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心と体の健康情報 アーカイブ

2009年12月03日

指体操の効用

■「健康法に王道なし」                         
 
長寿の教育学者として知られ、今も現役で活躍する昇地三郎さん…
御年103歳。100歳の時、「各国の大学に招かれて、世界一周講演旅行に出かけます」と、講演終了後に、 聴講生の私たちに話されましたが、昨年も、そして今年も、世界一周講演に行かれたとのこと。
 
100歳を超えて尚、お元気なのは…「その秘訣は毎日の習慣にある」と言う。
三歳の頃、母親に躾けられた習慣に「食事を一口30回かむこと」があり、現在も続けている。
その他「棒を使った五分間体操」、背筋を曲げないために「硬いマットに寝る」、「寒水摩擦」は欠かさず、「新聞を四紙全て見る」 …を習慣にしている。
 
「健康法に王道はありません。体に良い平凡な生活習慣を、コツコツ続けることです」と語る昇地さん。 100歳を過ぎて益々お元気なお姿に、驚嘆するばかりです。長寿の秘訣は、「日々の、良き習慣の蓄積」 にあることを教えられました。
 
719  【心と体の健康情報】
「指体操の効用」
 
毎朝5時起床。洗顔のあと、最初に「ヨーガ」をやる。
吸って・吐いて~、首を上げて止めて、下げて止めて~、左右にゆっくりねじり、 そしてグリグリ。肩甲骨を開いて、閉じて、 背骨を伸ばし、縮めて、吸って・吐~、屈伸してひねり、太もも・くるぶし、体中の筋を伸ばす…そして、 全身の力を抜き、瞑想 朝の10分のヨーガが、身体にエネルギーを注ぎ込んでいく。
 
加齢とともに、細かい動作が苦手になり、持久力も衰えてくる。運動機の衰えを意識する歳になった。 そんな自分を、「もう年だから…」と悟ったりしてはなりせん。 筋力は、70歳を過ぎても、鍛えればアップするし、運動機能も、毎日続けると身に付いてくる。 テレビを見て、何もしないでいると、どんどん衰ていく
 
何か一つ、楽しくやれることを見つける。毎日コツコツ機能アッブに精を出す… で出来なかったことが、 出来るようになるから楽しい。
4年前、上手くなりたいと、道具から靴まで一式買い揃え、始めたゴルフ… ようやく100が切れるところまできた… 続けていれば、 ある程度は上達するものです
ところで、もっと簡単に誰でも出来ることがあります… 毎日少しづつ、一ケ月続ける。 考えなくても勝手に体が動き、三ケ月も続けると、 一生忘れない特技?になる。
 
■[2~3日で覚える簡単な” 指体操”
 ・左手と右手を前に、「1人ジャンケン」をします。
 (1)左手グーの時、右手パー (2)左手チョキの時、 右手グー
 (3)左手パーの時、右手チョキ
 
右手が勝ち、左手が負けます。(1)~(3)を繰り返し練習します。
2~3日で覚えられます。 体が覚えると、頭で考えなくても、 勝手に手が動いてくれます。
 
■[ちょっと努力しないと覚えられない” 指体操”]  
 両手を開きます。(1)左手の親指を折る。
  次に(2)左手人差し指と、 右手親指を同時に折る
  次に(3)左・中指、右・人差し 指を折る
  というふうに、(4)順に一つずつずらしながら、 ゆっくり折っていく。
  すると、左はグウ、右は小指だけ開いた、グウの形になる
  続けて(5)左手小指を開き、右手fはグウ
  (ここの切り替えが難しい。繰り返し練習しないと、後が続かない)
 
  続いて(6)左手薬指を開き、右手小指を開く
  順に(7)左右の指を開いていくと、
 (8)左手・パー、右手・親指だけが閉じた形になる
  続けて(9)左手親指折る、右手パー
  (ここの切り替えが難しい。繰り返し練習しないと、続けられない)
  (10)左手人差し指折る、右手親指折る
 
このように、左右変則折りを繰り返します。慣れるまで声を出して繰り返します。私は、車を運転して、信号待ちの時に練習しました。 繰り返していると、だんだん出来るようになり、 早く出来るようになります。この動作を休み無く続けられた、体が覚えたのです。
 
会社で、新しい目標にチャレンジしようとする人に、やって見せます。根気よくやり続ければ、 いつかは必ずなし遂げるであろうことを、 理解させるために…

2009年10月15日

体内時計

■時差ぼけ
 
1月…気温35度、 真夏のオーストラリアでスキューバーダイビングを楽しみ、 10時間後、成田に着いたら、そこは真冬で気温5度… 30度の気温差に加え、時差ボケ… この二つの環境変化に対応出来なければ、 海外旅行は楽しめません。
 
私は、時差ボケの経験がない…何故?  そのワケを考えたこともない…「時差ボケに強い体質だろう」 程度に思っていたのです。
先々月、モンゴルからの帰路、機内でたまたま「海外出張の達人」 の記事を読んで、 時差ボケに強い理由が分かった。
 
機内では「出来るだけ眠らずに起きている」… これが、差ボケ防止になるのです。
例えば、 アメリカからの帰路 ほとんどの人は機内で睡眠取ります。
が、 私は暇さえあれば本を読んでいる。 消灯後も映画を何本も見て、 2~3時間しか眠らない 機内で寝てばかりいるのは、時間がもったいないのです。
 
同日早朝成田着… 羽田経由で自宅へ…夜10時、バタンキューで”爆睡”… 翌日、時差ボケ知らずで、 さわやかに仕事に就くことが出来るのです。
 
706 【心と体の健康情報】
「体内時計」
 
毎朝5時起きが習慣の私…10月半ばともなれば、 外はまだ真っ暗 なのにッと目が覚める。 体の中に時計があり、夜の就寝時間関わなく、一定時刻になると自然に目が覚めるのです。
時計遺伝子と呼ばれる体内時計が、 体に指示を与えてるのです。
 
体内時計は、体内で24時間周期のリズムを刻んでいる。
そのリズムは、太陽の周期、 月の周期が大きく関わっていて、自分では気づかない、確かめるこのでない時計です。
夜、一定の時刻になると、急に眠気がさしてくるのも、 体内時計仕業です。
 
海外旅行に行った時など、現地の昼夜リズムと、 体内時計にコントロールされる睡眠覚醒リズムにズレが起きて、 時差ぼけが起こります。疲れているのに、なか眠れなかったり、 逆に昼間から眠くなって困ったりします。
 
体内時計は、すべての生物が所持している。大学で、 ネズミを使って実験したとろ、 窓のない、明るの変化のない所で飼っていても、体内時計の働きで、 24時間ごとに活動・ 休息を繰り返す。
 
ところが、脳の中の時計回路を破壊すると、24時間周期が消え、活動・休息が不規則になることが確かめられている。
 
この体内時計、以前は脳にだけあると思われていたが、最近になって、 肝臓肉、肺、心臓といった臓器にも、存在することが分かってきた。
 
急に空腹を感じて、お昼が近いことに気づくのは、脳の指令によるものではない。 毎日ほぼ決まった時刻に、 胃の筋肉や、消化管、肝臓を働かせなければならない。
食事の時刻少し前になると、内臓の体内時計が、 食物を受け入れる準備に入るう、 促すのです。
 
体内時計のリズムにも、ズレが生じてくる… そのズレの修正に大きな役割を果たすのが”光”…私たちは毎朝、太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされるのです。
 
毎朝の散歩は、リセットに必要な強い日光を、 一定時間浴びる役目を果たしてくれるのです。
夜勤の多い看護師さんや、 夜間勤務に携わる職業にガン発症率が高いのは、長年生活習慣からくる、 体内時計のズレが大きく関わっているのです。

2009年07月06日

ヨガの薦め

「不況克服の心得十ケ条」    松下幸之助
 
 1. 「不況またよし」と考える
 2. 原点に返って”志”を堅持する
 
 3. 再点検して、自らの力を正しくつかむ
 4. 不退転の覚悟で取り組む
 
 5. 旧来の慣習・慣行・常識を打ち破る
 6. 時には一服して待つ…
 
 7. 人材育成に力を注ぐ
 8. 「責任は我にあり」の自覚を…
 
 9. 打てば響く組織づくりを進める
10. 日頃から、なすべきことをなしておく
 
 
679 【心と体の健康情報】
「ヨガの薦め」
 
世の中のスピードが増して、便利になっていく中、 あらゆる情報が時空を越え、伝わってくる…毎日が慌しく目まぐるしく過ぎて行く… 仕事は忙しく、の経あまりにも早い。 もっとゆっくり、 シンプルに生きたいものです。そんな思いしてくれるものに” ヨガ”がある。
 
朝5時、太陽が山から神々しく顔を出す…その太陽の光を浴びて”ヨガ”をやる。 両足を揃えて立ち、大地を踏みしめる。お腹を引っ込め、 さわやかな空気をっぱい吸って、両手を天に伸ばす…静かに息を吐き、 合わせた両の手を顔面ろしてくる。
 
