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2023年05月 アーカイブ

2023年05月03日

糖尿病・血糖値を下げるコツ

■運動すると血圧が下がる

4月28日、友人と一日ゴルフを楽しんだ。
出かける前の血圧は、12978でした。
帰宅後測ると、9663と、驚くほど数値
が下がっていた・・

2122 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「糖尿病・血糖値を下げるコツ


一般的に糖尿病は、運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣を
きっかけに、中年以降に発症する病気と思われてきました。

近年の遺伝子解析で、生活習慣よりも遺伝の影響の方が
強いことが明らかになった。
親から糖尿病になりやすい遺伝子を継承して、運動不足
などの要因が加わることで発症すると考えられています


遺伝子は、変えることができないないため、生活習慣が
糖尿病の予防・改善に重要なことには、変わりはない。
運動することで血糖値が改善する・・
筋肉の収縮によって体内のブドウ糖の輸送体が活性化し、
血液中の糖を筋肉の細胞内に取り込むからです。

運動の種類による血糖値の引き下げ効果については、
ジョギングなどによる有酸素運動と、筋トレとの比較では
大差は無く、両運動の併用がより効果的であるとされてい
る。
日本糖尿病学会の指導要綱では、有酸素運動はややきつい
週3回以上、計150分以上行い、筋トレは週2~3回、
1回に約1時間、軽く汗をかくらい頑張ります。

                   IMG_3956

「忙しい」「続けられないない」などで実行できない人は
、まず血糖値が急上昇する食後は、座ったまま過ごさず、
食器を台所へ持っていく・・洗って仕舞う。私も毎日実行
している。立っているだけでも血糖値改善効果があります。

筋トレは、普段使わない筋肉を鍛える効果があります。
出来れば、歩いて30分くらいの距離は車に乗らない。
私は、自転車で出かけるようにしている。

中程度以上のウオーキングをやるなら、午前よりも、
一日を通して体温が高くなり、カロリーが消化しやすく
なる、夕方の時間帯が効果的です。

2023年05月06日

マスク続ける?外す?

2123 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「マスク続ける?外す?」

新型コロナ禍でマスクを着用するようになって3年余り・・
政府は3月13日『マスクの着用は個人の判断に任せる』
と国民に通知した・・
ところで、マスクを外して街中を歩く人はまだほんの一部

マスクを外せないのは”周囲の目”が気になるから・・
みんながマスクをしていると”自分も着けなければ”と
マスクを取り出す。
着用の明確な目安がなくなったことで、回りを見て判断
するしかない。外す人が一定の割合を超えれば、脱マスク
が一気に進むだろう。

そんな脱マスクが、一気に進んた欧米と何が違うのか?
日本人は風邪の流行時などに、他人に移さないため、又は
移らないために、日常的にマスクを着用する習慣がある。

対する欧米人は、重症者以外はマスクを着用する習慣がな
い。マスクを着けていると病人と思われるので、マスクを
嫌うのです。
コミュニケーション面から分析すると、日本人は”目元”
で、欧米人は”口元”で相手の表情を読み取ろうとする。
故に日本人は、マスクをしていても、コミュニケーション
に余り違和感を感ずることはないのです。

思春期の若い女性や子どもで、「友達に素顔を見られるの
が恥ずかしい」からとマスクを着け続け、素顔を見せた
がらない、マスク依存症が問題になっている。

マスク依存度が高まると、自分の容姿が醜いと思い込む
「醜形恐怖症」につながる恐れも出てくる。
マスクを外そうか迷っている人・・時間がたつほど外せ
くなる・・徐々に外す場面を増やしていくことです。



                                                 読売新聞「論点」から

2023年05月14日

マスク続ける?外す?(2)

2124 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「マスク続ける?外す?(2)」

マスク着用は個人の判断に委ねることになったが、
街中では、ほとんどの人がマスクを着けている。
脱マスクが進む学校現場や職場では
「息苦しさがなくなり、
集中力が上がった」と歓迎する。

マスクは息苦しいし、耳は痛いし、眼鏡は曇るし、
散々だったけれど、ようやく授業や仕事に集中できるよう
になった。
マスクの内側の酸素の量は、着けていない時に比べて
酸素は13%減り、二酸化炭素は30倍になるという。
マスク内にたまった二酸化炭素を吸い続けると、頭痛や
集中力が低下する。
マスクを外すと、同僚の声が聞き取りやすく、表情も見え
るので、人間関係が向上する。

視覚や聴覚に関係する脳の場所が大きく発達するのは、
生後すぐから小学校に入る頃まで・・
相手の表情や声を 真似ながら社会生活に必要な能力を
育んていくのに、大切な年齢です。

