« 日本人の味覚 | メイン | 日本食ブームの課題 »

日本人に根ざす自虐肯定

首相参拝で米「失望」と騒いだのは・・


安倍首相の靖国参拝に、中・韓両国の反発は

予想通りだが、米オバマ政権が「失望してい
る」との報に・・日本のマスコミが騒いだ


正しくは「心外」と訳すべきで、遺憾とか抗
議を意味する声明ではなかったと国務省。

世界200カ国で、2カ国だけが遺憾を表し
、2~3カ国がやや非難めいた声明を出した
だ け。

首相の平和祈願を評価する国が数十カ国あっ

たことを無視しておいて、一体何が外交問題

なのか。

誇りや自信を喪失した、日本人特有
の ”自虐
意識”の表れに他ならない 
                                        (産経ニュース)

直後、賛同した国民は70%を超えた。

其の後、TV新聞で繰り返される非難報道で
、 国民の賛同者が約45%に落ちた。

マスコミは、民意を右にも左にも誘導してし

まう・・中立で正しい報道であってほしい。



1145 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
~日本人のアイデンティティ~
「日本人に根ざす自虐肯定」


怨念に近い反日の背景に、韓国人特有の感情である「(はん)」の存在を指摘する。「恨」とは、韓国民衆の2000年に及ぶ被抑圧の歴史が培った、苦難・孤立・絶望の集合的感情(広辞苑)を意味する。

韓国人は「相手に恨みがある」ということを、機会あるたびに言いたがる。「嘆きや恨み」を行動のエネルギー源にしようとする思考があるのです・・「日本にやられた!」と言うことで、力が湧いてくるのです。


1月19日の自民党大会で、日本人の「自虐史観」が取り上げられた。
「大東亜戦争で日本は、隣国の韓国や中国を始め、東南アジアの諸国に残虐非道な行為をした」と、多くの日本人が自虐史観に囚われ、日本人としての自信や誇りを持てなくなっているのです。


また、日本人には特有の「自虐肯定」の感情がある・・誰かが欠点を指摘されると、反面教師として反省の材料にするのではなく、「それみたことか」と悦ぶ気持ちが働くのです・・「島国根性」と揶揄される、日本人特有の感情思考である。


このとき、肝心の自分だけは例外と勝手に決め込み、自分以外の人たちへの批判だと、思い込んでいる。

反対に褒められると、自分も含めて得意になる・・こんな身勝手な矛盾に気づかない限り、日本人は永遠に自分を知らないまま、不幸を背負っていくことになる。


もう一つ日本人の根底にあるのが、明治以来の「欧米に対する劣等意識」。
非欧米的な形のものは何でも、価値の低いもの・・
従って、日本特有とか、昔からのしきたり・伝統は、おおかた前近代的で、価値の低いものと錯覚し、捨て去ろうとする傾向がある。


オードリー・ヘップバーンやポール・ニューマンのような、西欧の女性や男性に憧れるのはコンプレックス・・これも、西洋人と比較した
劣等意識の表れでしょう・・

価値観を比較するとき、日本の風土、歴史、体系、世界観など一切を無視して、欧米崇拝思考でモノを観るのは、行き過ぎと言わざるを得ない。


                                                                           樋口清之著「梅干と日本刀」

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.noevir-hk.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1790

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ひとつ前の投稿は「日本人の味覚」です。

次の投稿は「日本食ブームの課題」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36