太陽を拝み…しばしそのまま、 降りそエネルギーを浴びて、
今日の始まりに感謝する。 10分間ヨガで体がほぐれる… 身体の細胞が生き生きしてくる…毎朝のです。
 
インドでは古来、”ヨガ”は出家した修行者たちによって伝えられてきた。 修行者は世俗を離れ、 自分の内面と向き合い、 厳しい修行の積み重ねによって、 ヨガのを今に伝えてきた。
 
ヨガで大切なのは「吐く・吸う・止める」の” 呼吸法”、そして”瞑想”。 の中心をなす呼吸は、目に見える身体と、 見えない精神を結ぶ役割を担っている。私たちは嬉しい時、楽しい時、くつろいだ気分の時…ゆっくりと呼吸します。怒っている時、恐れている時は、呼吸が激しく乱れます。
ヨガを体得した人は、呼吸をコントロールすることを覚えるという。
呼吸がコントロー出来たら、意識もコントロール出来るようになる。
ヨガを体得すると、「身体と呼吸と意識」を調和させることが出来るようになる。そして、どんな時でも冷静で、幸せいられるようになるのです。
 
およそ二千年前に書かれた、ヒンドゥーの聖典バガヴァッド・ギターの第六章に、 「ヨガの定義」が記されている。
 
「ヨガとは、どんなことにも動揺しない意識の状態をいう。
風のないに置いた灯火が、けっして揺るぐことが無いように、
ヨガをめた人は、心をしっかりとコントロールすることができる。
また、大きな困難に遭遇しても、動揺することなく、すべての苦し
から解放される。それが、ヨガと呼ばれるものである。
このヨガを、ひるむことなく、 決然と修めよ」
 
苦しみから解放してくれる”ヨガ”…ブッタもキリストも皆”ヨガ”をやった。
「”ヨガ”を会得すれば、健康で幸せになるだけでなく、 周りの全ての人や生き物に立てる」と、ヒンドゥーの高僧は、世界の人々に語りかけるのです。
 

2009年06月16日

ヤル気の源泉

「脳は鍛えれば活性化する」

脳は、年齢とともに機能が衰え、記憶力や理解力が悪くなっていくと思われがちです。しかし、芸術家や大学教授、政治家など、 頭を使う職業の人を傍から見ていると、そんな衰え…まったく感じられない。

日本における論語研究第一人者"伊与田 覚"先生…今年93歳になられる。
私たちに論語を教える時、滅多に使わない難しい漢字を、白板にすらすらと書く。
字を忘れたと、手が止まったことはない…頭脳は冴えわたっている。

年老いてボケる人は、毎日が平々凡々、脳に刺激を与え、脳を育み、鍛えることをしなくなったことに、原因があるようです。
「脳と筋肉」は、何歳になろうと年齢に関係なく、鍛えれば鍛えた分だけ活性化する。
結果、若さが持続され、周りから「若い」と言われるのです。


【心と体の健康情報 - 673】
ヤル気の源泉

昨年の夏は、北京オリンピックで大いに湧きましたが、「アテネより超気持ちいい」と、次々に記録を更新し、 競泳男子平泳ぎ百メートルで、二連覇を果たした北島康介選手…一時引退との噂が流れましたが、次のオリンピックを目指して、 新たなスタートを切っている。
100メートルで世界新を出した後に、「何も言えない…」と涙し、「誰よりも金メダルを取りたい気持ちが、強かったんだと思う」 と語ったのが、印象的だった。
いつも自信満々に見える北島選手ですが、前々回のアテネ以降、メダリストが陥る目的喪失、モチベーションの低下、勝てない日々、 更にケガと、不調が続いていた。

そんな彼が、ゆるぎない自信と強さを身につけて、北京の晴れ舞台に登場したのです。メディアは、その強さの裏に 「勝負脳」ありと報道した。
北京オリンピック後に、勝負脳という言葉が、静かなブームになったのです。
『勝負脳の鍛え方』の著者である、脳外科医の林成之氏は、著書の中で、何事にも否定的で、やる気・意欲が出ないのは、 「脳が疲労状態にあること」が原因であるとしています。
脳の疲労には"心"が深く関係しています…「いろいろなストレスを抱えている」「解決しない悩みごとがある」「性格が暗く、 いつも悪いほうに考える」等々…
そういった状態に陥っている自分を打開するには、「性格を明るくする」「たえず明るく振舞うようにする」ことが第一です。

勝負に強いスーパープレイヤーの多くは、何事にもめげない明るい性格を持っている。日常生活において、 「てきぱきと仕事や目標をこなし、エネルギッシュに行動する習慣を鍛えることが大切」と、述べている。

北島選手の場合…競り合いに負けない脳の使い方を、林医師のレクチャーで身につけた…脳の仕組みを知って正しく使えば、 勝負に勝てるようになるのです。
「勝負脳」を鍛えた結果の、金メダルなのです。

林教授は、"勝負脳"のレクチャーの中で、北島選手に以下の6ケ条を伝授している。
「プールと一体化した…と思えるまで集中する」「プラスのイメージを持ち続ける」
「常に全力で練習する」「否定的な言葉を使わない」「4拍子半のリズムを保つ」
「ライバルに意識を向けるのではなく、自分に勝つ」

キーワードは、「明るさ」と「心の持ち方」にあるようです。
つまるところ、「平常心を保つことができる力」…それが勝負脳ということになります。

明るい」「肯定的」 「プラス発想」…この三つは、スポーツに限らず、 ビジネスの世界でも、地域社会の中でも、持てる力・能力を、ここ一番という時、最大限に発揮できる、"ヤル気の源泉"になるのです。

「今週の倫理」590号/林 成之著「勝負脳の鍛え方」より

2009年05月01日

宮城まり子とねむの木のこどもたち

私たちの年代で、「ねむの木学園」や「しいのみ学園」を知らないという人は、少ないだろう。
今年、「しいのみ学園」の曻地三郎氏は103歳に、「ねむの木学園」の宮城氏は82歳になる。
二人は現在も理事長・園長として現場に立ち、障がい児童の療育に忙しい日々を送っている。
曻地氏は、長男と次男が相次いで脳性小児マヒになった。
障がい児童の就学受け入れ先がなく、悩んだ。
なら自分が…同じ悩みを持つ子どもを引き受けようと、先祖代々の家屋敷を全て売り払い、昭和29年(1954)、 精神薄弱児の通園施設を開設した。

■しいのみ学園の「療育精神」

 

山の中に捨てられた小さな"しいのみ"は、人や獣に踏みにじられているけれども、 これに温かい水と太陽の光を与えるならば、必ず芽を出して来る。
障がい児は固い殻をかぶって動こうとしない。
その固い殻を槌や小刀で破ろうとすると、殻は破られるが、中身が傷ついてしまう。温かい水と太陽の光をじっと与えて、 気長に待っていると、殻はやぶれて芽が出てくる。これがわからないといけない。

"温かい愛情と厳しい研究" これがしいのみ学園の精神である

 


【心と体の健康情報 - 661】
「宮城まり子とねむの木のこどもたち」

連休スタート初日の4月29日、「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」(4/28~5/23金沢21世紀美術館)を、 妻や孫たち、家族連れで鑑賞した。
会場で、宮城まり子さんと、ねむの木学園のコーラスグループの皆さんにお会いした。
車椅子に腰掛けて指揮する宮城まり子さん…プロはだしの団員のコーラスを聴いて…感動がこみ上げてくる…
展覧会会場に入り、展示されている子どもたちの作品を見た…瞬間…それは、想像をはるかに超える、一流アーチストの作品だった… 見る者を引きつけて離さないのです。
障がいを持った智恵遅れのこどもたち…その絵筆から産まれた絵…語りかける創造性・感性・表現…言葉では言い表せない、 心の内からの筆づかい…生きている息遣いとなって、伝わってくる。
以下、宮城まり子編「ねむの木のこどもたちとまり子」画集から…

~しょうごの世界~

 

中学を出た時も、 一字もかけず、又、読むことも出来なかった。
かぎのような、かっこのような、すじをかくのが、しょうごの字である。
「まりこさん、えをかく」彼はそういって、つぎつぎ絵をかく。

一字もかけないしょうごから、私に手紙がよく渡される。
子どもたちが「ま」と「り」と「こ」の三文字を、彼に教えた。

その形が「ま」 と読むことを、彼は知らない。
けれど、「ま」と「り」と「こ」ばかりかきこんだ手紙がとどけられる…

まりことこども(とみやま しょうご)
まりことこども(とみやま しょうご)

白鳥がいなくなったの…どこへいったかぼく知っている(ほんめ つとむ)
白鳥がいなくなったの…
どこへいったかぼく知っている
(ほんめ つとむ)
秋のドレス(かわむら たかゆき)
秋のドレス
(かわむら たかゆき)

私は、宮城まり子の中に天使を見た…まり子は天使たちと暮らしている…

■宮城まり子プロフィール
1927年東京生まれ。昭和30年「ガード下の靴みがき」で歌手デビュー。
その後、舞台、テレビで活躍。昭和43年、日本で初めて肢体不自由児養護施設「ねむの木学園」を創設。その後、 子ども達の映画を製作監督して、広く世に知られるようになる。
昭和59年、ねむの木のこども達による劇団「虹」を結成。コンサート活動を始める。
2年後に始めた本格的コーラスが評価され、ビクターからCD発売。子ども達の劇団とともに、芸術祭賞など多数の賞を受賞。