子どもたちが成長過程でマスク生活が長く続くと、
着用により、脳の発育に影響するのです。

2023年05月18日

本物に近づきつつある代替肉

2125 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「本物に近づきつつある代替肉」

見た目も”鶏のむね肉”そのものだった。
米サンフランシスコ郊外にある米イート・ジャストの本社。

丼の上に乗った3切れの「照り焼きチキン」は普段食べて
いる鶏肉と見分けがつかなかつた。培養液で増殖させた
細胞を集めて作った「培養肉」だとは・・言われなければ
気付かない。
食肉の代替品として工場で生産される肉が”本物”に
近づきつつある。
従来は大豆などを原料とし、味や食感が肉とかけ離れた
ものが多かったが、細胞培養や発酵、A Iの技術が進化し
、おいしさが増しているのです。

代替技術は「牛乳」にも広がる。牛の遺伝子を酵母に注入

し、牛乳と同じタンパク質を作らせる。畜産の代替技術は
生産に必要な土地は酪農の1%、水も10%、温暖化ガス
も3%しか排出しない。
気候変動による食糧危機を解決する、潜在力を秘める。

味や肉質などで選んだ最高品質の鶏の細胞を使い、
巨大なタンクの中で栄養を与えて半永久的に増やしていく。
この一部を収穫し、肉らしく成形したら完成です。

生産にかかる期間は4~6週間と、食用鶏の8割程度で済
む。無菌状態で培養するため、市販の鶏肉に比べ大腸菌
などの量が極めて少ない。

ジャスト社のCEOは 『もはやSFではない・・人類の歴史
で初めて動物を殺さずに肉を提供できるようになった』
と話す。
その他、大豆や小麦などからなる「植物肉」、微生物の
発酵作用で作る「発酵肉」がある。現在市場に多く出回っ
ているのは植物肉だが、肉の味や食感を再現しきれずに
いる。

                                                                     日本経済新聞

2023年05月20日

食品ロス・廃棄の山

2126 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「食品ロス・廃棄の山」

コンテナから取り出された大量の”廃棄食品”が、
次々と破砕機に投入されていく・・食品リサイクル工場。
スーパーや食品工場からパンや麺、野菜クズなどに分類
されてトラックに持ち込まれる量は、1日35㌧にもなる。

「もったいない」という思いばかりがつのっていく。
リサイクル工場のT社長はため息をつく。工場では粉砕機
でペースト状にした廃棄食品を殺菌・発酵させて飼料に
加工し、養豚農家に納めている。

返品や期限切れ、食べ残しなどで、まだ食べられるものが
捨てられる「食品ロス」。その量は2020年には国内で
522万㌧に上がった。毎日10㌧トラックで約1430
台分を破棄している計算になる。

スーパーやコンビニでは、売り場の欠品は顧客の流出に
つながるため、多めに仕入れる。だが売れいきの見込み

が外れれば、期限切れ間近の食品の廃棄が膨らむ。

倫理観に訴えるだけでは問題は解決しない。
食品のアウトレッド・・賞味期限間近や規格外の食品を
安く販売する・・サイトには通常の半額以下の商品が並び
、中には9割近く割引く食品もある。

伊藤園やハウス食品など、趣旨に賛同した1千社を超える
企業が商品を提供し、利用者は40万人を超えた。
消費者は、通常より賞味期限が短くても、低価格で購入
できるのが魅力だ。

2023年05月24日

すかいらーく/ロボットが主役に

2127 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「すかいらーく/ロボットが主役に」

1970年に日本初のファミリーレストランを開業した
すかいらーくHD・・近年、物価高で消費者が外食を控え
、ガソリン価格の上昇で郊外店の客足は伸び悩む。

原材料費や水道光熱費の高騰で、昨年の決算は赤字に
なった。従来の店舗運営から、デジタルとの融合を課題に
消費者への新たな付加価値の提供が急がれる。

すかいらーくでは、全国の外食店の主役をロボットにする
ことにした。わずか1年半で全店の7割に3千台を導入す
る。
人出不足が深刻な外食産業で、従業員の配膳負担が
4割減るなど、ロボットとの協業モデルとして注目される。

