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「落語 桃太郎」

■ホールインワンしちゃいました!
今週の火曜日、金沢セントラルゴルフ、I Nの8番151ヤードで、ホールインワン
しました。
先週、大阪の川人さんの会社の研修に参加し、「運を呼び込むには…」と題し、
運にからむ話をしたばかり。それが呼び水になったのでしょうか?
思いがけない出来事に、ビックリ仰天!

幸運だったのは、キャディさん付のコンペだったこと…。普段はセルフで廻る、
プライベートゴルフがほとんど。キャディさんがいなければ、ホールインワンして
も、ゴルフ場は認定しない。一方、不運だったのは、コンペで、人数が多かった
こと…。ちなみに、ホールインワン賞は、キリンビール1年分でした。

ホールインワンなど、今の私には無縁と思っていた。だから、ゴルフ保険に入っ
ていない。幸運の女神は突然やってくる。人生に於いて、何事であれ、わずかな
チャンスを逃さないためには…、「幸運の前髪」を掴むには…、明確な目的意識を
もって日々努力を怠らず、心の準備をしておくことが大切と思うのです。

【吉村外喜雄のなんだかんだ  - 138】
~ことば遊び~ 
「落語 桃太郎」

落語の演目には、親子のやりとりを扱ったものが少なくありません。
「桃太郎」もその一つ。子守歌代わりにおとぎ話を聞かせようとする父親と、
子の掛け合いが面白い。
とくに、桂三四の創作落語の語り口が好きで、たまらなく可笑しい…。

父「健一! 寝んかい」  子『なんで?』
父「なんでちゅうやつがあるかい、子どもが日が暮れたら寝んの、
   当たり前やないかい」        
子『寝むたないねん』
父「子どもがそない遅うまで起きてたら、恐~いお化けや幽霊がでてきよるぞ」
子『お化けや幽霊やて、今は火星まで探査に行く時代やで、おとうはん!
   云うことが相変わらず可愛らしい…』

父「さあさあ、お父はんが面白い話を聞かしてやるさかい、
   聞きながらねんねするんや。 "昔々…"」  
子『何年ほど?』
父「何年ほど、て…、ずっと前から、ここは"昔々"ちゅうのやがな…」
子『なんぼ昔でも、年号というのがあるやろ』 
父「年号もなにも無いくらいに昔や」
子『年号も無いとは、よっぽどの昔やな』  
父「そうや、よっぽどの昔や」

父「"あるところに…"」    
子『どこや?』
父「どこでもええやないかい。親が"あるところ"ちゅうてんねや、
   あるところやなあと、思うとかんかい!」
子『頼りない話しやなあ、そんなことでは、現実感も何もあらへんで』
父「国の名ァも無いくらい昔や…」
子『国の名ァ無いんの? そら、縄文時代やな?』

父「じょ…、知らん知らん、とにかくあるところに…お爺さんとお婆さんが
   住んでいたんや」  
子『お爺さんの名前は?』
父「名前もないッ。それくらい昔や」         
子『歳は?』
父「どつくで!歳も無い。もうええかげんにせェよ、おまえなァ、そないに次々と
   ひっかかってたら…、ファ~… 寝る間もあらへんやないかい…」

何とか、桃太郎の話を子どもに聞かせているうちに…
子『これ、お父うはん…。ああ…寝てしもたがな。今どきの親は罪がないわい』

■桃太郎の話 [その二]
近ごろは生意気な子どもが増えておりまして、うかうかしていると、
大人でもやり込められてしまいまして…

子「お父っつぁん、桃太郎知ってるかい?」   
父『知らいでかいな…』
子「じゃ、こんなの知ってるかい。昔々、お爺さんは川へ洗濯に…」
親『へえ、じゃ昔のおとぎ話と逆やないか…、お爺さんは川へ洗濯なら、
   お婆さんは山へ芝刈りですか…』
子「そうじゃないんだ、お婆さんも川へ洗濯に行って、二人でじゃぶじゃぶ、
   じゃぶじゃぶ、洗ってたんだ…」
親『へえへえ、それから…』   
子「これでお終い」
親『お終いってね、せがれ、小噺ってのは落ちが肝心なんだよ、
その噺じゃ、落ちがないじゃありませんか…』
子「落ちないから、洗ってんだい!」

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