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ケントギルバートが語る韓国の矛盾(2)

「白丁」とは
朝鮮王朝時代、屠殺、肉類販売などを業とする
人々を卑しんで、白丁と呼んだ。

白丁は、最も低い身分である”賤民”に属した。

賤民には奴婢(ヌヒ)や妓生(キーセン)も含まれ

るが、白丁は奴婢より更に卑しいく、両班の所有

財産として殺しても罰せられることはなかった。



1309 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

ケントギルバートが語る韓国の矛盾(2)

「身分解放を断行した日本政府」


日本に併合されるまでの朝鮮は、厳しい階級格差と差別
に何百年苦しんできた。両班(やんばん)という階級を

頂点とした”良民”と、奴婢(ぬひ)や白丁、僧侶などの

”賤民”に分けられていた。


両班は、汗をかくような労働を嫌悪し、箸より重いもの
は持たないことを誇りにしていた。
自分より下層の者を徹底的にいじめ、金品を差し出させ
、いうことを聞かなければ、拷問しても罪に問われない
特権を、何百年も守り通してきた。

両班から非人間的な仕打ちを受けていた賤民階級は、
住居や職業、結婚などで激しい差別を受け、奴隷として
市場で売買され、白丁に至っては家畜同然の扱いを受け
た。もちろん文字など読めません。

朝鮮や中国、欧米などでは当り前だった”奴隷売買”の
習慣が日本にはなかった。日本で中世以降統治者となっ
た武士階級は、兵士であると同時に有能な官僚でした。

「武士は食わねど高楊枝」で言い表される「清貧」と「誇り」
を大切にする日本の武士は、庶民の期待と憧れの的でし
た。故に「忠臣蔵」などが、庶民にもてはやされたのです。

同じ支配層でも、庶民の恨みと憎悪の対象だった両班と
は真逆です。
明治天皇の臣民として、上下差別なく文明開化を実現し
てきた日本人には、到底受け入れがたい朝鮮の身分制度
・・朝鮮近代化の足かせになる悪しき習慣を無くそうと、
併合後直ちに「身分解放」に取り組んだのです。

「身分解放」は、朝鮮近代化への第一歩となった。
若者たちに学問の機会を広く提供し、白丁の子弟も学校
に通えるようになった。

日本の朝鮮政策は、欧米の搾取を目的とした「植民地化」
ではなく、明治維新に沖縄を日本に併合したように、
朝鮮の民を同じ日本人として迎え入れる「併合」だったの
です・・
植民地なら、国のお金を注ぎ込んでまで勉強を教えたり
しません。
日清戦争で勝利した日本は、朝鮮を中国から独立させ、
身分解放を行ったことは、リンカーンの「奴隷解放宣言」
に匹敵する先進的政策で、韓国近代化の促進剤になった
ことは、まぎれもない歴史の真実なのです。

今日の韓国は、この点だけでも日本に大恩があるはず
なのに、それに対する感謝の言葉は聞いたことがありま
せん。

                                                                 「ヴォイス六月号」

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