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2022年04月 アーカイブ

2022年04月03日

もう先送りが許されない地球温暖化

2014 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「もう先送りが許されない地球温暖化」

沖縄に台風が来なかった年、海水温が1~2度上昇して、
世界遺産・慶良間諸島のサンゴ礁の80%が死滅した。
酸素を供給して、サンゴと共生する生き物の生息が困難に
なるからです。
スキューバーダイビンクを趣味に、毎年沖縄の海に潜ってき
た私・・地球温暖化の影響で、海底の異変にいち早く
気づいてから20年になろうとしている。

空気中に生息する私たちは、その深刻さを感じにくい。
年間の平均気温が1度上昇しても危機を感じない。
サウナで90度には耐えられるが、90度のお湯では死ん
でしまう。
海水温の上昇で台風のエネルギーが増し、過去に経験した
ことのない60㍍級の暴風、降水量100㍉以上の大水害
も常態化している・・世界各所でその被害が報じられる。

毎年のように発生する、カリフォルニアやオーストラリアの
森林火災もまた、気温の上昇と乾燥によるもので、真っ赤
な炎が住宅地を焼き尽くし、煙と煤で呼吸困難な状態に・・
地表の草木が燃え尽きた後も、根っこが炭化し燃え続ける。

シベリアでは昨年気温38度を記録した・・永久凍土が
露出し、その
土壌から感染力の強い未知のウイルスが発見
されている。
もっと怖いのは、何万年も封印されていた永久凍土から
メタンガスが放出され、地球温暖化が一気に加速すること
です。
温暖化のツケは、十数年後には取り返しのつかない状態に。

世界の政治家たちは目先の損得に囚われ、問題を先延ばし
にして、権力闘争に明け暮れている。果てはロシアのよう
に隣国に戦争を仕掛け、殺し合いをしている・・

人類の生存が秒読み段階に入っているというのに。

2022年04月05日

女(男)の言い分 「女性が活躍できる社会へ・・」

2015 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
女(男)の言い分 「女性が活躍できる社会へ・・」

日本の企業の正社員は、働く負担があまりにも重い。
日常的に残業があり、数年ごとに出される転勤辞令は
家庭生活との両立は難しい。

子育て中の女性は、労働時間の短い家庭と両立する
非正規雇用を選択するしかなくなる。
「家事育児は女性が担う」という、古い役割慣習も残って
いる。
日本の女性の就業率は世界ランキング13位です。
昨年10月の衆議院選挙で当選した議員のうち、女性が
占める割合は、辛うじて10%を超えた前回平成29年を
下回り一桁台に・・諸外国に比べ極端に少ないのです。

政治経済のニュース番組で、テーブルを囲む解説者は
大多数が男性。日本で”先生”と呼ばれる政治家や医師、
弁護士などは、圧倒的に男性が占める。
大学進学率の男女格差は徐々に縮まっても、
大学・大学院
で教授を務める女性は2割に満たない。

女性が大学で教わる先生は男性、病院で診察してくれる
先生も、裁判官も男性。こうした社会構造が、女性の心理
に与える影響は計り知れない。

外国の女性からは、「日本の女性は他国と比べて自信が
なく、責任ある地位に付きたがらない」と言われる・・
その背景にあるのは、責任ある地位で活躍する女性が
少ないことにある。

優秀な女性が見えるところにいれば、周りの女性たちも
頑張れるだろう。女性の管理職の割合を高めるには、
女性にも男性と劣らぬ管理能力があることを、認識させる
必要があります。

例えば、イベントの企画立案プロジェクトに必ず女性を
加えることや、登壇者に女性を加えることです。
女性の参画を、プロジェクトの努力目標ではなく、”義務”
と考えるのが始まりになります・・



                         アジア開発銀行駐日代表・児玉治美

2022年04月09日

女性が活躍できる社会へ(2)

2016 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
女(男)の言い分 「女性が活躍できる社会へ(2)」

30歳の頃、私は住宅メーカーで出先の所長をしていた。
当時女子社員は、結婚適齢期25歳を過ぎると「売れ残り」
と陰口を叩かれたものです。暗に”寿退社”を求められた
時代だったのです。