2009年03月14日

生活習慣病「糖尿病」

■西郷隆盛と糖尿病

メタボといえば西郷隆盛…ピーク時の体重は、110キロにもなった。
沖永良部島に島流しになって1年6ヶ月。格子牢生活で、塗炭の苦しみを味わった。三食とも、冷飯に焼塩を振りかけるだけという食生活。 赦免されて帰ってきたときは、38キロ減って、72キロのスリムな体になっていた。
赦免されてからの7年間は、獅子奮迅の活躍…禁門の変で奮戦し、第一次長州征伐では、単身長州に乗り込み、戦わずして講和に成功。
そして、坂本竜馬の斡旋で、犬猿の仲の長州と同盟に成功した。

その勢いで、王政復古、更に、鳥羽伏見の戦い、江戸城無血開城と、肉体的にも、精神的にも、 計り知れないストレスに見舞われたこの時期…糖尿病を病んでいたのです。
生来肥満体質の西郷は、いつしか元の110キロに戻っていた。

糖尿の病を心配された明治天皇は、直々に減量をすすめられた。
天皇のドイツ人侍医が、西郷にヒマシ油を飲ませ、減量を試みた。
只でさえ飲みにくいのに、量が多いものだから、さすがの西郷どん、侍医を差し向けると閉口して、「これだけは…」と、逃げ回ったという。


【心と体の健康情報 - 648】
~生活習慣病~ 「糖尿病」

チョコレートが大好きな私、バレンタインで貰ったチョコレートを、血糖値とメタボを気にしながら、小出しにポリポリ食べている。

厚生労働省の調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」690万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」680万人… 合わせて全国で、1,370万人が糖尿を病んでいると、推定している。
ところが、糖尿病の治療を受けるため、病院に通っている人はわずか212万人。
なんで?…糖尿病は初期の段階では、痛みなどの自覚症状がないために、定期健診などで、医者から警告を受けても、つい放置し、 先延ばしにしてしまうのです。

生活が贅沢になり、体を動かさず、飽食から生まれた文明病…それが糖尿病です。
糖尿病は治療しても治らない病気です。また糖尿病は、遺伝的要因の高い病気で、両親に心当たりがあれば要注意です。 予防に心をくだく必要があるのです。
不幸にも糖尿と診断されたら、血糖値をコントロールして、恐い合併症を防ぐことが何より大切です。

血液によって運ばれるぶどう糖などの栄養素を、身体の組織が活用するのを促すため、 すい臓からインスリンが分泌されます。このインスリンの働きが不足すると、 エネルギー源となるはずの、ぶどう糖などの栄養素が血液中に溢れて、血糖値が高くなり、尿に糖が出るようになります… これが糖尿病の始まりです。

糖尿病は、遺伝や生活習慣と関わりが深いのですが、多くは、遺伝的体質を持っているところに、「食べすぎ・飲みすぎ・運動不足・ 加齢」などが加わり、発症するのです。
糖尿病は、初期の頃は自覚症状がなく、症状が出たときは、既に合併症がかなり進行してしまっている…そんな怖い病気です。 やたらとのどが渇き、尿が多くなり、体重も減ってきます。

「糖尿性腎症」は、自覚症状が出るに従い、急速に悪化…腎不全になって、 人工透析が必要になってきます。年間1万人以上の透析患者が、新たに生まれているという。 糖尿病が進行すると視角障害になり、失明してしまう…恐い病気です。

以前私が勤めていた会社の後輩…40過ぎに会社を辞め、独立起業した。
さあこれからと張りきっていた矢先、20代から慢性的に患っていた糖尿病が悪化。
視力を失い、車の運転が不能になった。仕事が出来なくなり、収入が途絶え、妻がパートに出て、家計を支えなければならなくなった。
将来に絶望し、1人家に閉じこもる日々…糖尿病を甘く見た結果の不幸です。

定期健康診断による早期発見、早期治療がとても大切な病気です。

2009年02月20日

青息吐息

■「胆識」

東洋政治哲学・人間学の権威で、日本の政・財界の啓発・教化につとめた"安岡正篤"先生がよく語られた言葉に、 「知識・見識・ 胆識」があります。

「知 識」…本を読んだり、人の話を聞いたりして得られたもので、
       知識として身につけることで、人間としての深みが増してくる。
「見 識」…自身の経験によつて得られたもので、何か問題に直面した時、
       的確な判断材料になります。
「胆 識」…何かを決定し行動しようとすると、反対され、阻止されることがあります。
       自分が正しいと信ずるなら、そうした反対に流されることなく、
       やり遂げようとする力、その実践的判断力を"胆識"といいます。
       いくら多くの知識があっても、すばらしい見識を持っていても、
       胆識がなければ、何も始まらないのです。

山口勝朗著「安岡正篤に学ぶ人間学」より

発言を追及され、前言を簡単に撤回してしまう麻生総理…発言のブレに象徴される場当たり的な政権運営… 指導者に求められる"胆識"が備わっていないのでは?

2/11中日新聞「中日春秋」


【心と体の健康情報 - 642】
「青息吐息」

毎朝起きて直ぐ、"10分間ヨガ"で身体をほぐすことから、私の1日が始まります。
ヨガで大切なのは、吐く・吸う・止めるの「呼吸法」と、「瞑想」…。
体内にある邪気すべてを、体外に吐き出すかのように「息をゆっくり吐く…」。
緊張感がゆるみ、心がゆったり、気が楽になり、晴れ晴れとした気分になります。

次ぎに、朝の外気をたっぷり「吸い込む」…気息が内へ向かい、新鮮なエネルギーが体内に満ちてくる…気力が充足し、 体がシャキッとしてくる。
そして「息を止める」…心気は一点に止まり、気が集中し、全身に充実感がみなぎってくる。
呼吸法を習得すると、自らの精神の安定と、心身の健康に大きく寄与するようになる。
東洋医学、西洋医学を問わず、医学界では"呼吸"の研究が盛んに行われている。アメリカの医学雑誌に、 人が様々な精神状態で吐く息の色の一覧が発表された。
息には様々な"色の違い"があることが、分かってきたのです。
笑う、泣く、怒る、妬むなど…精神状態によって、吐く息の色が異なってくるのです。

液体空気が入った冷却装置に試験管を入れ、息を吹き込む。息が冷やされて、底にカスがたまる。平常心の息のカスは"無色"である。 憎悪憤怒の口から吐き出される息は、毒々しい"栗色"になる。それをモルモットになめさせると、ひどく興奮し、頓死することもある… それは、他のいかなる毒よりも猛毒である証拠です。

少し前になるが、ある大きな会社の社長に面会した。社長室に案内され、部屋の空気を吸った瞬間、言葉を交わしてもいないのに、 オーラを感じ、無意識に頭を垂れていた…部屋の空気を吸った途端、そうせずにはおられなかったのです。

夫婦喧嘩をした時もそう…何故か冷静でいられなくなり、感情が激してくる。
それは、喧嘩相手が吐く息が脳を刺激して、興奮してくるのです。

日頃、何かにつけ腹を立てる人は、自らを自殺に追い込んでいるようなものです。
先ず肝臓がやられる。胃潰瘍や肝臓ガンは、こうした心理状態に起因して、発症すると言われている。
穏やか平穏に暮らすことが、健康には一番いいのです。
良い精神の人は和気を吐く。が、悪い精神の人は毒気を吐き散らすのです。
前号で「益友」の話をしたが、益友の吐く息が、脳に良い影響を与えるのでしょう。

歌舞伎「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋の段」では、主君の子の首を討たねばならぬ羽目に陥った主人公が、 思案の末に、その日弟子入りしたばかりの子供を身代わりに仕立てて首を打ち…差し出した。首実検にやってきた役人… 実は子供の父親だったのです。
我が子と知りながら、「主君の子の首に相違なし」と言って、引き上げます。
その時の主人公の心境を浄瑠璃は、「青息吐息 五色の息を一時に吐く思ひなり」と、 表現している。

伊藤節子・著「父 安岡正篤を語る」

江戸の昔の人も、悲しみや怒りなどで吐いた息を、赤とか青で表現しているのです。
100年に一度の大不況と言われる今…国も私たちも、青息吐息では困ります。
何事もプラス思考に、赤い気炎を挙げて、不況を乗りきりたいものです…。

2009年01月30日

風邪と抗生物質と国際テロ

■インフルエンザの種類と特徴

[A型] 危険性はとても高く、毎年流行する。時に爆発的に大流行する。
     ロシア型、香港型のほか、人への感染が懸念される鳥インフルエンザもA型。
[B型] 危険性は高い。A型に比べ流行の規模は小さく、ワクチンが効く。
[C型] 危険性は低い。症状は軽く、ワクチンが効く。

1月になって、寒い日が続いたせいか、例年より早くインフルエンザが流行っている。
県内の流行のピークは、1月末から2月初めになるという。
一昨日、孫が香港A型にかかり、保育所を休んだ。また、取引先のK夫婦、二人揃ってダウン…ご主人は39度の高熱で、奥さんの手に負えず、 救急車を呼んだ。

