« 2014年05月 | メイン | 2014年07月 »

2014年06月 アーカイブ

2014年06月02日

パラオに潜る(2)

152 133

123 146

1181 「吉村外喜雄のなんだかんだ」

「パラオに潜る(2)」

ロックアイランドの豪快な地形、抜群の透明度、豊富なサンゴ、
大小群れをなして泳ぐダイビングポイントと、ダイバーの聖地
パラオの魅力は尽きることがない。

                      パラオの島       
私は、二十数年前の1990年前後に2度、パラオに潜っている。
1994年以降約10年間、大阪の研修に時間を割いたため、スキューバダイビングはお休みした。 2004年十年ぶりに、禁煙をした見返りに復活・・ その時
、最初に出かけたのがパラオだった。


胸ふくらませ、十数年ぶりに潜ったパラオの海だったが、期待は裏切られた。
海底は死滅したサンゴで真っ白・・ まるで、生き物のいない枯れ山のよう・・熱帯魚も回遊魚もいない死の海になっていた。

1997年から98にかけて、大平洋一帯で海水温が上昇し、サンゴが死滅してしまったのです。大規模な白化現象により、サンゴ礁が受けたダメージは大きかった。

海流など、自然現象が多様なパラオ・・影響を受けない場所も多く、
サンゴの回復は意外に早かった。


今回私が潜った海水温は30度・・例年より水温が高く、このような日が続くようだと、サンゴへの影響が心配される。

加えて、パラオの世界遺産登録で人気が増し、増え続ける観光客と宿泊施設・・人為的環境破壊によるダメージで、沖縄の二の舞にならなければよいのですが・・。

2014年06月05日

賢者・名言の智恵 「伊達正宗」

グッドウイル・グループ十訓

1.お客の立場にたって、究極の満足を与え
  よ

2.夢と志を持ち、常にチャレンジせよ

3.困難の先に栄光がある、逆境を乗り越え
    よ

4.物事の本質を見抜け、雑音に動じるな

5.原因があるから結果がある、公正に判断
    せよ

6.積極果敢に攻めよ、守りは負けの始まり
    なり

7.スピードは力なり、変化をチャンスと思
    え

8.自信を持て、謙虚さと思いやりを持て

9.笑顔と共に明るくあれ

10.正しくないことをするな、常に正しい
   
方を選べ


1182 【心と体の健康】

~賢者・名言の智恵~ 「伊達正宗」


1987年放映のNHK大河ドラマ「独眼竜正宗」を、土曜の夕方6時からBSで再放送している。 主演は渡辺謙で、北大路欣也、岩下志麻、勝慎太郎などの豪華俳優が熱演している。

■伊達正宗の名言

「大事の義は 人に談合せず 一心に究めたるがよし」
重要なことは、他人に相談して決断してもらうのではなく、

自らの意志で決断すべきである。

※正宗が、自らの人生を振返り、家臣に語ったとされる。


「物事 小事より大事は発(は)るものなり」

問題は、小さなことから始まって、大きくなるものである。

油断してはならない。

※北海道JRの度重なる不始末がそう・・


「まともではない人間の相手を まともにすることはない」

奥羽の伊達に、秀吉から朝鮮出兵の通達が届いた。
正宗は、この戦いがうまくいくとは思っていなかった。

しかし、太閤の命には逆らえない・・正宗は一計を案じた。


足軽は、真っ黒な具足に、片面銀・片面赤の刀、騎馬武者は、

黄金造りの2mを超える大小刀、槍隊には、三角錐のトンガリ

帽子をかぶせた。


あまりの常識破りの軍装に、家臣は「正気の沙汰ではありません」
と、
とがめる・・しかし正宗は
「朝鮮に出兵すること自体、正気の沙汰ではない。
相手が正気でない以上、こちらがまともではバカをみる」

