2019年11月14日

温暖化で海の生態系危機状態に

1761 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「温暖化で海の生態系が
危機状態に」

スキューバーダイピングを始めて30年になる・・
先週の7日には、沖縄・久米島に潜った。

つい20年前まで、波打ち際から水深10㍍の海底には、
ホンダワラやテングサが森のように群生していた。

その日本海沿岸の”藻場”が、今ではすっかりやせ細り、
見る影もない「磯焼け」の状態になっている。  
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そうした海の中の変化を、ずっと見てきた私・・原因は、
温暖化による海水温の上昇。加えて森林の伐採や、
防災ダムの建設で、森の成分が海に供給されなくなった
ことが挙げられる。

藻場にはアイナメ、メバル、カサゴ、エビやカニなどが
生息し、採食・逃避・産卵・稚仔が行われる・・

また、アワビやサザエは海藻を食べて繁殖する。

そこにイシダイなどの大型魚、海鳥、アシカなどが捕食に
集まってくる。
50年後には、日本沿岸の藻場は消失し「海の生態系に
深刻な影響を及ぼす」と、専門家は警告する。

地球温暖化海の被害は、世界各地の貴重なサンゴ礁で、
大規模な”白化現象”になって現れ、過去に例のない規模
で拡大している。  
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石垣島や世界遺産・慶良間諸島の、海底に広がる美しい
サンゴ礁の7~8割が、見渡す限り真っ白に死滅。群れて
いた美しい熱帯魚が消えていき、生態系が破壊され、
死の墓場になっていく。

2019年11月12日

近江商人の三方よし

■映画「てんびんの詩」

1988年に映画デビューした
「てんびんの詩」
商人の家に生まれた跡取り息子が、
商家に代々受け継がれるしきたりに従い、
鍋蓋を天秤棒をかついで売り歩く。

そうして、商いの心を悟るまでを描いた、
感動と涙の名作です、脚本は、石川県
羽咋出身の故・竹本幸之祐氏です。



1760 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「近江商人の三方よし」

「三方よし」で知られる近江商人は、近江国(滋賀県)に
本宅(本店)を構え、他国へ行商して歩く商人をいい、
大阪商人、伊勢商人と並ぶ日本三大商人の一つに上げ
られている。

江戸時代から明治かけて、天秤棒を担いで三都(江戸・
大阪・京都)の他、全国を行商して歩き、財を築いて、
代々店を守ってきた。

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近江商人の映画「てんびんの詩」は、跡取り息子が天秤棒
を担いで鍋蓋を売り歩く・・初めて売れた時の感動で、
涙があふれ、止まらなくなる名作です。

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伊藤忠商事の創業者・初代伊藤忠兵衛もその一人。
麻布の行商をしながら各地の産品を持ち帰り、商いで財を
成した。
近江商人の経営哲学に「三方よし」の精神がある。
売り手と買い手が共に満足して、更に世の中に貢献できる
こと。
それがよい商売の在り方とする、近江商人の心得です。

この「三方よし」は、近江商人の経営理念を表すために、
後世になって作られたものですが、そのルーツは伊藤忠の
伊藤忠兵衛にあると言われています。

ここで言う社会貢献とは・・
「見返りを求めず、人知れず行うことを良しとし、
  思いやりに満ちた、自分も生き、相手も生かす」
”利他の心”が大切になってくる。

金沢では、1947創業以来地元で愛されている
「芝すし」さんの会社が「三方よし」を経営理念に据え、
イベント等で予約したお弁当を「雨降り返品OK」という、
他に例を見ない顧客サービスを行い、繁盛している。

2019年11月05日

ゴルフは認知症を予防する

1758 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康「ゴルフは認知症を予防する」

2025年には認知症患者が
700万人を超えるという。
認知症を予防するには、ケアのやり方や生活習慣を見直す
ことで、症状の進行を止めたり、穏やかにすることができ
ます。
認知症になる最大のリスク要因は肥満糖尿病です。

肥満になると、細胞の老化物質を排出するホルモン物質が
低下し、脳細胞に老廃物が溜まって、アルツハイマー認知
症を発症するリスクが高まります。

高齢者の認知症予防には、ウオーキングが一番効果があり
ます。
歩くと、脚部の骨や筋肉からホルモンが放出され
、脳に作用します。

主に、記憶をつかさどる海馬に作用し、神経細胞の再生を
促し、神経伝達物質の分泌を増やしたり、脳の血流を促す
働きをします。
ゴルフを趣味にする私ですが、認知症になった人を聞いた
ことがありません。
折に触れ練習場に通い、全身を動かし、技を磨き、コース
に出たら一打一打に集中して頭を使い、1万歩以上歩く。

日本には「中高年のひきこもり」が60万人いるという。
1日テレビの前に座り、外出をおっくうがる高齢者が多く
なる。
座っているいる時間が長いほど、認知症になりやすいこと
が明らかになったのです。