今年のインフルエンザ、ロシア型に感染すると、タミフルも予防注射も効かないという…ならば、風邪を引かないようにするしかない。
人ごみを避ける、外出時にマスクをする、手を洗う、うがいをする。


【心と体の健康情報 - 636】
「風邪と抗生物質と国際テロ」

たいした風邪でもないのに、抗生物質を安易に処方する日本。
風邪を引いて、町医者に行くと、無理やり解熱剤で熱を下げようとする…
そこで渡されるのが抗生物質。
診察室を出る時、先生「3日分入れておきます…治ったからと、途中で飲むのを止めないで下さい…中途半端に止めると、 菌に耐性が出来ます」と、注意を促す。

以下、(株)山田養蜂場/代表・山田英生氏「緑が地球を救う」から…

抗生物質を飲むと、確かに治りが早い…。
ドイツに旅行した時、扁桃腺が腫れたので、薬局で抗生物質を買おうとしたら、「医師の処方箋がないとだめ」と、 売ってくれませんでした。

病院に行って「処方箋を書いてほしい」と頼んだら、老医師は…
「この程度で抗生物質は出せない。レモンでも絞って飲み、一晩ぐっすり寝れば、直ぐ治る」…その通りしたら、 翌朝熱が下がっていた。

無理に熱を下げ、体内に閉じ込めると、逆に風邪が長引き、完治を遅らせてしまう。人体のメカニズムは、発熱し、 熱を外へ逃がすことで免疫力が活性化し、ウイルスを排除しようとする。

抗生物質は、菌をやっつけるために開発された…ところが、抗生物質に負けない菌が出現する…今度は、 その菌を上回る強い抗生物質を開発する…菌と医学のイタチごっこが繰り返されてきたのです。

菌も生命体である以上、生存のために進化していくのは、当然の法則。
今、院内感染が社会問題になっている…医学会では、何れ、どんな抗生物質も効かない耐性菌が現れて、 人類を存亡の危機に陥るかもしれないことを、恐れている。

であれば、菌にプレッシャーを与えず、菌と上手に"共存"できる、健康な身体をつくりあげていくことが、 大事になってくる。
そのためには、病気に負けない身体、つまり「免疫力」を高めていかなければなりません。健康な時に、 病気にならない身体をつくっておくのです。
病気を"予防"することに重きを置く…病気に対する考え方を改めなければならないのです。

「風邪に利く薬はない…卵酒でも呑んで寝なさい…今晩熱が出ますよ」
近所に、こんなことを言う町医者がいる…が、待合室に人はいない。

風邪を引いたら、熱や咳きが出たら…薬で症状を治そうとする。
「仕事に差し障りが出る、寝込むわけにはいかない」と、強い抗生物質の処方を病院に求める患者。そんな考え方を改めない限り、 問題は解決しないだろう。
医者だけの問題ではないのです。

話は横道に反れるが、1月15日、英国の外相が「ブッシュ政権の対テロ戦争は誤りだった」と、 公式の場で盟友アメリカを痛烈に批判した。
インドネシアやアフガニスタン、パレスチナなどに出没する"テロ"。
ブッシュ政権は、武力でもって押さえ込もうと、何度も軍隊を送り込んだ…
が、失敗に終わった。

それまで、各地バラバラに展開していた武装集団を、逆に結束させてしまった。
アルカイダのような強力な国際テロ集団を、作り出してしまったのです。
武力でもって相手を追い詰めれば、相手も必死…生存をかけて、死に物狂いで立ち向かってくる。政府軍の届かない所に潜伏して、 姿を隠してしまう。

地道な対話で、法に従い、貧困を改善するなど、相手が抱える問題に手を差し伸べて、問題の解決を図るべきだったのでは…。

毎冬猛威を振るうインフルエンザ…抗生物質で押さえ込もうとするが、一向に改善の兆しがない…それは、 先進諸国がテロ集団に手を焼いているのと、似てはいないだろうか。

薬で叩こうとせず、菌にプレッシャーを与えず、菌と人間社会が"共存"していく…。
そのために、人の免疫力を高めていくことに重きを置く…そんな考え方があってもいいのではないでしょうか。イソップ物語の、 北風より太陽です。

※関連メルマガ
’07年2月6日No.279~283「癒す心・治る力」をお読みください。
(ページ下の「ブログ」 をクリック、カテゴリー"食と健康"にあります)

2008年11月11日

天職・一生やり続けるものを見つける

■人生が面白い

職業に 上下もなければ 貴賎もない
世のため 人のために役立つことなら 何をしようと自由である
しかし どうせやるなら 覚悟を決めて 十年やる

すると 二十歳からでも 三十までには一仕事できるものである
それから十年本気でやる
すると 四十までには頭を上げるものだが
それでいい気にならずに また十年頑張る

すると 五十までには群を抜く
しかし 五十の声を聞いたとき 大抵の者は息を抜くが それがいけない
これからが仕上げだと 新しい気持ちで また頑張る

すると 六十ともなれば もう相当に実を結ぶだろう
だが 月並みの人間は、この辺で楽隠居がしたくなるが
それから十年頑張る

すると 七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう
しかし それからまた十年頑張る
すると この頃が一生で一番面白い


【心と体の健康情報 - 616】
~幸せな人生を歩むために~
「天職・一生やり続けるものを見つける」

■「仕事っていうのは…」

小野二郎さんは鮨を握り続けて57年。この春話題になった「ミシュランガイド東京版」で、世界初の鮨の三ツ星店に選ばれた。
三ツ星の評価を得てからは、3か月先まで予約でいっぱいという。
一日に600個(30人前)は握るが、いくら握っても肩や手首は凝らないし、腰にも来ない。
57年握ってきて、動作が型になり、力むことがない。

三ツ星になったことがすごいこととは思っていない…それが店の評価のすべてじゃない…大事なことは、与えられた仕事を手抜きせず、全うする…これに尽 きると思うんです。
そもそも自分は、鮨職人になりたかったわけではない。料理の才能だって大したことはない。3年前、”現代の名工”に選ばれた時も「どうして自分が?」というのが素直な気持ちでした。
7歳で奉公に出されて、頼る身寄りも帰る家もない。首になれば飢え死にするしかないから、目の前の仕事を必死にやるしかなかった。だから、この仕事は 合わないとか、向いていないとか、そんな若い人を見ていると、一言言いたくなる。
「仕事っていうのは、合う合わないじゃなく、こっちから努力して合わせていくものだ…」

読売新聞「時代の証言者」から抜粋

以下は、”夜回り先生”水谷修先生、「明日を求めて…こどもたちへ」からの抜粋です。
遠藤明さんという…73歳の江戸前寿司職人のお話をします。
江戸・四谷で「まとい寿司」というお店を、もう半世紀近くやっている。
彼の口癖は、「俺たち寿司屋は、ただ魚を切って売る魚屋じゃない。
塩をしたり、酢や昆布で締めたり、一手間かけてお客に魚を出す。これが職人の仕事だよ」

東京湾でタンカーが炎上し、東京湾の魚が捕れなくなったときは、店をしめた。
それほど江戸前にこだわった人でした。
私は、彼と今から30年前の21歳の時に知り合った。
当時も寿司は大変高価で、学生ぶんさいがカウンターに座って、お好みで注文して食べることのでき るようなものではありませんでした。
それでも、アルバイトでお金を貯めて、有名なお店に半年に一度は通っていました。
4月でした…私は、アルバイトで稼いだ1万円を財布に入れ、当時有名だった”まとい寿司”の暖簾をくぐりました。

カウンターに座り、圧倒されました。周りには、私が見知っている有名な俳優や、政治家たちが座っていました。私は、遠藤さんに言いました。
「私は学生です。今日は1万円しかありません。これで支払えるだけの寿司を食べさせてください…」
それを聞いた遠藤さん。
「学生さん、好きなだけ食べていきな。あんたのその1万円、汗流して苦労して貯めた金なんだろう…あんたの1万円は、この店に来る有名な連中の10万円 以上の価値がある…いいかい、学生さん…客を育てるのも、寿司屋の職人の仕事なんだよ…」
それ以来、私は遠藤さんを父のように慕い、30年間お世話になってきました。
遠藤さんの口癖は、「俺の寿司を食べて、お客さんが幸せな顔をしてくれる。それが、俺の一番の幸せだよ…」
彼の寿司は、客によって…また箸で食べるのか、手で食べるのかによって…シャリやネタの大きさ、形が変わっていました。憎いほどの本物の職人でした。

「本物になる」ということは、実に簡単なことです。
自分が志し、目指したその道を天職と思い、一生やり続け、生き抜く…
それが唯一の本物への道です。何か一つ、一生やり続けるものを見つけることですね…。

2008年11月04日

海外旅行での病気対策

ベネチアン・マカオ・リゾートホテル先週4日間、マカオ観光を楽しんだ。
昨年竣工したばかりのベネチアン・マカオ・リゾートホテルに宿泊。
ラスベガスのベネチアンと同じ設計で、 何と、東京ドームが3コも入る巨大ホテル。
1Fは、世界最大規模を誇るカジノ、3Fは、ベネチアの石畳の街並みを再現したショップス…400メートルの運河が3ヶ所あり、ゴンドラが行き交い、カンツォーネの歌声が響く…そして、三千室のスイートルーム。
従業員1万2千名の超豪華ホテルだ。

