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自由に、伸び伸びと、個性豊かに(3)

■「こむらがえり」 の予防と治療
 
昨年の夏頃から、ゴルフでたっぷり汗を流した日の夜半に、
「こむらがえり」の症状が出るようになった。
医者に尋ねると、筋や血管に栄養や潤いが行き渡らなくなると出る
そうで、一番の予防は、筋肉を疲労させないことです。
 
コース移動中はカートに乗るようにし、運動前後のストレッチ体操、
筋マッサージ、発汗後の塩分補給などが予防になる。
運動の前に、クエン酸(梅干、レモン)を摂取するのもいいそうです。
 
運動中は脱水症状に気をつけ、スポーツドリンクの補給を怠らないこと。
バナナはカリウムが多いので、プレーの合い間に食べると効果がある。
 
真夜中の突然の発作…ふくらはぎが吊って、我慢できないくらい痛い。
こむらがえりが起きたら、爪先立ちしてゆっくりしゃがむと、ある程度
回復する。
漢方の芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を飲むと、数分後にケロッと
治ってしまう。軽くマッサージしたり、お風呂につかって足を暖めるのも
いい。
 
 
 
869  【心と体の健康情報】
~子育て~
「自由に、伸び伸びと、個性豊かに(3)
 
以下、日本航空学園理事長 梅沢重雄著「わが国の将来と教育」及び、 小学校校長・ 鶴野篤子著「お母さんの出番ですよ」からの抜粋です。
私たちが疑問にも思わなかった「戦後の教育」 について、その問題点を語っている。
「自由に伸び伸びと個性豊かに」を基本とした教育は、裏を返すと 「管理教育はいけない」、だから「押しつけ教育もいけない」 というふうに誤解されがちです。
「しつけ教育」とは、言葉を変えれば「押し付け教育」の一面が強いのです。
 
例えば、朝先生とすれちがうとき、”お早うございます” と挨拶しなければならないとしたとき、立ち止まって、きちんと先生の方を向いて、 おじぎをして言えなければ駄目!…それが出来るようになるまで、 ある程度の強制も入れて、何度でも繰り返しやらせていくようでなければ、 しつけにはならない。
 
「挨拶しましょう」といくら喧しく言っても、生徒の自由意志を尊重し、 生徒の個々の判断に任せ、自らその気になるのを待っていても、うまくいかないのです。
 
「何故先生に挨拶しなければならないのか?」 「何故敬語を使わなければならないのか?」 「何故明るく大きな声で挨拶しなければならないのか?」まで、きちんと教えていくのが「しつけ教育」です。
 
最初は、何故そんなことをやるのかわからない子供たちに、その意味、 目的を理解させ、自ら進んで生活習慣の中に取り込んでいくようにさせることを、 「しつける」というのです。
企業の社員教育もまた、同じではないでしょうか。
 
「家庭の掟だから」「学校の規則だから」「社内で決めたことだから」といった力で強制し、 守らせようとするのとは、意味が違うのです。
 
日本の教育現場は、人を育てることよりも、「知識・技術」 の詰め込み教育が優先される。「哲学・ 宗教・道徳」などといった、人間を育てる教科は軽視されてきました。
 
哲学・宗教が教育に含まれないということは、「意味を問う」 ことがなくなったということです。「幸福とは何だろう」「人生とは、命とは、 結婚とは何だろう」「何のために働くのか」といた意味を問い、 意味を考える機会が与えられることがないのです。
 

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