 「長所・強み・個性」を、世のため、人のため活かすことでしょう。

この世に生まれてくるとき、「誰もが役割を持って生まれてくる。今世のテーマ(主題) を決めて生まれてくる。そして、その課せられた主題を、人へのお役立ちでもって果たしていく」。
このように考えたら、自分にはどんな天命・使命があるんだろうか? と、考え込んでしまう。

人の二倍も三倍も懸命に働けば、それだけ短い時間で、自らの役割、 即ち天命を知ることができるという。人よりも早く天命を知れば、それだけ早く人生の幸福を手にすることができる。 だから一生懸命働くことは、大変意味のあることなのです。
人は歳を重ねるにつれ、人生のテーマも変化していく。十年を一つの単位として、
人生の主題が変わっていくことに気づくのです。
人生に成功する人は、人生の主題を決めている。明確な生き方・人生観を持って生きているのです。
人生、良いときも悪いときもある。明確な生き方や人生観を持っている人は、
人生下り坂になろうとしたとき、踏み止まることができるのです。

[目の前に現われる困難で、 越えられない困難はない]
人生、困難にぶつかったとき、越えられない困難などない。その一つは、「よし!これを乗り越えよう…」と、 その困難は乗り越えることができると、自分決めて かかるからです。自分で決めた以上、 乗り越えられない困難などないのです。

もう一つの理由は、自分の目の前に現われる困難や障害は、すべて自分で解 決できることだからです。 私に解決不可能な困難や障害は、目の前に現われたりはしません。 私に誰もオリンピックの選手になれと言うものはいないし、なろう とも思わない。だから、 そのことに悩むことは一切ないのです。
それだからこそ、目の前に現われる困難や障害から、逃げてはいけないのです。

与えられた役割を果たす過程で生まれてくる困難や壁は、すべて「必然・必要」 なことであることも、忘れてはならない。目の前の困難や壁を乗り越えていくこと も、 今世に生まれてきた、自らに課せられた役割だからです。

困難にぶつかり、困難を乗り越えようと努力する中で、自分が果たすべき役割が 見えてくるようになる。この役割を果たすために使われる、自分に与えられた武器が「長所」 である。だから、自分の長所を伸ばそうと日々努力すれば、自分の 役割がわかってくるようになる。 一方、自分の「欠点」、苦手とするところは、今世の役割を果たすために、 「お前には必用がない」と、神様が武器として認めてくれなかったものと、思えばよい のです。

佐藤芳直 「船井幸雄の教え」より抜粋

今から23年前、私と一緒にノエビアを始めて、販社に昇格したNさん。 事業にすべての情熱を注ぐタイプには見えず、販社の組織はそれほど大きくはならず、目立たなかった。
8年ほど前、同じ販社を経営しているOさんの勧めでゴルフを始めた。それが性に合ったようで、みるみる腕を上げ、 4年ほどしてシングルになった。

今は、自らの長所(天性)を見出したことで、以前にも増して性格が明るくなり、 生き生きと、何事にもリーダーシップを取る、存在感のある人間になった。
当然、販社の業績も上向きになってくる。
今は、彼からゴルフを取り上げたら何も残らないだろう。ゴルフ漬けの人生を日々楽しんでいるOさん。
ゴルフとの出会いが、自らの天性に目覚め、「天命」を知ることとなり、幸福な人生を手にすることが出来た、 身近な事例といえよう。

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