マカオタワー(338m)マカオに、世界一の高さを誇るバンジージャンプがある。
マカオタワーの233メートルから飛ぶ。
足首にゴムのロープを付け、真っ逆さまに200メートル落下…落下速度は時速200キロ…想像しただけでくらくらする。
私たちの観光案内をした、日本人ガイドの青年が体験…飛ぶと、ギネス記録証明書が貰えるという。


【心と体の健康情報 - 614】
「海外旅行での病気対策」

円高のお陰で、海外旅行が割安になった。
中でもウオンが数前の半分に下落し た韓国がお徳。
気をつけなければならないのが、旅行中の病気。
私は以前、友人数人とパラオへスキューバーダイビングに出かけ、着いて直ぐ 風邪熱で倒れ、救急車で病院に担ぎ込まれたことがある。楽しみにしていた旅行がオジャンになったのです。

旅行前日まで元気だった私…当日、やや風邪気味だったが、一本目を潜ってホテルに帰った直後、気を失った。まさか倒れるとは…。薬は持参していなかった。
気付いたら病院のベッドの上だった。友人達が心配そうに覗き込んでいた。
楽しいダイビングに水を差してしまった私。回復したのは帰国の日だった。

もっと大変な出来事があった。 私の親戚の長男が、大学推薦でアメリカに留学したが、渡米の翌日、事故で亡くなってしまった。
両親や大学関係者が、遺体を引き取りにアメリカに飛んだ。
遺体にはドライアイスが詰められ、金沢に戻ってきた。
日本に運び込むのに、検閲手続きなど、あれこれ大変だったようです。

パラオで支払った治療費は、帰国後全額保険で賄うことが出来た。
日本語が通じない医療制度の違う異国の地で、思わぬ事態に陥らないよう、予防措置をして快適な旅を楽しみたいものです…。

旅行者の医療費負担は国によってまちまちです。
イギリスは応急措置は無料。イタリアも公立病院での診療は無料。
一方アメリカは、日本のように健康保険制度が充実していないので、医療費はビックリするほど高額。集中治療室のお世話になると、数千万円の治療費を請求されたケースもあるという。

'06年、海外で死亡した日本人は484人。うち病死は298人で、事件・事故に巻き込まれての死者を、大きく引き離している。
病死のほとんどが「心筋梗塞」「脳卒中」。50歳以上の旅行者には、この二つの病気に対する備えは欠かせません…と医師は言う。が、倒れるまで、ほとんどの旅行者は、自覚症状がないのが実状…。
血圧の高い人、血糖値の高い人は、旅行に出かける前に、病院の診察・検診を済ませておくことです。
私は旅行前に、必ず歯医者に行き、虫歯や歯槽膿漏の有無を、診察してもらう。治療を要する箇所は、出発前に治しておき、持参する薬も貰っておく。

海外のスキューバー・ダイイビングポイント…町から遠く離れていて、医療が整っていない。出かける時は、目・鼻・耳・歯の異常や風邪の有無など、健康チェックを怠らず、薬を携行するようにしている。

海外でうっかり生水を飲んで、猛烈な腹痛と下痢に襲われ、楽しいはずの旅行を台無しにした話はよく聞く。
日本の水は「軟水」…東南アジアやヨーロッパの水は「硬水」です。
日本人は硬水に弱い…飲んで下痢を起こすのは、硬水のせい。
生水を避け、コンビニでミネラルウォータを買うことです。

2008年10月07日

3連敗の後の4連勝

■韓国勢の台頭と、元気のない日本の棋士界

先週5日の日曜、日本女子オープン最終日。
最終18番ホールでトップに並んだ"宮里藍"。
先月片山津の"横峯さくら"同様、1打差で又も韓国の選手に優勝を持っていかれた。
囲碁界も、つい最近まで日本は世界の碁界をリードしてきました。
中国も韓国も碁といえば、日本の棋士の指導や著書によって勉強したものでした。

ところが十数年前から力関係は全く逆転。
碁の世界戦のタイトルは、ほぼ韓国の棋士に独占されるようになりました。
その背景には、韓国の父母たちの教育熱心があり、10人中9人の親が「囲碁は教育にいい」と信じ、 子どもを囲碁教室に通わせる環境にあります(数年前から日本も…)。

同じ現象が、プロコルファーの世界にも起きている。
韓国勢が日本や米国ツアーの上位を席巻しているのです。
その韓国を、猛烈に追い上げているのが中国。
棋士たちは国家的支援を受け、住み込みで研鑽を積んでいる。
賞金額の大きい二つの世界棋戦…2008年の優勝者は、中国の棋士でした。

世界戦で結果を出せなくなった日本棋界…その現状を無念に思っているのは、私一人でしょうか…。

9/21中日新聞社説 


【心と体の健康情報 - 606】
「3連敗の後の4連勝…その奇跡」

第1回ワールドマインドスポーツゲームズ(頭脳オリンピック)が、10月3日~18日、北京で開催されている。大会には、囲碁、 チェス、チェッカー、シャンチー(中国将棋)、ブリッジ(トランプ)の、5競技36種目に、 100以上の国から2,000名を超える選手が参加して、メダルを競う。

囲碁が趣味の私。この7月の「本因坊戦7番勝負」で、羽根直樹九段が、3連敗の後、カド番の絶望状況から4連勝して本因坊を奪取、 初タイトルを手にした。その劇的大逆転の一部始終を、TV観戦した。
ファンを興奮させた羽根直樹九段は、囲碁界を支える「平成の四天王」の一人である。

囲碁界の3連敗4連勝は、"趙治勲"二十五世本因坊が三度、"林海峰"名誉天元が二度記録している。趙は6歳、林は10歳で、 それぞれ韓国、台湾から来日。勝つことを宿命づけられた"粘着流・二枚腰"で知られる棋士である。
日本人の達成者は、棋界・将棋界いずれも、今回が初めてである。

プロゴルファーでも、プロ歌手でも、経費を差し引いて、年収1千万円以上の所得を手にするプロは一握りであろう。 棋士の世界も同様、プロ棋士になれるのは一握り。タイトルを争う棋士となると、更に絞られ、10人に満たない。

本因坊羽根直樹九段は、中部総本部(名古屋)元"王座"のタイトルを持つ、羽根泰正九段の息子。恵まれた家庭で育まれ、 3歳で囲碁大会に出場。
小学1年でプロを目指す院生生活に…。
超一流棋士のほとんどがそうであるように、中学3年の14歳で、プロ棋士になっている。

先月9月中旬、片山津ゴルフ倶楽部で、日本女子プロゴルフ選手権を観戦した。
2日間予選ラウンドを戦い、上位60位タイまでが決勝ラウンドに進出する。
優勝者は、賞金1,800万円に、ホンダの高級セダン。60位は30万円。

出場選手の半分以上が予選で涙を呑む。交通費、宿泊費を差し引いて、どれだけ残るのだろう…。専属のキャディを従え、 試合に臨む選手は、宮里藍など、一部の選手に限られる。プロで食えるようになるのは大変だ。

鍛え抜かれた天才たちの戦い。2日間予選を戦い抜いて、1アンダー以上が5名(1位から3位を韓国勢が占める)。 アンダーパーは横峰さくら他3名、1オーバー5名、2オーバー7名と続く熾烈な戦い。5オーバーした選手は、予選落ちの憂き目に…。
一打のミスショットが…ツキの有無が…明暗を分ける。

そもそも、差が生まれるのはなぜか。何が、勝負を分けるのでしょうか?
羽根本院坊は、その問いに答え…
「碁はうまい手を打ったから、リードできるというものではありません。
そもそも相手がミスをしなければ、勝つことは難しいものなのです。
最善と思う手を打つしかないのです。
相手のちょっとしたミスに気付くかどうか…その嗅覚、その瞬間を見抜く…それが、勝つ棋士と勝てない棋士の分かれ目になる」

勝負は妙手より、一手のミスで決まる。
一流棋士には、自らが信ずる"思想信条"というべき"棋風"があり、技量の差は紙一重なのです。

ゴルフも同様。天才女子プロゴルファーが戦う姿を目前にして、その精神力、判断力、運、勇気…そういうものが、 いかに勝敗を左右するか…。
弱気になって脱落した"上田桃子"。あくまで優勝を信じて戦い抜いた"横峯さくら"。
二人の明暗が、最終順位に表れてくる。

優勝を決する4日目、最終18番ホール・パー4。一打差の2位で追う横峯さくら。思い切り叩いた一打目がラフに転がり込んだ。 深さ15cmのラフ…誰もがこれまでと思った。アイアンで安全な場所に出し、3打目でピンに寄せてパー狙い… ボギーになる確率の方が高い。

