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技術革新に揺れる自動車業界

進化する自動運転車
自動運転には「自律型」と「協調型」がある。
車に搭載したセンサーやカメラなど、
機器だけで、周囲の状況を判断して走行する
「自律型」
カーブを曲がる際、カメラが白線を識別して
自動操舵したり、先行車との車間距離を一定

に保ったり、自動ブレーキによる衝突防止な
ど・・
「協調型」は、車外から提供される情報を 受け

て自動運転する。
制限速度、渋滞区間と末尾、事故車、落下物
、道路工事区間など、走行に必要な情報を
道路に設置した機器や信号から、無線を 通し
て走行車に提供する。

このほか、歩行者のスマートフォンと車両
端末 が情報をやり取りして安全を確保する
「V2X システム」も普及するだろう。



1246 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「技術革新に揺れる自動車業界」


コマツのダンプカー自動運転運用システムが、海外で活躍している。
大規模鉱山の鉱石運搬ダンプカーを無人走行させ、運搬するシステムです。
そのコマツが他社に先駆けて開発した、ブルドーザー・メンテナンスの
集中管理システムも注目される。

運転席には誰もいない・・後部座席では家族がトランプ遊びに夢中。
数年後には実現可能な「自動運転車」の姿です。
オリンピックの年の2020年には、高速道路での自動走行が実現しているという。
そのためには、車の前後左右、先行車や道路の状況を把握する技術が必要となり、 各社開発に余念がない。

トヨタ、日産、ホンダは、高速道路での自動運転、5年後実用化を目指してしている。

富士重工は2020年を目途に、あらゆる方向の衝突を回避する、ステレオカメラを搭載した、自動運転システム「アイサイト」の実用化を急いでいる。

グーグルなどアメリカのメーカーも、20年までに自動運転走行車を実用化すると表明。 ドイツ、イギリス、アメリカでは、日本より一歩先んじて、
公道での
走行テストを開始。


実現のためには、走行する道路の時間帯や、交通事故の頻度に応じて速度を自動減速したり、GPSを活用した、走行道路の模範運転パターンに沿ってハンドルを自動操作するシステムなど、様々な課題に取り組んでいる。

「燃料電池自動車」や「自動運転車」だけではない。欧州のメーカーや
日産自動車は「電気自動車」に力を注いでいて、1回の充電の走行距離現在228キロを、20年には2倍に能力アップするという。


マツダは、ガソリンを混ぜた空気を圧縮して着火させる、新しいタイプのガソリンエンジンの開発に成功。 1㍑あたり40km、ハイブリッド車なら50kmと、飛躍的に燃費が伸びる優れモノで、来年、全車の85%搭載を目指している。                                     

                                                            マツダ新エンジン

様々な技術開発で、自動車はかってない多様な形で進化しようとしている。5年先の技術革新如何によって、世界の序列が大きく入れ替わるかも・・。

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