« ローン地獄に陥っている日本 | メイン | おにぎり »

前向きに生きるか? 後ろ向きに生きるか?

先週の金曜日健康診断に行った。二年前、二度骨髄移植のドナーになったことで、 年に一度の健康診断が義務付けられた。

人間の体内には五千ミリリットルの血液がある。それを右腕の血管から取り出して、遠心分離機にかけて左腕に戻す。 二日間かけて二万五千ミリリットル、つまり体内のすべての血液を、繰り返し五回も体外にポンプで吸い出し、骨髄を採取するのです。 従来とは違う、新しい骨髄採取方法を選択したため、その後五年間、骨髄提供者の健康状態を追跡検査する必要があるのです。

この検査と併せて、胃と腸の両方、カメラを飲んで検査をしてもらっている。
今回の胃カメラは新しいやり方だった。点滴を受け、全身麻酔でしょうか?
大きな注射液が点滴の管を通して血管に挿入された。
口に麻酔液を含み、咽を部分麻酔するといった、従来の方法ではなかった。

肛門からカメラを入れて、ブラウン管に写し出されるのを見ていたのは覚えている。が、その後胃カメラを口から挿入した記憶がない。 気がついたらすべて終了していた。カメラを飲む時のあの苦しさを、まったく体感せずに済んだのです??

【心と体の健康情報 - 162】
~幸せな人生を歩むために~
「人生、前向きに生きるか? 後ろ向きに生きるか?」

「運」について、連載してきましたが、 様々な先生の諸説を総括すると以下のようになります。
自分の人生を振り返えるとき、「うまくいっている」と実感する人と、「うまくいっていない」と思っている人の、 二つのタイプに分けられるでしょう。
「人生うまくいっている人」は、”十の内七つ”うまくいかなくても、それを良いように考えます。 うまくいかないことをバネにして、一つでも二つでもうまくいくようにと、努力して生きていこうとします。

「人生うまくいかない」と思っている人は、”十の内二つ”はうまくいっていると思っている。しかし、残る”八つ” がうまくいかないと歎いているのです。
そして「何で自分だけ、こんな苦しい生き方をしなければならないのか…」と、考えてしまうのです。

人生肯定的に前向きに生きるか、否定的に後ろ向きに生きるかは、ちょっとした受け止め方の違い…なのです。 そのちょっとした受け止め方の違いが、人生を感謝に生きる人と、歎き悲しんで生きる人に分かれるのです。

「心の使い方」一つで、モノ事に対する見方・考え方が変わるということです。
「心の使い方」とは、「どういう考え方で生きるか?」ということです。
万事もの事を見るとき、否定的・後ろ向きに見てしまうと、山ほど無尽蔵に否定的に見えてくるものがあります。 同じものを見ていても、肯定的・前向きに見れば、これも又、無尽蔵に肯定的に見えてきます。

コップに入っている水の量を見て、「半分しかない」と見る人もいれば、「半分もある」と思う人もいる。 もの事を前向き・肯定的に見ることの出来る人は、お金やモノがあろうが無かろうが、それを補って余りある、 幸福な生き方が出来るのです。

ある大学教授が高齢者千人に、元気で長生きする秘訣を調査した。食事、運動、塩分、睡眠みんなまちまちで、 タバコを吸っている人もいれば、一頃人気者だった金さん・銀さんのように、マグロのトロといった脂身の好きな年寄りもいた。 みんなまちまちで、共通した長生きの秘訣が見当たらなかったという。

ただ一つ、全員に共通していたのは、「人生を肯定的・前向きに生きている」ということです。その証拠は、 長生きしている高齢者に「歳」を聞くことです。
「婆ちゃん歳いくつ?」『まだ八十』。「爺ちゃん歳いくつ?」『まぁ~だ九十』。
『まだ、まだ』と答えるそうです。一方、否定的・後ろ向きに生きている人は、『もう!四十八』と答える…。
                  
私達が幸せに生きようとするとき、仏法に言う「身の回りに起きること、全てを生かす」 という考え方が、大変重要になってきます。
松下幸之助の教えに、「この世に無駄なものは一つもない。この世に無駄な人は誰もいない。自分の人生、 無駄な経験など一つもない」というのがあります。
人生思うようにはならない。横道へそれたり、無駄足を踏んだりすることは誰にでもあることです。そのたびに挫折し、 落ち込んでいたのでは、それこそ人生を無駄にしてしまいます。
若いときに挫折を経験したことが、その後の人生に様々な形で生かされていく。
世の中に不要なことは一つもないし、不要な人間など、一人もいないのです。

結論は 「身の回りで起きることは、良いことも悪いこともすべて、必然・必用なことである」 というふうに考えることです。
「起きたことをすべて、自分にとってベストなことだ」と肯定でき、 感謝できるようになったら、運が良くなり、運がよみがえるのです。

運をよみがえらせるのに大切な事がもう一つあります。
それは「人生、 好きなことをして、楽しんで生きる」ことです。 仕事でいえばできるだけ早く「天職」に出合うことでしょう。好きな仕事なら、 たとえ徹夜の連続でも苦になりません。
好きなことをして、楽しい人生を送るには、六つの尊守事項があることは、184号の「運のいい人、悪い人」 でお伝えしています。

田舞徳太郎氏、中山靖雄氏、船井幸雄氏、松下幸之助氏、田中信生氏より抜粋

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.noevir-hk.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/626

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ひとつ前の投稿は「ローン地獄に陥っている日本」です。

次の投稿は「おにぎり」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36