残り173ヤード・砲台グリーン。手前には背丈もあるバンカー。
グリーンオーバーしたら、奥に深いラフが待っていて、フライヤーが怖い。
横峯、やおらウッドを取り出し、イチかバチか思い切り叩いた。
ボールはグリーン中央に向かって一直線…ワンバウンド、ツーバウンド…転がり、止まった…イャーまいった!
優勝こそ逃したものの、天才一流ゴルファーのすごさを堪能した。
勝負に掛けるプロの秘密…その一端を垣間見たのです。

2008年08月26日

60歳からの健康法

■ゴルフ場の昼食は「カレー」がお薦め

21~22日の2日間、岐阜県荘川(白川郷から二つ目のインター)でゴルフを楽しんだ。
気温は20度…肌寒いくらい。高原の空気をいっぱい吸って、白球を追った。
夏…炎天下のゴルフは大変だ。ラウンドで溢れ出る汗、プレーが終わる頃には、体中の水分が抜け、喉はカラカラ、身体はクタクタ。
そこで、ゴルフ場の昼食には「カレー」がお薦め。その効果は多彩です。
カレーは消化が早く、その風味は食欲を増す。また、新陳代謝を促進する作用がある。
体を芯から温め、休憩中に体が冷えるのを防いで、後半のプレーで体がよく動きます。
カレーのスパイスには、漢方の生薬に近いものが多く含まれ、疲労回復に役立ちます。

汗びっしょり…昼食のテーブルに着くや、先ず生ビールで乾いた喉を潤し、生気を取り戻す。これが良くない… ビールには利尿作用があるのです。
水分を補給したつもりが、逆に体内の水分を排出する。脱水症状を起こし、粘膜が乾燥し、血液がどろどろになる。成人病を抱えている人は、 要注意である。
まめに水分補給して、プレーなければならない。


【心と体の健康情報 - 595】
「60歳からの健康法」

「いつまでも若々しく健康でありたい。」
60歳…還暦を迎える頃になると、残された人生の健康を考えるようになる。
毎朝ウオーキングするとか、タバコを止めるとか、ほとんどの人が、健康のために何かを熱心にやり始めます。

「まだ若い」と、つい過剰ペースになり、体調を壊してしまう…何時までも若くはありません。無理をしないことです。 年齢に見合った、無理のない生活を心掛ける…つまり60歳は、人生のギアを入れ替える時なのです。

以下、"丁 宗鐵"先生著「医者のいらない暮らしがしたい」から…
まず心がけたいのは、「病気にならない、病気を寄せつけない生活習慣づくり」。
過飲・過食を避け、早寝早起きの規則正しい生活を、習慣付ける。
趣味に、水泳・山歩きなど、適度な"運動"を取り入れるのもいいでしょう。

次に、健康管理に欠かせないのが"体重"。常に「体重を一定に保つ」ことです。
会食や付き合いが多く、気付いたらお腹が出て、体重が増えている。
増えた分、元に戻さなければなりません。
還暦を過ぎたら、肥満でなくても「1年に1kgを目安に、体重を減らしていく」…それくらいが丁度良いのです。

歳を重ねるに連れ、新陳代謝機能が弱まってくる。内蔵機能を、これからも長く、正常に維持するには、よけいな脂肪分を減らし、 内臓への負担を和らげなければなりません。
この際、注意しなければならないのが、急激なダイエット。皮下脂肪が血中に溶出し、血管の中に脂が溜まり、動脈硬化の原因、 コレステロール値を高めてしまいます。
何事も、ゆっくりがいいのです。

「病気になる前に、未然に病気を予防する」…そんな心配りが大切です。
自分では気付かないが、火事でいえば"ぼや"になっている状態です。
この段階で、ライフスタイルをきちんと整え、早めに手当てをすることで、大事に至るのを防ぐのです。

私は、毎年9月に定期健診。その時、癌や動脈瘤、痴呆症の早期発見を目的とした、
"ペット検診"を欠かさない。病は、自覚症状が出てからでは遅いのです。
病気になった後の治療費、周りへの迷惑を考えると、8万4千円は安いものです。

大切なのは、「今まで経験したことのない症状が出た」「ちょっと悪いところを抱えている…が、以前より症状が重くなったようだ」 「家族がおかしいと言う」「血圧・脈拍・排泄に何らかの変化が出てきた」など、体内からの信号を軽く見過さないことです。
ほうっておくと、取り返しのつかないことになります(どこかの民放のキャッチフレーズ)。
私は、変だと思ったら、すぐ病院で診てもらうようにしています。

過去の検診データが、病院に保管されている。 車検のように、日頃手入れを怠らず、部品の消耗・ 交換を出来るだけ少なくするよう努めます。
自分の健康状態をよく知り、いつでも相談に乗ってくれる"かかりつけの医者"を持っていると安心です。

2008年03月21日

老化しにくい体に…

■アレルギー

昭和22年、5歳の時、長町の眼科で「目もらい(まぶたのイボ)」を切除した。
それ以来、3ケ月に一度「逆マツゲ」を抜かなければならない。
目はいつもムジムジ赤く充血し、涙目に悩まされる…そして、過敏症になった。

多感な青年の頃… 人前で過度に緊張するようになり、対人恐怖に… 顔が耳まで真っ赤になるのです。 そんな自分を何とかしようと、28歳の時、家業の婦人雑貨店を畳み、大手住宅会社に就職した。営業の世界で、自分を鍛え直す決意で…

数年後、自らの提案で 「公的資金で社宅を…」 と新聞広告。商工会議所で、企業向け事業説明会を主催… 人前で堂々話しが出来る自分に変身していた。

過敏症の目には最も辛い春先… 一日中むじかゆい。紫外線や埃を避けるためのサングラスが欠かせない。  アレルギーで緊張した目で相手を見つめ、初対面の人に、 「怖い人」 のイメージを与える。



【心と体の健康情報 - 336】
「老化しにくい体に…」

春の訪れと共に悩まされる「花粉症」。
先週、一緒にゴルフを楽しんだ I 社長。花粉症に悩まされ、プレー中「ハクション!ハクション!」、クシャミをしながらのプレー… 辛そうでした。
鼻をかむために、カートに乗せておいたティッシュ箱…カラスが箱ごとくわえて飛んでいった。この珍事…巣作りに使うのでしょうか?

厚生労働省の調査では、全人口の3人に1人が、何らかのアレルギー症に悩まされているという。最近では、天気予報に合わせ、 花粉の飛散予報が伝えられるほど、多くの人が花粉症に悩まされている。
花粉症に限らず、アレルギー症状に悩む人が増えている。国民病と言ってよいでしょう。
その原因の一つが、「活性酸素の過剰発生」にあることを、 ご存知でしょうか。
この、よく耳にする「活性酸素」とは…何でしょうか?
活性酸素とは「攻撃性のある酸素」のことで、活性酸素が体内で大量に発生すると、アレルギー症状が悪化するのです。

呼吸によって体内に取り込んだ酸素のうち、 約2%が代謝の過程で活性酸素に変化する。そのほか、加齢や紫外線、 激しいスポーツや喫煙などが、過剰発生を促すのです。
私たちは、活性酸素が大量に発生する様々な要因に囲まれて生活している。
例えば、コンビニのお弁当、カマボコなど、食品添加物を多く含む加工食品や、過度の飲酒は、肝臓で解毒する際、 大量の活性酸素を発生させます。
中国製ギョーザに付着していた農薬もそう…。

紫外線や大気汚染も、活性酸素を大量発生させ、身体を錆び(酸化)させる。
経営不振、過労からくる過度なストレスも、長引くと、モロに老化に表れてきます。肌は張りやツヤを失い、頬はこけ、目はくぼみ、 びっくりするほど老け込みます。
男性が女性に比べ平均寿命が短いのは、仕事からくるストレスの影響が大きいのです。
私たちの身体は、活性酸素から身体を守るため、体内で「抗酸化酵素」を作り出し、発生した活性酸素を除去して、身体を守ろうとします。
ところが、加齢とともに体内の「抗酸化酵素」が減少して、 活性酸素を除去しきれなくなる。人体を痛めつけ、 生活習慣病やアレルギー症状の引き金になるのです。
60歳を過ぎる頃から急速に老け込むのは、活性酸素による影響が大きい。
歳をとって病気を患うと、大量に発生した活性酸素で、みるみる老け込んでいく。
活性酸素が身体を錆びさせ、老化を促進させるのです。

私は66歳。老化を遅らせる様々な試みをして、若さを保っている。
食事に注意し、適度な運動を心がける。N研究所の可能性思考研修に出かけ、活力・気力を充電するのも、良い方法です。  そうした日常の積み重ねが、体力の衰えを補い、 「 若々しいね…」と言われるようになるのです。

老化を予防するには、喫煙をやめるとか、抗酸化成分を多く含む食品を食べるとか、肉類を減らすなど、 生活習慣の改善が大事になってくる。
同時に、体内で発生する活性酸素の除去を助ける、"抗酸化サプリメント" を積極的に補うようにします。 身体を錆びさせないことが、若さを保つ秘訣です。

ノエビア「健康クラブ・春号」より

~お勧めの「抗酸化サプリメント」~       提供/ノエビア

●一番のお勧め…[ワイゼットフォーミュラー(特許商品)
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 体内で発生した活性酸素を除去する「ルチン」「バラ花びらエキス末」
 「海岸松・樹皮エキス末」を配合。身体が錆び、老化するのを抑制する。

