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後始末に徹する

心戒十訓


1.  人を大切にする人は、人から大切にされる

2.  人間関係は、相手の長所と付き合うものだ

3.  何をしてもらうかより、何を人にできるかを考える


4.  仕事では頭を使い、人との交わりは心を使え

5.  挨拶はされるより、する方になれ

6.  仕事は言われてするものではなく、求めてするものだ


7.  "分かった"だけが勉強ではない、"できる"ことが勉強だ

8.  美人より美心

9.  言葉で語るな、心で語れ

10.  良い人生は、良い準備から始まる



1009 【心と体の健康】
~幸せな人生~ 「後始末に徹する」


子どもの学校給食費の未納、病院の治療費の未払、生活保護費の不正受給など、市や学校、病院の運営に支障をきたす問題が生じている。何れも、支払能力があるのに・・日本人の心に培われてきた社会人としての倫理観が今、失われつつある。

「今週の倫理」556号では、その問題を取り上げています…

昔から日本には、「立つ鳥跡を濁さず」「有終の美を飾る」「終わりよければすべてよし」など、物事の締めっくくりの肝要さを述べた諺が沢山あります。

後始末が出来る出来ないで、栄光から挫折へと転落する人もいれば、挫折から這い上がって、栄光をつかむ人もいます。
中でも「金銭の後始末」がきちんと出来ない人は、世間の信頼を失い、人間失格の烙印を押されてしまいます。


太平洋戦争といえば、連合艦隊司令長官・山本五十六元帥の名前が浮かんでくる…五十六は、幼少の頃から非常に頭が良く、小学校は首席で通した。
しかし家庭は貧しく、進学を断念せざるを得なかった。

そんな時、担任の先生から「旧長岡藩に学費の貸与制度があるが、活用してはどうか」との誘いがあって、進学の道が開けたのです。


その後、海軍大学を優秀な成績で卒業し、海軍少尉になった。
任官の後、山本元帥は、初任給を貰った時から、毎月、一度も滞ることなく、長岡社に返済し続けた。更に、完済した後も、戦死するまでの間、毎月戦場から送金し続けたのです。


元帥のように、借りた金を返すのは当然のこととはいえ、現代社会において、金銭の後始末が出来ない人が、数多く見られるのは、嘆かわしいことです。

平成21年には、独立行政法人・日本学生支援機構が、約118万人の学生に奨学金を貸与している。全学生の3人に1人が奨学金のお世話になっている。

奨学金の返還状況を見ると、平成21年度中に返還すへき額3.983億円に対し、約2割の797億円が未返還になっている。延滞者は約34万人…TVニュース特集にも取り上げられ、社会問題になっている。


奨学金は、卒業後速やかに返還するのが原則・・返還が滞った分、後輩の奨学金支給に支障をきたすことになる。

返還能力がありながら、返済の意思を示さない卒業生も多く、再三督促状を送付しているが、回収ははかばかしくないという。

山本五十六元帥を見習うべきでしょう・・。

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