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この命、何のために使うか

■二宮尊徳

人生まれて学ばざれば    生まれざると同じ

知って行うこと能わざれば    知らざると同じ 

故に人たるもの必ず    学ばざるべからず 

学びをなす者必ず    道を知らざるべからず 

道知る者必ず    行わざるべからず 



1646 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生 「この命、何のために使うか」

「なぜ生まれてきたのか」という問いには意味がない。
母なる宇宙の摂理によって与えられた命だから、
与えられた命をどう使うかを、自らに問いかける。

”使命”とは、この命何のために使うか?
”使命”とは、この命の使いどころ。

問題・苦しみ・悩みは、潜在能力を引き出すため出てく
る。問題や悩みが、使命とは何かを教えてくれる。

”使命”とは、理性ではつかみ取ることができない理屈
を超えたものです。人から教えられるものではない、
命の底から湧いてくるものなのです。

「このためになら死んでもいい」という仕事や、
「この人のためなら命も惜しくない」 という、
人との出会いが命を燃えさせる。

生きたい、生きたいと思っている命が、「このために
なら死んでもいい」と感じ、どういう生き方をするかと
いうことを自ら考えていくところに、人間的な生き方の
基本がある。

理性で考えた夢・目的・目標は、決して人間の命に真の
喜びは与えない。理性で作った目的を実現しようとした
瞬間から、その目的と結果に縛られてしまう。

自分の使命は、これだと思っても、問題が出てくると、
「これでいいのか?」と不安になる。
「このためになら・・」と燃えるものがあれば、
どんな問題も乗り越えていける。

「燃えてこそ人生! 感じてこそ人生!」 

                                             「感性論哲学」芳村思風語録より

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