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歴史から学ぶ「永遠0を観賞して」

靖国参拝に思うこと

12月27日、首相の突然の靖国参拝には

驚かされた・・小泉首相以来だという。


翌日の朝刊・・読売と産経は「国民との約束を
果たした。平和維持に妥当」と論評。

朝日や中日は全く正反対で、アメリカ国務省

は「失望した」、「韓国・中国との関係は悪化」
と批判一色。

隣国の動向がやたら気になる日本のマスコミ

・・日本の弱体化をもくろむ、中・韓の思うつぼ
です。

TV朝日の「朝まで生テレビ」の国民意識調査

では支持71%。ヤフーの調査では八割が妥

当と回答している。

多くの新聞は、「靖国参拝=よくない」を前提

にして記事を書いている・・私の思い込みでし
ょうが、 この意識のズレは何なんでしょう・・



1137 【吉村外喜雄のなんだかんだ 】

~歴史から学ぶ~「永遠0を観賞して」

 

12月31日阿部首相は「永遠の」を鑑賞した。上映後、記者団から
感想を求められ、「感動しました」と、感極まった様子だったという。
何故、あれほど生きることの大切さを訴えていた祖父が、自ら特攻に

志願し、死んでいったのか・・映画「永遠の」で問われたテーマです。


「特攻に志願した日本の若者も、自爆テロで死んだイスラム原理主義者も同じだ・・洗脳されてやったんだろう」 と、現代の若者たちは、単純に結論づける。

太平洋戦争末期、特攻に志願し死んでいった四千数百名の青年たち・・映画「永遠」では、そんな青年たちの一面を追っていく。
「あと十年もしたら、戦争を知る世代がいなくなってしまう」・・ そんな危機感もあって、古老たちが過去を語り始める。

終戦から今日までの間、決して忘れることなく、心の奥底に仕舞い込んで、家族にも語ったことのない戦争体験を、初めて明らかにする・・。
後世に語り継いでいかなければならない貴重な戦争体験が、映画の中で語られる。

映画に登場する母親は、真珠湾攻撃直後に生まれた・・
私も、真珠湾攻撃の一か月前に生まれている。
私の戦中戦後の記憶と、物語の母親が重なり合って・・ 幼児期の記憶が鮮明によみがえってくる。

「日本の歴史認識に大きな問題がある」と、韓国の朴大統領は日本を非難する・・朴氏だけでなく、日本人の多くは、戦前から戦中、当時の日本と朝鮮の関係がどうだったのか・・正しく認識する者は少ない。


「日本は朝鮮を侵略し、植民地支配した悪い国」という表面的な観念で、「植民地支配=悪いことで、やってはいけないこと」と・・
神風特攻に対する認識と同様、単純に結論づけてはいないだろうか。


本当に日本は半世紀にわたって、朝鮮で、朝鮮人の恨みを買うような悪いことをしてきたのか?
どんな悪いことをしたというのか?
さっぱり分からない・・ 近代史が数ページ抜け落ちてしまっている。


韓国政府は、「従軍慰安婦」をことさら問題にし、日本に謝罪を求める。ふと?疑問に思うのは、この一点以外に、日本が朝鮮で悪事を働いた事実が、どこからもから聞こえてこない。


同時代、台湾と韓国は日本の統治下に置かれていた。
台湾も朝鮮も、統治のあり方に違いはなかったはず・・なのにどうして?

終戦後独立した台湾は、戦後いの一番に戦争賠償請求を放棄し、

インドと共に日本の独立を支持し、戦勝国に働きかけている・・
韓国とは正反対の親日国です。

 

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