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ガンに新薬続々

1639 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「ガンに新薬続々」

ガンに効く、新タイプの治療薬が続々登場している。
ガン細胞に的を絞って攻撃したり、免疫の力を利用して
治療することで、従来の抗がん剤に比べて飛躍的に高い
効果が期待できるようになった。

昨年、余命数か月の白血病患者が、米国で認可された
新薬を一回点滴しただけで、患者の7~8割が1年以上
生存するという結果を示し、注目された。

抗がん剤にも、新たなタイプの治療薬が登場している。
狙ったガン細胞にくっついてガンを殺してしまう治療薬。
ガン細胞だけに攻撃を集中して、副作用を抑えながら
高い効果が期待できる。

ガンの発生に絡む遺伝子を狙い撃ちして、効果的に治療
する抗がん剤も注目されている。 
ガンの増殖や転移に関わる分子を攻撃する、分子標的薬
の一種で、再発すると治療薬のなかったガンにも、治療
効果がある。
ガン細胞の増殖のおおもとになる、ガン幹細胞の働きを
抑える研究も進められている。

日本で、一年間に新たにガンになる患者は86万人。
死者は36万人に達する。
治療薬の進歩は、ガン治療に新しい未来を切り開こうと
している。治療薬の進歩で、ガンが克服される日も近い
ようです。 
                                            日経新聞「ヘルスケアで拓く未来」

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