当時私の会社は、社長、専務、常務に次ぐ取締役は女性で
した。経理課長、総務課長、資材課長が女性で、経験豊か
なおばさん中間管理職が、各部門を仕切っていた。
また、設計積算部には「行かず三羽ガラス」と陰口を叩か
れる、独身のベテラン女女子社員が頑張っていた。

女子社員は、男子社員より早く出社する。
清掃、湯沸かし、お茶入れ、電話応対、事務、会議資料
作成など、男子社員の補佐が主な仕事でした。

女性は仕事が出来ても、管理職に登用されることのない
時代。
建設会社は男の職場です・・当時、非同族会社で中間管理
職に複数の女性が
いる建設会社は珍しかった。
上司に女性の取締役がいたことで、女性の管理職が育った
のです。
その会社を十年勤めて脱サラに踏み切った。
建設会社から、女性を対象とし、女性を戦力にする化粧品
販売の仕事を始めた・・周りからは180度の転身と言わ
れた。  
 
起業後、直ぐに始めたのは、北陸三県に販売代理店を配置
すること。結婚し子育て中の主婦を、社会に復帰させる。
夫の収入に頼らずに
経済的に自立した女性を育ててい く。

クリーニング取次店や、写真フイルム取次店の募集が盛ん
に行わ れてい
た頃です。
起業5年後には、成長した彼女たちの頑張りで、月商
2500万円の
会社になっていた。
従業員50人に満たない零細企業が、大卒の優秀な男性
社員を雇用して事業拡大を図るのは、縁故採用でもない限
り無理・・難しいのです。

家庭に引きこもっている女性を再雇用し、結婚前に
身につ
けたノウハウを活かしていく方が、容易なのです。
未経験の仕事でも、能力を引き出せば大きな戦力になる・・

「脱サラで成功するのは10人に1人」
男性が切磋琢磨する市場に、男性社員を戦力投入して
も、
競争が激しく難しい。失敗したら再起不能に・・

失敗しないためには、女性を対象にした市場で女性を戦力
にした事業なら成功すると、脱サラに踏み切ったのです。

2022年04月13日

アイスランドに学べ、男女平等

■日本の女性の雇用環境

石川県は22年春の人事異動で、課長以上の女性管理
職は94人・・管理職全体の12,9%と過去最高になった。

21年度の日本の女性の雇用環境指数が、156カ国中
120位と先進国最下位。賃金格差は22.5%に及ぶ。

日本は韓国と共に低さが際立つ。
児童手当や保育サービスなど公的支援も見劣りする。
GDPも1.6%と低い。日本は、非正規雇用が5割以上
と、女性が能力を発揮する環境が整っていない。



2017 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
女(男)の言い分 「アイスランドに学べ、男女平等」

北欧の島国アイスランドは2008年、リーマンショック
の際、財政が破綻する危機に陥った。なぜ危機を招いたの
か?
「男性中心の経営がコンプライアンスの意識を欠如させた」
政府はこう分析し、女性を積極的に登用する社会へと転換
を図った。
09年に初の女性首相が誕生。企業に女性役員比率を4割
以上にするよう求めた。11年以降10年間に国内総生産
(GDP)の成長率は平均3.5%高まった。

アイスランドは09年、世界の男女平等をランキングに
した指数でトップに躍り出る。以降12年連続でその地位
を維持し、女性の労働参加率も20年は80.7%と高い。

17年に41歳で就任したカトリン首相は、賃金に性別が
出ることを禁止する法律を
定めた。世界で初めて企業に
男女同一賃金を義務付け、違反があれば罰金を科した。

学歴や評価、役割などの項目を入力すれば、A I が適正
賃金や男女差をソフト開発し、各企業は瞬時に”解”を
得られるようになった。

ソフトを開発したマーグレット氏は、「意識だけでは変わ
らず、データーの分析で格差を解消できれば、優秀な
人材が集まる」と強調する。

2022年04月16日

仏教の教え 「他人から認められたい欲求」

■事例1      38歳男性

今の会社に勤めて18年。一通り仕事が出来る
ようになったが、この10年給料は増えていない。
上司より自分の方が働いているのに、給料は
上司の半分・・納得できないからやる気が出ない。