2019年11月03日

ラグビー日本代表、さざれ石を訪問

1759 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「ラグビー日本代表、さざれ石を訪問」

ラグビー・ワールドカップ決勝は、32―12の大差で、
南アフリカが優勝し、日本も悲願の8強入りを果たす
ことができた。

日本代表チームは、いろんな国の混成チームです。
そこで「One Team」(1つのチーム)をスローガン
に強豪と戦った。
勝ち進む中でチームプレーがさえわたり、奇跡の勝利に
湧き返った。
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7月、宮崎で1ケ月の合宿練習を終えた最終日、試合の
時に歌う国歌「君が代」の「さざれ石」の由来知ろうと、
大御神社を訪れた。
チームを一つにまとめるために、日本の国家・君が代の
由来と意味を知ることが、大変大切だったのです。

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歌詞の中にある「さざれ石」は、細かい石を意味し、その
小石が巌となり、その上に苔が生えるまで、長い年月を
かけて成長することから、神霊の宿る石と言われてきまし
た。
    「
わが君は  千代に八千代に
                  さざれ石の巌となりて 苔のむすまで


これは、古今和歌集の藤原朝臣石位左衛門が詠んだ短歌
です。明治になり、大山巌が天皇陛下が臨席する儀式用の
歌に選んだ。
その後、宮内省の雅楽師が曲を付け、ドイツ人の音楽家が
編曲した。「わが君」から「君が世」に変わり、以後、
国家として用いられた。

小さな石が、思いを一つに、国を愛し、もっともっと良く
していかなければと願う尊い思いが、何れ巌となり、
大きな力になっていく・・
国歌「君が代」は、
そんな素晴らしい歌なのです

2019年10月30日

パソコンも認知症を予防する

1757 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康
「パソコンも認知症を予防する」

今年の9月、米国の病院で平均年齢78歳、男女2000
名を対象に、脳に刺激を与えると、どのように健康と行動
に影響するか・・追跡調査した。

(1)読書  
(2)パソコン作業 
(3)サークル活動
(4)友人とゴルフやゲームを楽しむ
(5)裁縫や陶芸などのクラフト作業を楽しむ

上記作業のどれかを、週に1~2回以上継続することを
条件に実施した。期間中、毎年1回認知症検査を実施・・

5年後、調査結果が公表された。
対象者2000人の4人に1人、532人が新たに軽度
認知障害と
診断された。

最終データーを解析した結果、中高年齢でパソコン愛用者
は、愛用していない人と比べ、認知症発症リスクが半分
以下と、大きく下回る結果が出た。

その他、友人とゴルフやゲームを楽しむ機会が頻繁な人は
、認知症になるリスクが20%低くなることが実証された。

私は、メルマガを週2回フェイスブックに投稿して
今年で17年になる。
1)の読書  (2)のパソコン  (4)のゴルフが私に該当
し、
趣味にしているので、認知症にはならないと思います

2019年10月27日

適度な運動が認知症を予防する

■私と運動

私は、ウオーキング、水泳、サイクリングを日々
織りぜて、リクリェーション感覚で楽しんでいる。

スポーツは、
スキューバダイビングとトレッキング
続けるために、ゴルフとサイクリングで足腰を
鍛えている。



1756 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「適度な運動が認知症を予防する」

最近になって、適度な運動が身体と脳神経の機能を良好に
保ち、アルツハイマーの予防に有効であることが、明らか
になった。
以前から、運動不足肥満が、高血圧や糖尿病など生活
習慣病、認知症の発症の原因になることは知られている。

脳から出た指令を神経を介して筋肉を動かし、同時に筋肉
から生じた信号が脳に伝わって、脳を活性化する・・
つまり脳と筋肉は、相互に刺激し合う関係にあるのです。

毎日運動を続けていると、脳の海馬の神経が増殖し、
海馬も大きくなって、記憶能力が強まります。
短時間の軽い運動の継続が、脳の認知機能を高めるので
す。
毎日30分、ウオーキングやプールで泳ぐか歩く。
そして習慣にする。適度な運動は全身の血流を良くし、
毛細血管が衰えるのを防いで、若々しい身体を保ちます。

走っていても、泳いでいても、息が乱れたら、そこで休ま
なければなりません。「息が乱れない」適度な運動が、
目安になります。

2019年10月25日

食と健康 /認知症を予防する食事

1755 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「認知症を予防する食事


男女の平均寿命が80歳を超えるようになり、元気で長生
きする年寄りが増えているが、
認知症を発症して、家族に
精神的負担をかけるようにはなりたくないものです。

そこで気になるのが、どんな食事をすれば、認知症に なら
ずに長生きできるか?