正宗は、命じられた倍の人数で上洛した。


やってきた伊達の軍装に、秀吉はいたく気に入り、自らの親衛隊と
して、国内待機を命じた・・すべて、正宗の思惑通りになったのです。

2014年06月08日

歴史から学ぶ 「家康が幕府を江戸に開いたわけ」

江戸地割での逸話


江戸を難攻不落の都にすべく、家康が計画を

練って、毎日江戸周辺の地割をしていたある

日の夕方、甲州街道の入り口四谷まで来た

時のこと・・

家康はお供の内藤駿河守に・・
「そちはよく働いたから、その方にも好きな

だけ土地をとらす」

内藤、しからばと馬に飛び乗り・・
『この馬で駆け巡った範囲をいただきたい』

「面白い・・望みにまかす」

内藤は広い範囲を必死に走った・・
走り過ぎて、馬が倒れ死んでしまった。

今日、新宿御苑の近くに馬の塚が現存してい

る。

当時二万五千石の小大名の内藤・・
広大な新宿の土地を下屋敷にしたばかりに、
後々維持管理に苦労することになる。

                                         梅干と日本刀



1183 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
~歴史から学ぶ~

「家康が幕府を江戸に開いたわけ」


家康が、関八州四百万国を豊臣秀吉からもらったとき、居城を定める候補地は三か所あった。かっての政治の中心であった鎌倉・・それに秀吉に滅ぼされた小田原・・そして当時まだ未開地だった江戸。


太田道灌が江戸城を築いた後、荒れるにまかせていた江戸・・その地を居城にすることを決めた理由は・・小田原は、箱根の山がすぐ後ろに迫っていて土地が狭く、港も小さい。鎌倉は狭いうえに、大きな河川がない。

対する江戸は、広大な関東平野の扇の要にあり、前は海で、横には隅田川という大きな河がある。

河川があって、海に面して港があり、後背地が広いというのは、ロンドンのように、世界の大都市に共通することで、大都市の立地条件にピッタリだったのです。

江戸を選んだということは、将来の天下国家を計算してのことだったのです。

秀吉が没する8年前の1590年、江戸入りした家康は、江戸の都市計画を考えるため、江戸周辺を調査して歩いた。

テーマは「難攻不落の都」・・その構想に従って、大名・社寺・旗本・町人たちの地割をした。


最も家康が心をくだいたのは、江戸に入る五街道・・それぞれの街道の出入り口を、有力大名で押さえることにした。

中山道は前田家、日光街道は水戸家、甲州街道は家康の側近内藤家、水戸街道は伊達家、そして東海道は毛利家である。


                                                                                    梅干と日本刀

2014年06月12日

賢者の名言 「伊達正宗の五常訓(処世術)」

伊達正宗の五常訓(処世術)


仁に過ぎれば 弱くなる

(人を大切にし過ぎれば、相手のためになりませんよ)

義に過ぎれば 固くなる

(正義わ振りかざすと、融通がきかなくなりますよ)

礼に過ぎれば へつらいとなる

(礼儀正しさも過ぎれば、相手に対する嫌味になりますよ)

智に過ぎれば 嘘をつく

(頭が良すぎると 平気で嘘をつくようになる)

信に過ぎれば 損をする

(他人を信じ過ぎると 損をしますよ)



1184 【心と体の健康】 ~賢者・名言の智恵~

「伊達正宗の五常訓(処世術)」


世渡り上手・・伊達正宗の「五条訓」の言葉の根底にあるのは「仁義礼智信」で、儒教の基本的な”五つの徳目「五常」”を言います。


五常は、孔子が「仁と礼」を説いた後、孟子が「仁義礼智」の四つを説きました。
その後、漢の蕫仲舒(とうちゅうじょ)が、これに「信」を加えて、
「五常」になったの
です。


この伊達正宗の五常の遺訓を、わかりやすく現代語にすると・・

仁・・人を大切に思うことは大事だが、行き過ぎると他人の為にも、
       自分為にも
ならない。
義・・正義や筋を通すことは大切だが、そればかりに縛られると、物事
      に
柔軟に対応できず、融通がきかなくなる。

