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靖国参拝を考える

竹島や尖閣の領有権で揺れる日・中・韓の
関係。
中・韓は狩猟民族的発想で、たとえ日本との

関係が悪化しようと、自国の利益を優先し、

勝ちを得ようとするだろう。


}靖国参拝を批判する中・韓に・・
「日本は死者にまでムチ打つ感情はない。
  よその国の干渉は受けぬ」
ときっぱり言い切れるといいのですが・・


日本政府の対応といえば「波風を立てないよ

うに、だんまり」・・何も主張せず曖昧なまま。

あくまで調和を優先し、相手国への気配りを
怠らない・・極めて日本的・・独りよがりな外交
です。



1152 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「靖国参拝を考える」


日本の首相が靖国神社を参拝するたびに、なぜ大騒ぎするのだろう。

日本は、様々な宗教がごく自然に生活の中に溶け込み、共存している多神教の国です。

靖国神社は、大罪を犯した戦犯だけでなく、明治以降の戦争で、国のために命を捧げた国民が、地位や身分、宗教に関係なく、等しく祀られている神社です。


どんな悪人であれ、死後はみな”仏”になる・・仏になった人を侮辱したり辱めたりしないのが、日本の伝統文化・習俗です。

今回安倍首相は、靖国神社に参拝し、国に命を捧げた先人たちの霊にこうべを垂れ、不戦の誓いをしたという。

国の元首の行為として非難されることは何もない。

一国の首相が戦没者を追悼するために、いつどんな形で参拝するか・・といった問題は、本来、その国の伝統や慣習に基づく国内問題であり、他国からとやかく言われる筋合いではない(読売新聞社説)。


野党・マスコミは、首相は戦争犯罪人の霊が祀られた神社をお詣りした・・と批判するが、政府与党の足を引っ張るための政争の具にするなら、そうした行為こそ国益を損なうことになる。


靖国参拝が、中国や韓国など、近隣諸国との紛争の種になって久しい。 戦後、政府の要人が靖国神社を参拝して、戦没者の御霊をお参りするのは、恒例の習わしだった。


中・韓が問題にするようになったのは、中曽根総理以降である・・
田中・周恩来時代の日中関係は良好だった。

1989年の民主化を求める天安門事件以降、中国共産党は政権基盤を強化するために、愛国教育を重視するようになった。
国民の不満のはけ口を国外、日本に向けさせるようにしたのです。


また、当時の日本の野党・・こともあろうに、政府を痛めつける手段として、中・韓両政府に裏から工作し、たきつけたことがコトの始まりとされる。

以降、日本の歴代の総理は、靖国参拝を踏み絵にされ、日本を非難誹謗する、格好の材料にされてきたのです。


西欧や中国・韓国社会では、大罪を犯した人間への恨みは、死んだ後も変わることがない・・墓を見つけ出したら、暴いてでも恨みを晴らそうとする。
日本の宗教・文化を理解しようとしない中国や韓国・・参拝報道のたびに怒りをあらわにする。

そうした中韓の外交戦略に乗せられて、騒ぐ日本のマスコミ・・
「あれだけ問題にするのだから、相手国の言い分を聞いて譲歩すれば、事が丸く収まるだろう」と考える・・そうだろうか?

「先祖が犯した罪は、子々孫々まで償わなければならない」という考え方の中・韓の国民性・・西欧とイスラムも、そうした過去の怨念を引きずって対立している。


過去の怨念を晴らそうとするエネルギーの強さは、「起きてしまったことを、いつまでもくよくよ悔やんでいても仕方がない」と過去をさらりと水に流し、明日に生きようとする日本人には、考えられないことです。


靖国問題を譲歩して謝ったら、次は尖閣問題、教科書と、どこまでも日本に難題をぶつけ、譲歩を求めてくるだろう・・それが、中韓両国の対日戦略であり、国益になるのです。


大戦後のどさくさに紛れて、他民族国家、内モンゴルやチベットを武力で併合した中国の中華・覇権主義・・今もスキあらばと、台湾など四方をうかがい、周辺国とのトラブルが絶えない。


許されないそうした行為も、国際社会では大国の論理としてまかり通る。

そんな覇権国家のごり押しを追及し、反撃できない日本政府・・
中・韓の言い分に同調して、政府批判を繰り返す野党・マスコミの姿勢・・ それが日本人の弱さ、甘さでしょうか。

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