大阪大学と、東京都健康長寿医療研究所が、都市部と
山間部に住む高齢者を対象に、2010年から7年間、
健康で長生きする秘訣はないかを、調査してきた。

生活環境や食習慣、心身の状態を把握した上で、
調査が続けられた。

200年の調査開始時、69~71歳だった.635人
(男女比率1:1)を対象に、以下3パターンに分けて
認知症との関連を調べた。

(1)緑黄野菜や海藻、キノコ、大豆製品、魚が中心の
      食事
(2)ご飯とみそ汁中心の和食で、パン食や脂肪分の
      多い食品は控え目。
(3)ご飯やうどん、パンなどの炭水化物は控え目に、
      魚介類や赤身肉、鶏肉など動物性タンパク質
      中心の食事

その結果(1)の食パターンが、認知症予防に最も効果が
あることが分かってきた。
何れにせよ、バランスの取れた、バラエティに富んだ食事
が、若さと健康の秘訣になるよう
です。

2019年10月23日

辺野古への基地移設(4)

[ 本土復帰後の辺野古 ]
復帰後の基地周辺には、変わらない現実があった。
辺野古住民が、キャンプシュワブの海兵隊員に殺され、
持っていた20弗を奪って逃げるという事件が発生した。

犯人のアメリカ兵は日米地位協定により、日本の法律で
裁くことが出来ず、事件の詳細も明らかにされなかった。

殺されたことが新聞に載っただけ・・謝罪もなく、抗議
することも許されず、ただ泣き寝入りするだけ・・
口惜しさだけがつのるのです。

1975年ベトナム戦争終結・・基地から米兵が去って、
米兵相手の店は次々閉められていった。
他の町からうらやましがられていた辺野古・・
そのにぎわいは、20年も続かなかったのです。

その年、1975年に海洋博が開催された。沖縄県民の
基地負担は変わりなく続く。生活道路上空を越えていく
砲弾訓練。暮らしの近くで行われるパラシュート訓練。

[ 普天間基地の移設先に辺野古が・・ ]
1995年「沖縄県民総決起大会」が開かれた。

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アメリカ兵による少女暴行事件で、普天間基地の移設先と
して、辺野古の名前が突如全国に知れ渡るようになった。

辺野古への移設を「反対する」か「容認する」か・・
一貫して反対を訴え続けてきた住民たち・・
「基地を絶対造らせないという思いは、戦争です。
  基地があるということは、基本的に戦争が起こる要因に
  なる可能性があるということです」

反対派の多くは沖縄戦を経験し、戦後辺野古の海でエビや
カニを採って命をつないだ、お爺お婆の世代なのです。
先人たちが大切に守ってきた海を、基地に取られてしまう
のは許せなかった。

一方、移転に積極的な住民もいた。
移転で、辺野古住民が経済的に安定するだけでなく、
政府の振興資金で、観光・リゾート開発が可能になるなど
千載一遇のチャンスと考えた。

2019年10月20日

福祉が充実すると社会が乱れる(3)

1754 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「福祉が充実すると社会が乱れる(3)


母子家庭が増えたので
、完全保育を充実させるのはいい。 
一方で、未婚の母が生活できる環境も、整えなければなら
なくなる。
保育所が充実すれば子育てに困らなくなる。気楽に子供を
生んで、苦労して自らの手で子供を育てる ことをしなくなる。

益々、福祉の充実が叫ばれるようになる。
それが福祉先進国北欧の現状なのです。

同じことが、年寄りと同居する家族の接し方にも見られる
。年寄りを受け入れる施設が充実すると、年寄りを施設や
病院に入れ、見舞いにも行かない。

体のよい厄介払いである。年寄りたち
は、家族と一緒に
住みたいと心から
望んでいるのに。

そんな家庭環境で育った孫は、そうするのが当たり前に
思うようになり、親がやってきたことと同様のことをする
ようになる。
今の満ち足りた生活を維持したくて・・仕事を続けたくて
・・手のかかる子供や年寄りを人まかせにする。

何れ、我が子に見捨てられるかもしれないというのに・・
気づかない。
今、家庭という一つの宇宙が崩壊しつつある・・
子育ても、教育も、老人介護も、本来家庭がやるべき
ことすべて、行政や国に依存しようとする。

家庭は一度崩壊すると、元に戻らないから始末が悪い。
家庭の崩壊は、地域社会を崩壊させる。

何でも問題を国や人のせいにして、不満のぶつけどころ
のない、
みにくい社会になってきた。

2019年10月18日

福祉が充実すると社会が乱れる(2)

1753 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「福祉が充実すると社会が乱れる(2)」

読売新聞に、米国で生まれた子どもの約40%が、
シングルマザーの出産・・という記事があった。
以下、米国在住のピアニスト、松尾和先生の講演から。

米国の男性の3人に1人は、子供が生まれても何もしな
い。アメリカ人社会の中に、子供を育て温かい家庭を
つくる空気がなくなってしまっている。

それが、福祉国家の模範と言われる国々で・・
スゥエーデンでは半数が未婚の母、英国フランス、
何れも
3人に1人が未婚の母です。

こうした状況を打開しようと、政府は更に福祉の充実に
力を注ぐ。  ここで、問題に気づかなければならない。

福祉が充実するのに
比例して、未婚の母や幼児虐待が
増えることを・・
安心して子供が生める環境を整備することは、
気楽に生んで、気楽に離婚できる環境を作ることに
なり、社会を堕落させるのです。

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