礼・・礼を尽くすことは大事だが、礼ばかりに気を使うこと、また行き過 
       ぎた礼は、相手に対して逆に失礼で、嫌味になる。

智・・頭でっかちになり、机上の浅知恵を
信じていると、結果として嘘を 
       ついたり、策に溺れることになる。

信・・何でもかんでも、他人の言うことを信じ、それに振り回されている
       と、損をしてしまうことになる。


「気ながく心穏やかにして よろず倹約を用い 金を備うべし

  倹約の仕方は 不自由を忍ぶにあり

  この世に客に来たと思えば 何の苦もなし

  朝夕の食事は うまからずとも誉めて食うべし

  元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい

  今日の行くおくり、子孫兄弟によく挨拶して、 
  娑婆のおいとま
申するがよし                     」

『もっと気分を楽にして、素直になって、穏やかにし、この世に”お客さん”になって生まれて来たと考えれば、何も苦しいことはない。

人は生まれることで初めて、この世に生きているのであり、死ぬことでこの世とは別れて、再び旅立つのだから・・

つまり、この世にお客さんとして生まれて来たことにする・・。

毎日食べる食事は、粗末であっても、おいしくなくても、この世に客として

招かれているのだから、そもそも文句など言えるはずがない。
感謝の気持ちを持って、ありがたくいただくべきである。


間もなく、私はこの世を離れていくが、子や孫や兄弟に「ありがとう・・

おまえたちも頑張れよ」と声をかけて、旅立っていくのが幸せである  』

2014年06月16日

憲法九条を考える

ノーベル委員会へ送ったメッセージ


ノルウェー・ノーベル委員会 御中


日本国憲法は前文から始まり、特に第九条に
より徹底した戦争放棄を定めた、国際平和主
義の憲法です。
第九条は、日本国が戦争できないように、
日本国政府に歯止めをかける大切な働きを
しています。
この憲法第九条の存在は、日本のみならず、
世界平和実現の希望です。
しかし今、この日本国憲法が改憲の危機に

さらされています。
世界各国に平和憲法を広めるために、どうか
この尊い平和主義の日本国憲法、特に第九条
を今まで保持している日本国民に、ノーベル

平和賞を授与してください。



1185 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「憲法九条を考える」


「憲法九条を保持している日本国民に、ノーベル平和賞を」

一週間前、ノーベル平和賞受賞を働きかける運動に、2人の自民党議員が署名し、慌てて撤回するという騒ぎがあった。


神奈川県に住む主婦・鷹巣直美さんは、「戦争は嫌」という純粋な願いから、ノーベル委員会へメッセージを送り続けた。
彼女の願いは二万五千人の署名へと広がっていった・・
そして今年 4月、ノーベル平和賞の候補に正式受理されたのです。


政治や憲法にまったく関心がなく、平和活動に無関心だった鷹巣さんが、二十歳過ぎのときオーストラリアに留学・・
その時、スーダンからの「難民」に触れ合う機会があった。

戦闘に巻き込まれ、家族は離散・・命からがら逃れてきた難民たちの悲惨な状況を知って、強い衝撃を受けた。

帰国後結婚・・子どもが生まれ、日本が平和であることの有難さを痛切に感じるようになり、憲法九条の大切さに気づかされたのです。


世界でただ一つの平和憲法、第九条を保有する日本。
憲法を学びたいと市役所を尋ねたら、「総務省に行ってください」と言う・・総務省に尋ねたら、「無いので本屋で買って下さい」と言われた。


国会で、憲法の解釈を変えようとしているこんな大事なときに、私たち国民の関心度は低い・・ 憲法では「主権者は国民」とうたいながら、議論を戦わす土俵がない。

憲法九条には、「二度とあのような痛ましい犠牲者を出してはならない・・2度と戦争をしない」との深い願いが込められている。


大平洋戦争で、ほとんどの国民は身内を失い、家を焼かれている。
「戦争してはいけない」・・そんな願いが七十年近く、憲法を変えることなく今に受け継がれてしるのです。


残酷な戦争を体験した、日本人の悲しみの声から生まれた「憲法九条」・・未来永劫日本が平和であるためには、私たちは「九条」にどう向き合えばいいのか?

2014年06月19日

集団的自衛権(賛成の意見)

■「集団的自衛権」とは
自国が攻撃を受けていなくても、自国と同盟

を結んでいる国が攻撃を受けた場合に、

同盟国と共に、又は同盟国に代わって反撃

する権利を指します。


この権利は国際法で認められていて、すべて

の国が保有する権利ですので、日本も保有で

きます。しかし、日本国憲法では認められてい

ません。

■「個別的自衛権」とは

自国が攻撃を受けた時に反撃する権利をいい

ます。この権利は日本国憲法でも、国際法上

でも認められています。



1188 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「集団的自衛権(賛成の意見)」


[賛 成] 日経新聞、読売新聞、産経新聞

<読売新聞>
近年、東アジアの安全保障情勢は、急速に悪化している。
日本の平和を確保するには、集団的自衛権の行使を可能にし、
日米同盟や国際連携を強化する必要があります。
そのためには、時間がかかる憲法改正に先立って、憲法の解釈を
見直すことが”現実的”です。


・偽装漁民による離島占拠のような、有事に至る前の自衛隊の武器
使用を、法的に整備する必要があります。

・集団的自衛権は、国際法上どの国にも認められています。
この権利を行使できないと、周辺国の軍備に対抗できず、自国の安全が脅かされ、かえって戦争に巻き込まれてしまいます。