■事例2      46歳女性 

職場の後輩が私より年下なのに役職に付いた。
人間的に欠点だらけで上に立てる人ではないのに
・・
頑張っているのに認められずにいる自分は 
何なんだろう・・モヤモヤする





2018 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
仏教の教え 「他人から認められたい欲求」

他人に認められたい欲求・・
これは多くの人が抱える悩みではないでしょうか。

SNSが盛んな現代では、フェースブックの「いいね」の
数とか、自分への評価が数値化され、可視化される社会に
あって、目に見える評価ばかりを求めようとする・・
そんな世の中になってきた。

「自分は頑張っている・・なのに認めてもらえていない」
そんな不満の声が、あちこちから聞こえてくるのです。

私は思うに「頑張っている」ことが十分素晴らしいので
あって、頑張っている自分を自ら認めて、褒めてあげても
いいんじゃないか・・と思うんです。

仏教の教えの一つに施し(布施)がある。その布施には、
大切な条件が付いている。それは「見返りを求めない」
ということです。

どんなに素晴らしいことをしても、見返りを求めたら、
正当な評価を受けられなくなる
正当な評価を受けられないことに不満を持つのは、
正当な評価を求めようとする自分がいるからです。

どうすればよいのか? それは、見返りを求めたりせずに
、ただ自分が信ずることをやり続ける・・自分の価値とい
う ものを、他人に委ねることのない生き方をする。

他人から評価してもらったり、認められて、嬉しくなった
ことは何度もあります。
他人の物差しによる評価で、自分の価値を測ろうとする
自分がいるのです。何かをするとき、人に認められるため
に、自分を変えていかなければ・・と思うようになる。

周りが自分をどう評価しているか?ということに囚われる
のではなく、自分は正しいと思うことを、ただひたすら
やり続けることです。

正当な評価を求めようとするのは、水泳と一緒で、
潜ろうとすると体は浮いてしまいます。
浮いたままでいたいと思えば、逆に沈んでしまいます。

これと同じで、認めてほしいからといくら頑張っても、
認めては貰えない。認めて貰えなくても、頑張っていれば、
そのうちに周りが認めるようになるのです。

認めてほしいから頑張るのではなく、やっていたら認め
られる・・そんな生き方をすればいいのです。

2022年04月21日

仏教の教え 「他人から認められたい欲求(2)」

2019 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
仏教の教え 「他人から認められたい欲求(2)」

炎天下の中、一生懸命しいたけを干している老人がいた。
通りかかった道元禅師「あなたのような年配の方がそんな
仕事をしなくても、誰か若い人にやってもらえば・・」

老人「他はこれ 吾にあらず」と・・私がやらないで誰が
やるというんですか。この与えられた仕事を、私は
ただただ一生懸命やる。それが喜びでございます」

道元「せめて、もうちょっと涼しくなってからすればどう
        ですか?」
老人「何れの時をか待たん

何をするにも、時と場所を選んではいけない。
今出来ることをただひたすらやる。
あなたが、日々陰日向なく懸命に働く姿を、誰かが見て
いるでしょう。その姿を見て励まされる人もいるでしょう。
今、与えられた仕事を、損得にとらわれず、懸命にやるこ
とが大切なのです。

それでも頑張っているのに、評価されないのは、悔しい
ものです。こんなにやっても、誰も評価してくれないと思
ったとき・・
こんなに頑張った自分を見ている自分がいるではないか・・
こんなに頑張った自分を一番知っているのは・・自分自身
なのです。
人は他人と比べて一喜一憂しがちです。比べることは大事
ですが、一喜一憂するために比べるのではなく、他人より
も足りないところ、他人より勝るところを見つけるために
、比べる習慣をつけていく・・
一つの物事にとらわれない見方をすることが、大切なので
す。

2022年04月23日

他人から認められたい欲求(3)

■人に認められる人間になろう

何をするにも、今出来ることをただひたすらやる。
あなたが日々、陰日向なく懸命に働く姿を誰かが
見ている。
与えられた仕事を損得にとらわれず、懸命にやる
・・それが大事なのです。
こんなに頑張った自分を見ている自分がいるでは
ないか・・こんなに頑張った自分を一番知っている
のは・・自分自身なのです。

