« 賢者の名言 「伊達正宗の五常訓(処世術)」 | メイン | 集団的自衛権(賛成の意見) »

憲法九条を考える

ノーベル委員会へ送ったメッセージ


ノルウェー・ノーベル委員会 御中


日本国憲法は前文から始まり、特に第九条に
より徹底した戦争放棄を定めた、国際平和主
義の憲法です。
第九条は、日本国が戦争できないように、
日本国政府に歯止めをかける大切な働きを
しています。
この憲法第九条の存在は、日本のみならず、
世界平和実現の希望です。
しかし今、この日本国憲法が改憲の危機に

さらされています。
世界各国に平和憲法を広めるために、どうか
この尊い平和主義の日本国憲法、特に第九条
を今まで保持している日本国民に、ノーベル

平和賞を授与してください。



1185 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「憲法九条を考える」


「憲法九条を保持している日本国民に、ノーベル平和賞を」

一週間前、ノーベル平和賞受賞を働きかける運動に、2人の自民党議員が署名し、慌てて撤回するという騒ぎがあった。


神奈川県に住む主婦・鷹巣直美さんは、「戦争は嫌」という純粋な願いから、ノーベル委員会へメッセージを送り続けた。
彼女の願いは二万五千人の署名へと広がっていった・・
そして今年 4月、ノーベル平和賞の候補に正式受理されたのです。


政治や憲法にまったく関心がなく、平和活動に無関心だった鷹巣さんが、二十歳過ぎのときオーストラリアに留学・・
その時、スーダンからの「難民」に触れ合う機会があった。

戦闘に巻き込まれ、家族は離散・・命からがら逃れてきた難民たちの悲惨な状況を知って、強い衝撃を受けた。

帰国後結婚・・子どもが生まれ、日本が平和であることの有難さを痛切に感じるようになり、憲法九条の大切さに気づかされたのです。


世界でただ一つの平和憲法、第九条を保有する日本。
憲法を学びたいと市役所を尋ねたら、「総務省に行ってください」と言う・・総務省に尋ねたら、「無いので本屋で買って下さい」と言われた。


国会で、憲法の解釈を変えようとしているこんな大事なときに、私たち国民の関心度は低い・・ 憲法では「主権者は国民」とうたいながら、議論を戦わす土俵がない。

憲法九条には、「二度とあのような痛ましい犠牲者を出してはならない・・2度と戦争をしない」との深い願いが込められている。


大平洋戦争で、ほとんどの国民は身内を失い、家を焼かれている。
「戦争してはいけない」・・そんな願いが七十年近く、憲法を変えることなく今に受け継がれてしるのです。


残酷な戦争を体験した、日本人の悲しみの声から生まれた「憲法九条」・・未来永劫日本が平和であるためには、私たちは「九条」にどう向き合えばいいのか?

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.noevir-hk.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1830

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ひとつ前の投稿は「賢者の名言 「伊達正宗の五常訓(処世術)」」です。

次の投稿は「集団的自衛権(賛成の意見)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36