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憲法9条を考える(3)

あってはならないことだが、
数百隻の中国漁船が日本の領海
を侵犯 して、尖閣近辺で漁をした。
漁船の周りを中国艦船が警備。
「自国の領海内で漁をしている」
と主張・・
以下、百田尚樹「大放言」より・・
『すごくいいことを思いついた。
  もし他国が日本に攻めてきたら、
  9条の信者を前面に立たせる。
  そして・・
  こちらには九条があるぞ!立ち去れ
  と叫んでもらう。
  もし九条の威力が本物なら、
  そこで戦争は終わる・・     』


1474 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「憲法9条を考える(3)」

私たちは、警察や自衛隊のお陰で、犯罪や暴力、外敵か
ら安全が守られ、安心して暮らしていける。

戦前の日本・・警察・官憲によって文化人や思想家が
厳しい取り締まりに合い、投獄・弾圧されるという苦い
歴史がある・・二度と繰り返してはなりません。

時の権力の手先に利用される警察はあっても良いが、
軍隊は絶対ダメと言う、護憲主義者の理屈が分からない。
自衛隊も軍隊も、その中身は同じではないか!

戦後、新憲法で天皇が”象徴”になったように、
そろそ
ろ9条の矛盾に目を向け、憲法が定める枠内で、国軍を
持つことの是非を
真剣に考える時が来ているようです。

同じ敗戦国のドイツ・・60年前の1955年、独立国
主権回復宣言の後、直ちに憲法で再軍備が認められ、
国軍が編成されている。
民主主義が定着した今の日本で、憲法を改正して、
今さら戦前の
軍国独裁国家が復活するとは、誰も思わな
いでしょう。
昨年の国会で・・
「憲法改正は軍隊の復活、国民徴兵、海外侵略につなが
る」と猛反対した政党があったが、国民を間違った方向
に向わせるの
はどの政党なのか?しっかり見極める必要
があります。
憲法九条を何が何でも守り抜くと主張する人たちは、
「九条があったからこそ戦後の日本の平和が守られた」
と言う。
戦後、憲法9条によって自衛隊の海外派遣は、国連の
要請があっても拒んでこられた。
外国の侵略に対する国の安全は米国に委ね、ひたすら
経済の発展に国力を集中させ、日本の豊かさを創出して
きた。
他国からどう思われようが、日本1国が平和で豊であれ
ば良しとするなら、国際社会から浮き上がってしまうだ
ろう。
21世紀に入り、中国は世界第2位の経済大国になり、
巨大化した軍事力は近隣国の脅威になっている。
覇権国家中国は日本を悩ませ、北朝鮮も日本の脅威に
なっている。
トランプ氏・・「日本の安全をアメリカに委ねるなら、
駐留米軍の負担額をもっと増やせ!」と・・
日本の将来と安全をアメリカに委ね、憲法九条を守って
いれば、本当に日本の国土は守られるのか?

日本が他国から侵略された時、アメリカは本気で日本と
日本人のために、命を犠牲にして戦うだろうか?
NOである。
日本の護憲信奉者や平和義者が、声を大にして政府を
非難・罵倒するほど、中国・北朝鮮の首脳たちがほくそ
笑む・・そんな気がしてならないのです。

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