認めてほしいから頑張るのではなく、やっていた
ら認められる・・そんな自分になることです。

仕事もせず、経験を積もうともしない人間が、
人から認められるわけがない。
仕事をしない人間に存在感はない。

人間が仕事をつくり、仕事が人間をつくるのです。
仕事が出来ないと信頼されません。
人に認められたいと思うなら、人の3倍働きなさい。
3倍働くためにはどうしたらいいか・・それは、
人が3時間かかるところを、1時間でやればいい
のです。
                  致知出版/川人正臣編「仕事と人生」




2020 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「他人から認められたい欲求(3)」

以下は、この4月入社した新入社員の皆さんに
読んで頂きたい実話です。

北海道の中学を卒業し「億万長者」になることを胸に、
コックを夢見て単身上京。仕事は皿洗いだった。
定時制高校に通いながら、毎日毎日社員食堂の皿洗いに
明け暮れた。
400人分の皿を一人で洗わされた。辛くて辛くて寝ても
覚めても皿洗い。400人分の皿ってすごいんですよ。
器物の山・・それを毎日毎日・・辛かった。
先輩に小突かれ、泣いたこともあった。

その辛い皿洗いが、あることがきっかけで面白くてしよう
がなくなった。腕時計を流し台の前に置いて、時計を見な
がら1分間に何枚洗えるか・・挑戦したのです。

時計の針を見ながら洗っているうちに、昨日より一枚多く
洗えた・・2枚多く洗えた。挑戦し続けるうちに、
ものすごく皿洗いが上手になった。早くなった。

先輩は包丁持っている。フライパン持っている。私は皿し
か洗えない。その先輩もまれに皿を洗った・・私より遥か
に下手だった。皿洗いに関しては私の右に出る先輩は
いない。
先輩たちも最初は皿洗いをやったはず・・私との違いは、
時計を見ながら皿洗いに挑戦して、格段に上達した私。
先輩たちは、ただ漫然と仕事だからと皿を洗っていた。

それからの私は、皿洗いを待つようになった。早く洗える
から仕事に余裕が出て、他の仕事も覚えるようになった。
先輩に認められ、3年はかかる皿洗いを、わずか半年で
卒業することができた。

この体験から学んだことは、「
仕事は受け身でやっては
いけない
」ということだ。「こんな仕事をいつまでやらせ
るのだ」とぶつぶつ言いながら仕事をするから、辛いので
す。
入社して配属された職場、自分が望んだ部所でなかったと
しても「自分がその仕事をどう受け止めるか」
仕事に取り組む姿勢いかんで、良くも悪くもなる。
それを皿洗いから学んだのです。

2022年04月27日

完璧を目指すな!不完全なままでいい

2021 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生/芳村思風
「完璧を目指すな!不完全なままでいい」

現代日本を代表する哲学者・芳村思風先生が、
自らに問いかける言葉です。

神さま、仏さまは完全で完璧です。人間は不完全だから、
完璧にはなれない。だから、完璧でなくていいのです・・
完璧になろうとしなくていいのです。

完璧な人間などいない。不完全だから成長できるのです。
完璧になったら、人間ではなく、神さまや仏さまになって
しまう。
完璧にはなれないが、完璧を目指して成長し、変化し続け
るのが人間です。成長し続けることが大切なのです・・
「このままでいいのか?」と問い続けることです。

変化し続けるためには”感性”で問い続けることです。
感性は「問う力』に、理性は「答えを出す力」になる。
感性で問い、理性で答えを探す。

答えを求めるのは大切なことです・・
もっと大切なことは、出てきた答えに縛られないことです。
常識に縛られないことです。理性に縛られないことです。
縛られると、自分と違う考え方の人と”対立”してしまう。
違う考え方の人を説き伏せようとする。

相手の考え方・意見の良いところ、自分にはない考え方を
取り入れることで、自分の考え方・意見を成長させること
ができるのです。

真理は一つではない。だから、答えも理念も固定させる
必要はない。固執しないことです・・違う考え方・意見を
受け入れる広い心があれば、対立はなくなるのです。

ロシアのプーチンがウクライナに仕掛けた戦争を見て、
思うのです。

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