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寓話 「頑張る木こり」

■自 戒

・つらいことが多いのは

       感謝を知らないからだ

・苦しいことが多いのは

        自分に甘えがあるからだ
・悲しいことが多いのは

        自分のことしか分からないからだ

・心配することが多いのは

        今を懸命に生きていないからだ

・行きづまりが多いのは

         自分が裸になれないからだ



1262 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

~寓話~ 「頑張る木こり」


♪昔々、1人の木こりが材木屋に仕事を探しに行った。
給金がよく、仕事の条件もよかったので、木こりは材木屋で働く
ことにした。

最初の日、親方は木こりに斧を手渡し、森の一角を割り当てた。
男はやる気満々で森に入り、その日1日で18本の木を切り倒した。

親方は 「 よくやったな!この調子で頼むぞ 」 と喜んでくれた。


翌朝、誰よりも早く起きて森に向かった。
その日は、努力もむなしく15本が精一杯だった。
「 つかれているからだ・・」 と木こり
その日は日が暮れるとともに寝る ことにした。


夜が明けると、「 今日こそ18本を超えてやるぞ!」 と、
決意も新たに家を出た。
ところが、18本どころか、その半分も切り倒せなかった。


次の日は七本・・そのまた次の日は五本
ついには、一日が終わる頃になっても、2本目の木と格闘していた。

叱られるに違いない・・
「 今日も精一杯やりました 」 と、ビクビクしながら親方に報告した。


親方は木こりに尋ねた・・「 最後に斧を研いだのはいつだ?」
木こり 「 斧を研ぐ?・・木を切るのが精一杯で・・
            研いでいる時間などありゃしなかったよ 」


この寓話は、私たちにも当てはまります。
日々忙しく仕事に追われ、 スタッフは疲労困ぱい・・
にもかかわらず業績は悪化の一途・・
そんな姿を皮肉っているのです。
私たちにとっての「 斧 」とは、一体何を指すのでしょうか?

 

                                          理念と経営「古永泰夫・オンリーワン経営」

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