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 活性酸素を消す、南アメリカ産「ルイボス」、「コーン」「ハブ茶」「くま笹」
 「とくだみ」など、10種類の植物成分をブレンドした健康飲料です。

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 今、注目の「α-リポ酸」の他、「ブドウ種エキス」「ハス胚芽エキス」
 「ビタミンB2」などを配合。

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2007年03月20日

心を無にする

私の健康法に、毎朝のウオーキングがある。早歩き10分、ちょっと休んでまた早歩き10分。それを繰り返して40分。これは、 20分間休まずにジョギングするのと、同じ効果があります。

途中で一休みする時、ただ休むのではなく、"ヨーガ"で体をほぐすようにする。

■ヨーガで大事なのは…
1.伸ばす・ねじる
ヨーガには、山や木、魚、猫、コブラなと、自然や生き物をイメージした様々なポーズがある。動作はゆっくり、背筋を伸ばすことから始め、 一つひとつの動作を左右均等に行う。
完成されたポーズを求めるよりも、そこへ至る過程を大事にします。

2."吸う・吐く"の呼吸
自分の体を限界近くまでひねるとき、息をス~と吐く。
すると、びっくりするくらい柔らかく、体が曲がっていく。
元に戻す時、さわやかな朝の空気をお腹一杯吸い込む…。

3.瞑 想
ヨーガをやった後しばらく静止し、心を静める。私はベンチに腰掛けて、体中の重力をすべて抜き、ゆったりとした気分で、1~2分間瞑想する。


【心と体の健康情報 - 285】
「心を無にする・・・」

春の訪れはスポーツから…。ゴルフ、サッカーに始まり、大相撲春場所へ。
23日からは選抜高校野球。そしてプロ野球開幕へと、スポーツシーズン全開となる。
日本で相撲を始めて見た外国人。土俵に上がった力士が、何ですぐ戦わないのか、不思議に思うそうです。その意味は、 みなさんもご存知のように、相撲の仕切りを一度、二度と重ねていくごとに、心を無の状態に近づけ、気力を満たし、 相撲道を極めることにあります。

日本画を描くとき、絵の具を溶くという作業がある。
左手で皿を持ち、右手の人差し指を中指の上に乗せ、この中指の腹を使って、ゆっくり回しながら、ニカワを混ぜた絵の具を溶かしていく。 焦らず、力を抜いて、時間を掛けて黙々と混ぜていく。これは単に絵の具を溶かしているのではない。絵を描く前に、 心を無の状態にする大切なひと時なのです。

昔の職人は道具を大切にした。命の次に大切にした。仕事の前後にたっぷり時間をかけて手入れをする。これも心を無にし、 精神を鍛錬する時間になる。
合理主義がモットーの外国人には、とても理解できないことでしょう。

数年前、ヨーガ教室に通っていた。マットを敷いて、上を向いて寝る。
最初、薄く目を閉じて瞑想に入る。癒しの音楽が心地よく、先生の声がする。
「肩の力を抜いて… 腕を楽にして… お腹の力を抜いて… お尻を… 太ももを… 足を楽~にして… 全身の力を抜いて…  何も考えないで…」

五分くらい瞑想。それから15分くらいヨーガで体をいじめる。そして3分くらい瞑想。それを繰り返して、最後に瞑想して終わる。 不思議なくらい心が安らぎ 、穏やかになる、癒された気分になる。

柔道・茶道など、日本に古くからあるお稽古ごとには"道"が付く。
道を極める根底は、呼吸を整え、心を無にすることを何より大切にする。
日本を象徴する座禅も、いわば邪念を捨て、無心になるための訓練といえる。
能、日本舞踊、弓道、剣道、いずれも日本人は"精神面からその道を極める"
日本人は古来よりその精神を大切にしてきた。

2006年07月11日

たばこ規制が強化される西欧諸国

たばこの価格が、この七月から一本当たり約1円値上げされた。
多くが1箱300円になる。値上げ分は、未成年者が自動販売機で買えないよう
に、改良する費用などに充てるという。

私は大の愛煙家。18歳の時に吸い始めて、一日25~30本、30年間吸い続
けた。営業の世界にいた関係で、タバコは必需品。ストレスを取るためにも、
離せなかった。
それでも、過去何度も禁煙にチャレンジ。2年近く吸わなかったことも二度ばか
り。つい気がゆるみ、「一本だけ」と手を出し、以前にも増してヘビースモーカー
に…。
四年前ようやく、完全禁煙に成功した。きっかけは「3KM・幸福設計」の研修。
みんなの前で"禁煙宣言"したのがきっかけ。本当は、肺ガンが怖かったから…。
大多数の喫煙者は、何れ禁煙したいと思っている。今回の値上、禁煙のきっかけ
になればいいが…。


【心と体の健康情報  - 252】
「たばこ規制が強化される西欧諸国」

諸外国で一番売れている銘柄、イギリスが1045円、米国774円、フランス
630円、ドイツが506円。日本のたばこはまだまだ安い。
日本の愛煙家にアンケートしたところ、「1箱500円になれば禁煙する」と
答えた人が多かった。                     7/2 読売新聞

財政赤字が続き、消費税値上げもやむなしとする政府。欧米並みに、たばこを
大幅値上げすべき時かも…。喫煙者が減れば、心筋梗塞や肺気しゅなどの患
者が減り、政府の医療負担も軽減されるだろう。

日本は、お酒やタバコをたしなむ人に対する、公でのマナーがいたって寛大。
先進国の中では、たばこの喫煙率が最も高く、禁煙規制もゆるやかで、禁煙
対策の遅れが目立つ…。

今、イタリアに旅行すると、喫茶店やレストランには、禁煙マークが描かれた
警告文が壁に掲げられているという。イタリアでは、今年一月"禁煙法"が施行
され、屋内での喫煙が全面禁止となった。

日本でも、公共施設や病院内は禁煙だが、イタリアは、すべての職場が禁煙。
厳密に定められた基準を満たす、排気・空調設備を備えた、完全分煙の喫煙
場所以外では、たばこは吸えないことになった。
違反すると、3千8百円から最高3万8千円の罰金が科せられる。
子どもや妊婦の前で吸ったら、罰金は倍になる。自由奔放に人生を楽しむ
イタリア人ですら、この厳しさ…。これが世界の潮流なのです。

イタリアの喫煙率は男性31%、女性17%。フランスが30%、21%。
スウエーデン14%、19%。対する日本は、男性46%、女性14%。
先進諸国の中では、日本男性の喫煙率が最も高い。

昨年3月アイルランドは、公共施設や飲食店など全面禁煙に踏み切った。
一年後に、調査結果が報告された。たばこの煙でくもっていた居酒屋の空気は、
粉じんが5割から9割も減少。従業員が訴える息苦しさなどの症状は、約4割
減少。たばこを吸わない人の呼吸機能が10%改善されたという。

肺の中で、酸素交換をつかさどる小さな袋が、長年の喫煙習慣によって、ニコ
チニンで詰まり、「慢性閉塞性肺疾患」という病気になる。慢性的な息苦しさに
陥り、高齢者の寿命に大きく影響する…。

日本同様、たばこ対策が遅れていたドイツでも、昨年一月、たばこ税を25%に
引き上げ、喫煙率低下に本気で取り組み始めた。世界各国たばこ規制が進む
中、日本だけが取り残されていく…。
少子高齢化で、政府の医療負担は増加の一途。国民の医療負担額を上げる
だけでなく、喫煙による患者を極力減らす努力もしなければならない。

2006年05月19日

囲碁は脳を活性化する

フインランドの義務教育が、世界の注目を集めていることを、以前お伝えした。
1クラス20人。生徒一人ひとりの個性に合わせ、能力を引き出すカラキュラム
が組まれている。
先生が作るテスト。日本のような暗記形"穴埋め問題"はない。記述式の問題が
大半を占め、月に一度は、生徒を近くの図書館へ連れて行く。
読むこと書くことが、すべての教科の基礎。
創造的な内容や、理論的な文章を、繰り返し書かせるようにしている

小学校3年生に「大人になって何になりたい?」とマイクを向けると、どの子供も
目を輝かせ、即答する…。「ピアノの先生になりたい」「お父さんのような立派な
職人になりたい」。そして「世の中の役に立つ仕事をしたい」と、一言付け加える
事を忘れない。なりたい理由が明確だ! 
同じ年代の日本の子ども達…同じように将来の夢、語れるだろうか?

