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人は何で評価するのか?

 ■心に残ることば「できる」

○ ロマン・ロラン
「英雄とは 自分のできることをした人だ。
  ところが凡人は そのできることをしないで、
  できもしないことを  望んでばかりいる   」                            
 
○ 松下幸之助
「でけへんでは  でけへんやないか!
  人を育てるときに一番大事なんは 
  でけへんという気持ちの人間を 
  できるという気持ちに変えることなんや。
  不可能と思う心をなくしてあげなんだら、
  人は絶対に成長せぇへんで」     
                                                     
○ 土光敏夫
「苦しければ苦しいで 貧乏なら貧乏で 
 辛抱しながら どうやって生きていくかが  大事なんだ」   
 
 
709 【心と体の健康情報】
~幸せな人生を歩むために~ 
「人は何で評価するのか?」
 
「土曜ドラマ・チャレンジド」第2週を見て…
チャレンジド…英語でchallenged「障害者」 をさします。
「神から、チャレンジという使命を与えられた人…障害者」という意になります。 人は誰しも1人では生きていけません。
障害を持つものも、そうでないものも、
 誰もが誰かを必要とし、 必要とされている
 
病で全盲になった現職教師が、教師への夢を捨てきれずに復職。
生徒たちや同僚教師たちの中で起きる様々な困難を、持ち前のひたむきな姿勢と、 たゆみない努力で、前例のない盲目の先生として教壇に立ち、成長していく感動のドラマです。
 
盲目の先生は、生徒たちに人を愛することの大切さを教え、 生徒たちとの心の交を通して、 現代の教育のあり方を問いかける… 教育とは何かを、考えさせてくれるドラマです。        NHKホームページより
 
以下、「土曜ドラマ・チャレンジド・第2週」から…
♪2年3組の担任になったが、補佐をしてくれる副担任との折り合いが悪く、 思よう授業が進められずに、 む日々…。
ある日、副担任がテストの採点を引き受け、答案用紙を自宅へ持ち帰ることになった。帰り道 通行人とぶつかり、自転車が横転…弾みで、数枚の答案用紙が、 ひらひら川の中に…
 
副担任「25枚しかありません。私…生徒の答案用紙、川に流し
     てしまいました。
     でも、点数だけは名簿に付けてあります。
     だから、大丈夫です…成績を付けるのに問題はありま
     せん」
盲目の『問題ない! それ、本気で言っているのですか…
先生  あなたにとって成績とは、テストの点数のことなんです
     か…
     あなたにとって、授業中の生徒とは、一体何なんです
     か? 
     答案用紙に書かれた、自信ありげな文字や、ためらった
     あとの消しゴムの跡を、一体どんな思いで見てたんです
     か?
     生徒との無言のコミュニケーション…
     私は、答案用紙を見ているだけで、違う風景が自然と
     い出されます。
     私は、そういうことが楽しくて、この仕事をやってまし
     た。
     それなのに、テストは点数だなんて…落とした場所に連
     れて行ってください』
 
「でも…もう」            『いいから! 連れてってください』
「この川なんですけれど…」 『諦めるのはまだ早い!』
川下を、副担任の先生と懸命に探す盲目の先生…川に入り、 何とか4枚拾い上た。
帰路、自宅に付き添った副担任…
先生の奥さんから「何のために先生にった?」と問われ、 人を育てることの喜びを知って、 先生になったことを思た。
盲目の先生から、先生のあるべき姿を教えられ、今までの教育が間違っていたこづくです。
                                       
※メルマガ707号「禅の心」より
 …人間を数値でランク付けする格差社会を、造り出してきたのです。
 本来平等であるべき個人の尊厳性を忘れ、実に貧困で浅薄な「知能指数」や
 「学力の差」という手法でもって、人間を評価してきたのです。

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