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シェールガス革命


シェールガス シェールガス-1
シェールガスを含む頁岩層にパイプ         世界のシェールガス分布図

を入れ、高水圧で人工的に割れ目を
つくり、ガスを採取する。


981 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「シェールガス革命」


原発、石油に代わる新エネルギーとして、今注目されている「シェールガス」。シェールガスという天然ガスの登場で、世界のエネルギー供給地図が一変しようとしている。


シェールガスが一般に知られるようになったのは、昨年から・・

地下100~2600メートルに眠る、岩石(シェール)の割れ目に入り込んでいる天然ガスのことです。

埋蔵量1位は北米で8.200兆立方、2位は中国、6.500兆立方、

3位はラテンアメリカと太平洋諸国、そして中東・北アフリカがそれぞれ3.400兆立方と続く。

全世界の推定総埋蔵量は1京6000兆立方、その20%が抽出可能だという。

日本では、紀伊半島沖にガス層があることが確認されたが、地質年代が新しく、現時点でのシェールガスの商業生産は期待薄・・埋蔵量はゼロの状態のままである。

その存在は、古くから知られていたが、数年前、強い圧力の水で、岩石に大きな割れ目を作り、ガスを取り出す技術が米国で開発された。


09年には、米国はロシアを抜いて、世界一の天然ガス生産国に返り咲いた。原油と天然ガスの輸入国だった米国が、シェールガスによって、逆に天然ガスを輸出する国になり、25年後には2009年の輸出量の2.5倍になり、米貿易収支の悪化にブレーキをかけてくれるだろうと言われている。

米国の外交専門誌「フォーリンポリシー9月号」には、「さらばOPEC」と題して、2020年までに、中東から北米に世界のエネルギー供給の中心が移行する旨の論文を掲載している。


「シェールガス」の可能採掘年数は400年。つい最近まで・・既存の採掘可能「天然ガス」埋蔵量は60年で、早晩枯渇するとみられていただけに・・人類には嬉しいニュースである。

                                                                             エコノミスト9月増刊号より

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