【心と体の健康情報  - 245】
「囲碁は脳を活性化する」

私の趣味の一つに囲碁がある。日曜のNHK杯囲碁トーナメントは、毎週欠か
さず録画して見ている。
著書「脳を鍛えるトレーニング」など、脳の研究では第一人者の、東北大学・
川島教授。NHKテレビに出演して、「囲碁は脳を活性化する」という研究結果
を、囲碁の模擬対局で実証して見せていた。
だからでしょう…囲碁を打つ人に、ボケはいないという。

そのことを、2月中旬の田舞通信でも、取り上げていた…

囲碁の対局中、難しい局面を迎えると、脳の活動が活発になる。
コミュニケーションがキーワードとなって、脳の形成は強化される
ようです。
つまりアナログでしか、 人間の脳は活性化しないように出来ている
のです。パソコン相手の囲碁でも、一応反応しますが、相手と目の
前で対局することで、脳はより刺激され、活性化することが、研究
の結果明らかになった。

明確には言えませんが、推論しますと、私はあえて、苦労すること
を奨めませんが、「苦労をするのは、 脳にとっては大切な栄養素だ」
ということを、 成功されたすべての人が実証しているのです…。

私のTT研修や、心理学セミナーなどで主張している主要エビデン
スを、川島教授が立証してくださったようで、とても嬉しい一日で
した。
会社を活性化できないのは何故か? その原因を考えてみますと、
意外に「脳の活性化」が遅れていることに、原因があるようです。

個人であれ、会社であれ、「将来ビジョン」 を持つことの大切さは、
この脳の活性化の観点からも言えるのです。
囲碁は、絶えず先を見通して打たなければ、負けてしまいます。
「自らの行く先や、あるべき姿」に、少しでも近づこうとする意欲が、
人間の脳を鍛え上げていくのです。

ですから、「夢は、いずれは実現したいが、すぐに取り組まなくて
もいいだろう。だから今は何もしていない」という、パターン化さ
れた思考回路だと、脳は活性化しないのです。

脳の陳腐化は、ビジョン実現への一番の妨げになります。
また、個人の目標、企業の発展を妨げる最大の要因になります。
成功する人は過去を反省し、未来に創造性を駆使して、ビジョンを
創り出そうとします。

そして、そのビジョン達成のために、「今ここに」 今を必死の努力を
するのです。ぼんやりと現在の時間軸に止まり、目先だけを見てい
るようでは、創造性を駆使することは出来ません。

「今ここに」の感覚を研ぎ澄まして、「未来の自らのあるべき姿」を創
りだしていくことです。しかし、いくら研ぎ澄ましても、自らの「環境」
が創造性豊かなところになければ、我々のような平凡な人間は、
感覚を研ぎ澄ますことなど、出来ません。

盤面上で向き合って戦うことは、ある面「環境」であり、パソコンでは
鍛えられないという、研究結果が出ている。つまり、部屋に閉じこも
り、一人ゲームに熱中する子供は、「デジタル人間化」してしまい、
取り返しのつかない結果を、その子ども植えつけ、成長の芽を摘み
取ってしまうのです。

さて、未来を創造しようと思ったら、環境を変えてみることが一番
でしょう。
  1)現実から思い切って離れてみる。
  2)現実の事実をゼロにして発想する。
  3)生きる意味を考え、自らの存在価値を高める意欲をもつ。
                                 田舞徳太郎

数年前、学習塾に加え、子どもを囲碁教室に通わせるのが、ブームになった。
「囲碁は脳を活性化する」。このことが、教育熱心なお母さん方を、駆り立てた
のでしょう…。

2004年10月01日

健康が第一

九月中旬に胃と腸にカメラを入れ検査をした。引き続き先週、ガンの早期発見を目的としたPET(ペット)検診というものを初めて受けた。私の家系はガン系。
毎年定期健診を欠かさない。ガンの早期発見を最大目的としている。

ガン細胞が増殖するとき、体内の糖を取り込んで栄養にする。PET検診は、 ガン細胞の周りに集まった糖を浮かび上がらせる画像技術で、通常の検診では発見出来ない小さなガンを見つけ出すことができるのです。
さらにPET検診は、三大死因の一つ、心疾患や脳血管疾患の診断もやってくれる。脳を投影することで、痴呆の早期発見にもなる。

朝食と昼食を抜き、糖分を含んだ飲み物を一切口に入れず、午後一時半から約三時間のコース。寝台に寝かされ、 あのドームのような筒の中へ少しづつ入っていき、全身くまなく投影検査する。(検査時間は30分くらい)
只、健康な人は健康保険が利かないため全額負担。84,000円かかるが、予約待ちになるほど、今最も人気のある検診です。

【心と体の健康情報】
「健康が第一」

健康管理をおろそかにしていたら、気づいたら肥満になっていた…。あわててダイエットにチャレンジするよりも、 2キロ太ったら、直ぐ元の体重に戻していく。
そして、一定の体重維持を心がけていくことの方が簡単だし、健康維持には必用なことなのです。(私自身の問題です)

自分にとって最も注意を払わなければならない健康上の問題は何なのか? 
ガンの予防なのか、糖尿病なのか、血圧がやや高めだったり、血糖値が高くなってきたりして、今までの生活習慣のあり方を、 早急に改めていかなければならない場合が多いのです。

病気になって慌てるよりも、健康維持に気を配り、 病気を予防していくことに心を配る方が大事なのです。
私達の体は、自動車のように、壊れたから、耐用期限がきたからといって、簡単に部品を交換するわけにはいきません。 身体の機能が衰えないよう、大切に維持し、長持ちさせなければならないのです。
一つひとつの機能が、いつまでも元気で働いてくれてこその健康なのです。

2000年の日本のガン患者は、約47万人。それが2015年には、 ほぼ二倍の89万人になると推測されている。ガンで死亡した人は、 81年で約16万6千人だっだが、2000年には29万5千人と増加していて、病気で死亡した人の30% を占めるようになった。

一方、早期発見と治療法の進歩などにより、ガンが治る時代になった。国立ガンセンター中央病院の、 治療退院後の5年生存率は、65年当時、男性30%、女性50%だったものが、90年代に入ると、男性55%、女性65% にアップした。
つまり、早期に発見すれば、治る時代になってきたのです。

ところで、99年のガン患者が一年間に要した治療費は2兆6千億円。一方、 がん検診を受けた人は2千9百万人。費用は約1千3百億円
その割合は94対6である。予防に力を入れると、 医療費の削減に大変寄与するのです。

米国では、90年代半ばごろからガンが減り始め、上昇カーブがストップした。
徹底した禁煙対策がなされたことと、 生活習慣病にならないための研究・指導を、 強力に推し進めてきたことによります。
例えば米国では、新しい乳がん検査法である「マンモグラフィー」 による検診を、80%を超える女性が、3年に一度は検診しているという。

国立がんセンター資料より

2003年08月08日

熱中症

■「一生懸命やれば…」

いよいよ高校野球が始まりました。青春をぶつけ合う姿はいつ見てもさわやかです。 高校球児のような体験はできなくても、登山から学ぶものも多いのです。

「一生懸命やれば、大抵のことができる」
はるか見上げる高い山も、一歩一歩自分の足で登るところに意味があります。
登山を通して、一生懸命やることの大切さを学ぶのです。

「一生懸命やれば、何事も面白くなる」
懸命に登っていくうちに、何故かだんだん楽しくなってきます。懸命に目標に挑戦していることへの、喜びが湧いてくるのです。

「一生懸命やれば、誰かが助けてくれる」

下ってくる人が登ってくる人に、「ガンバレ、ご苦労さん」と声をかけてくれます。
いつの間にか、登っていく人たちが互いに励まし、元気づけ、助け合うようになります。

目標にチャレンジするとき、行動の支えになっているのが、この三つの言葉です。

【心と体の健康情報-102】
「熱中症にご用心」

梅雨が開け、突然猛暑がやってきた。全国各地でここ一番の暑さを記録した八月四日、 農作業をしていた女性が熱中症で死亡するなど、全国で223人が熱中症で病院に運び込まれた。
草むしり中に倒れたり、隊列を組んで吹奏楽の練習をしていた高校の女子生徒12人や、 運動中の女子生徒6人が病院に運ばれるなど、全国各地で熱中症で倒れる人が続出した。

30度を超える高温、多湿、 無風のもとで、エネルギー消費量の多い農作業やスポーツをしていると、 体内に熱がうっ積して、熱放射が不十分となり体温が上昇、体温調節機能が失われていきます。
そのために、仕事や運動を続けることが出来なくなり、意識を失い、こん睡状態に陥ってしまいます。また、 太陽の直射が原因の場合は、「日射病」 になります。

夏の体育館での部活の練習などは、暑いうえに、湿度が高く、通気性がよいとはいえません。 こんな中で運動していると熱中症になりやすいのです。昨日まで涼しかったことが落とし穴になつたようです。

熱中症になったら、医者が来るまでの救急措置として、涼しいところに移し、衣服をゆるめ、意識があれば「食塩水」 を飲ませます。そして全身を冷やすようにします。
以前は、「運動中に水を飲むと早くバテる」と言われて、極力我慢しようとしました。最近では喉が渇いたら、 練習や試合の合い間に水分補給するのが良いとされるようになりました。同時に塩分も放出されるので、塩分の補給もかね、 スポーツドリンクを飲むのも良いようです。

北陸中日新聞・救急医療ジャーナルより抜粋


昨日の夜、誘われてゴルフの練習に行きました。しばらくして着ていたウエアが汗でぐっしょり。 頭から湯気が立ったようになり、早々に切り上げてきました。この暑さで、黙々練習している人達…、偉いですよね。 絶対うまくなってやろうと思って練習しなければ、毎日続けられるものではありません。

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