・一国平和主義に拘り、アジアや世界の平和と安定に背を向けたままでいいのだろうか・・安倍首相が掲げる「積極的平和主義」を具体化するには、憲法解釈の見直しが欠かせません。

・「集団的自衛権を有するが、行使できない」との憲法解釈を改めれば、「米国は日本を守る義務があるが、日本は米国を守らない」という
非対称の同盟を是正する第一歩になります。


・集団的自衛権の行使が可能になれば、日米同盟や国際連携の強化になり、中国の海洋進出や北朝鮮の挑発に対する抑止力になります。


<日経新聞>

・憲法の制約を理由に、日本の防衛義務を負う米軍への攻撃を傍観すれば、日米同盟が破綻し、人道的にも国際的に非難される。


・集団的自衛権の適用範囲や行使に際しての手続き、国会の関与などについて、法律で明確に定めて歯止めをもたせるのは当然です。

2014年06月22日

集団的自衛権(反対の意見)

竹田研究会・竹田恒泰


憲法は、国民ひとり1人が幸せになるための
道具です。

未来の日本に役立つ内容か、不都合だから変

えた方がいいのか・・常に批判的な目で眺める

ことが大切です。
九条護持と声を上げているだけでは、

考える力をそいでしまいます。


一方改憲派の人たちの中に、「押し付け憲法
だから」との感覚から、壊すことだけに目が
いっている。
私は、原則をしっかり守っていくために、
どのように変えていくべきかを考えます。
議論の結果すべて守るとなっても、それでも

いいでしょう・・。

九条は見直すべきだと思います。

集団的自衛権も、現行の曖昧なままでは、

なし崩しに戦争に加担することが起こりうる。

原則を憲法に書くべきです。



1187 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「集団的自衛権(反対の意見)」


[反 対] 朝日新聞、毎日新聞、中日新聞
<毎日新聞>
・長年の論議の積み重ねの結果である憲法解釈の変更は慎重である
  べき。
  政治的環境の変化を理由に、解釈変更を行うのは違和感がある。
・集団的自衛権行使を容認するよう憲法解釈を変更するとしても、
  憲法による歯止めは必要。
・海外の紛争地域に軍を派遣することになれば、日本の役割や影響 
  力
は変容し、過去に築いてきた国際的な信頼や地位を失うことになり
  かねない。

・歴史認識の問題で、国際社会の懸念を払拭できないまま、集団的
  自衛権の行使容認に踏み切ることは、地域の緊張をかえって高め、
  国際的理解が得られないのでは・・と懸念する。


・自衛隊と共同行動している米軍が攻撃を受けた場合、これらは
  個的自衛権の延長線上で対応できると考える。

  日本有事ならば、自衛隊は個別的自衛権の範囲で対応できるし、
  そうでなくても、米軍自身で自らを守る態勢ができているはず。


<朝日新聞>
・憲法九条のもと、必要最小限の自衛権しか行使できないという、
  戦後日本の防衛政策の基軸を守れ。
・自衛隊が米軍を守るべき状況だとしても、集団的自衛権の行使は
  必要ない。

・憲法解釈を見直してでも対応するほどの緊急性があるとは思えない。

・イラク戦争の反省もないままに、集団的自衛権の行使容認を訴える
  のは・・無責任。

2014年06月26日

賢者の名言「家康が残した人生訓」

一流と超一流の違い

「プロになりたいのなら 百回やれ!」

  一流になりたいのなら 五百回やれ!
  超一流になりたいのなら 千回やれ!」


※ゴルフや野球の素振りの練習などで
   よく使われる言葉です。


有能なリーダー

「一頭の狼に率いられた
                       百頭の羊の群れは

  一頭の羊に率いられた
                  百頭の狼の群れに勝る」


                             ナポレオン・ボナパルト



1188 【心と体の健康 】
~賢者の名言~ 「家康が残した人生訓」


幼い頃人質にとられ、気配りと苦労を強いられて育った家康・・
様々な体験から多くを学び、忍耐強く”滑稽”と言われるほどの慎重さ、冷静に物事を分析する力を身につけていった。


戦国時代の最後に天下統一を成し遂げた家康だが、その道のりは長く、失敗も数多く経験した。
そこから生まれた家康の遺訓・・


人の一生は 重き荷を背負いて   遠き道を行くがごとし
  急ぐべからず      
不自由を常とおもへば不足なし
  心に望み起こらば   困窮したるときを思い出すべし