連休のガスト新宿店は満席・・従業員に混じって
通路を自在に行き来して、働くのはネコ型配膳ロボット
「ベラボット」・・笑顔やウインクなどの表情でもてなす。

調理場で従業員が、ロボットのトレーに料理を載せて
席番号を入力すると、人やモノを避けながら客席まで運ぶ。
40代のパートの女性は、「配膳の仕事がほぼなくなり、
入店やレジなどの接客に集中できる」とロボ仲間を歓迎す
る。
「気おつけて取ってくださいニャ」
「お食事をお楽しみください、失礼するニャ」などと話し、
ネコロボの耳や頭をなでると、A I が数十種類の表情
を使い分けて応える。音声認識も搭載し、簡単な対話も
できる。  
       IMG_5537
       ガスト金沢入江店

すかいらーくは昨年末までに、ガストや中華レストラン・
バーミヤンなど、7ブランドの2100店に計3千台導入
した。
ガストでは、従業員の店内歩行数が42%、片付け時間も
35%減らせた。

                                                                          日本経済新聞

2023年05月27日

毎日入浴することの健康への効果

2128 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「毎日入浴することの健康への効果


我が家の風呂は24時間風呂である・・
毎朝起きて直ぐ、お風呂に入るのが習慣になっている。
入浴は体を清潔にするだけでなく、健康にも良く、
病気になりにくい体になることが立証されている。

65歳以上の高齢者1万4千人を、3年間追跡した大学の
研究によると、週2回以下しか入浴しない人たちに比べ、
毎日入浴する人は、要介護になるリスクが30%も低く
なる。
40~50代3万人を対象にした調査でも、毎日入浴する
と、脳卒中や心筋梗塞になりにくいことが分かった。

入浴の効果の一番は「温熱作用」・・血管が拡張して
血流が良くなり、疲労物質の代謝を促し疲れが取れる。
心臓の負担が減り、血圧が下がる。

神経の過敏性が和らぎ、慢性的な痛みも軽くなる。
副交感神経を刺激してリラックスする。体温が上がると
免疫細胞の活動が活発になり、免疫力が高まる。

肩までお湯につかると、浮力によって体重が軽くなり、
骨や筋肉への負担が軽くなる。水圧で足元に溜まった血液
が押し戻され、むくみが取れる・・良いことだらけである。

最も良い入浴法は、40度のお湯に10分間入ることです。
42度以上になると交感神経を刺激するので、リラックス
できません。体温より低い37度以下になると、温熱効果
が得られなくなる。
入浴時間が長いと、のぼせて熱中症の危険が・・
半身浴の場合は、2倍の20分が目安になります。

2023年05月31日

一切の失敗を許さない社会に・・

 

■岸田翔太郎氏「首相官邸で悪ノリ」

岸田首相の長男が公邸で”忘年会”の問題行動・・
マスコミ各社は、長時間の特集を組み詳細に報道。
国会では野党が「厳重注意だけでは甘過ぎる」と
総理の対応を厳しく批判し、責任を追求した。

首相秘書官を務める長男の翔太郎氏。
この日岸田家の親戚が集まり忘年会を開いていた。
現在、岸田首相は公邸で翔太郎氏と二人で暮らしている。
参加者は親戚の家に遊びに来たノリだったのでしょ う。
 
世論は内閣支持率5㌽低下の47%へ
・・24日週刊誌が
報じてから5日後、首相秘書官・長男の更迭を伝えた。 


2129 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「一切の失敗を許さない社会に・・」

以下は、OAK・TREE月刊誌からの抜粋です。

近頃の社会が、だんだん生きづらいものになっているよう
な気がしてならない。
その原因を考えると「
一切の失敗を許さないという
世間の厳しい目」がそこにあるのではないでしょうか・・

今をときめく活躍をしている人に対して、小さな問題を
わざと大げさに取り上げて、何が何でも足を引っ張ろうと
する傾向が、顕著になってきている気がしてならないので
す。
例えば、東京オリンピック開会式のプロジューサーをやっ
ていた人が、昔いじめをやっていたのでは?ということで
何十年も前のことを取り上げられて、降板させられたこと
があります。
我が故郷、石川県小松市出身の政治家・森喜朗/組織委員
会会長にしても、「女性が加わった会議は時間がかかる」
という発言をしただけで、女性蔑視であるとの非難大合唱
が沸き起こり、辞任せざるを得なくなりました。

私の会社は90%が女性です。
確かに、毎回の幹部会は時間がかかっている・・
だから、森氏の発言は納得できるし、理解できるのです。

人は誰もが欠点を抱えている。欠点が無く失敗の経験の
ない人など皆無でしょう。
なのに、ずいぶん昔のことを引っ張り出してきたり、問題
にもならない小さなことを、大げさに取り上げたりすれば 、
無事でいられる人はいないでしょう。

果たしてそんな社会が、多くの人が望む社会の姿なので
しょうか?

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