人の上に立ちながら決して慢心せず、諌める家臣を疎んじることなく
謙虚に耳を傾け、主従の結束力を固める努力を怠らなかった。


「己を攻めても  人を攻めるな」
「最も多くの人間を喜ばせた者が  最も多く栄えるものじゃ」
「怒ったときには  百雷の落ちるように怒れ」

「大事を成し遂げようとするとき   本筋以外のことは荒立てず
  なるべく穏便にすませることだ」

「戦いでは強い者が勝つ・・辛抱の強い者が」

「多勢は勢いをたのみ   少数は一つの心に働く」
「いさめてくれる部下は   一番槍をする勇士より値打ちがある」
「人は負けることを知りて   人より勝れり」


「道理に於いて   勝たせたいと思う方に   勝たすがよし」
「決断は   実のところそんなに難しいことではない。
  難しいのは   その前の熟慮である」
「いくら考えてもどうにもならぬときは   四辻に立って
  杖の倒れた方へ歩む」


「滅びる原因は外になく   自らの内にある」
「得意絶頂の時ほど   隙が生まれる」

「堪忍は無事長久の基   怒りは敵と思へ」
「及ばざるは   過ぎたるに勝れり」
「勝つことばかり知りて   負けることを知らざれば   其の害身に至る」

************************************************************************
過去を振返ると、この教訓にあるような、苦い経験が
何度かあつた。
今の時代、つい忘れてしまいがちな物事の本質・真理を説いている・・
人生の心得として、学んでおきたい人生訓です。

2014年06月30日

歴史から学ぶ 「家康の都市計画」

家康自慢の宝物は?

徳川家康には、多くの優れた部下がいた。
特に、三河の時代から仕えてきた
「三河武士団」の強さは広く知られている。


関白秀吉は、諸大名を前に自ら所持する
宝物を自慢し、家康公にも「貴殿はどんな
宝物を所持しているのか?」と尋ねた。
家康は答えて・・
「私は田舎者ゆえ、自慢に値する秘蔵の品
など持ちあわせておりません。
ただ配下には、私のために命をかけてくれる

武士が、500騎ばかりおります・・」


秀吉は、二の句がつけなかったという。



1189 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
~歴史から学ぶ~ 「家康の都市計画」


難攻不落の都づくりに取り組んだ家康・・江戸につながる五街道の出入り口に、有力大名の下屋敷を地割し、まず江戸の守りを大名に任せることから始めた。

次いで、神社・仏閣を江戸城防衛計画に沿って配置していった。
まず東海道から攻め上がってくる敵への防衛拠点に「増上寺」を・・
増上寺は当時、所領一万石、関東浄土宗の総本山で、江戸幕府の菩提寺である。

上野には、天台宗の関東総本山「寛永寺」を・・上野は奥州と水戸街道の要所で、東北の敵に対する要の場所になる。

両寺はしっくい壁を塗り、屋根には瓦を葺いて、城郭と同じ備えを持たせた。

将来の人口の増加に備え、道路、防火、防災などのインフラ整備。
そして、食糧と飲料水の確保が重要になってくる。

江戸建設のための大量の物資、食糧や生活必需品をどうやって運搬するか?

陸路の運搬には限界がある・・そこで、港を整備し、江戸市中に人工の運河「堀川」を造ることで解決した。

堀川は、江戸市中への物資供給動脈として、重要な機能を果たした。


江戸庶民は、水路を猪牙舟(ちょうきぶね)という交通手段で往来した。

また堀川は、大火の時に類焼を食い止め、消化用水として、防災に大きな役割を果たした。

都市の人口増大で、最も重要な「飲料水」の確保にも抜かりがなかった。

家康が江戸入りする一か月前に、水源地が確保できるか、調査させている。水源地から、江戸市中に上水道を引いた・・「神田上水」「玉川上水」などが知られる。
神田上水は神田川を横切ったことから、「水道橋」という地名が生まれ、地下に敷設した長さは、6、5キロに及んだ。
その後、玉川から引いた玉川上水は、全長43キロに及び、2年がかりで完成した。
このようにして、江戸市中の飲用水が確保され、都のインフラを整えていったのです。

                                                                                           梅干と日本刀

メルマガ購読受付

このブログの記事をメルマガで定期的にお届け致します。

メルマガ購読のお申し込みはこちら >>

About 2014年06月

2014年06月にブログ「吉村外喜雄のなんだかんだ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2014年05月です。

次のアーカイブは2014年07月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36