2012年02月07日

昭和天皇

「仁・義・礼・知・信」


日本人に親しまれる以下の五字は、”儒教”の根幹をなす重要な

言葉です。人の道を正しく生きるための大切な「五常の徳」として、

始祖である”孔子”と、後の”孟子”などによって確立されたものす。


」 他者を思いやる心

        相手の立場や気持になって考える

」 正と不正を見分ける意志

        人として行いは正しく、そのための犠牲もいとわず

」 先人や慣習を敬う心

        謙虚にでしゃばらず、鼻にかけず、人を見下さない

」 目的を実現する力

         知識や経験をもとに、智恵と判断力、洞察力を磨く

」 己を信じ、他者を信頼する誠実な心

         誠意をもって自分を偽ることなく、約束を守る


937 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

~子育て~ 「昭和天皇」

私たち戦中・戦後派にとって、昭和天皇は父親のような存在でした・・
昭和天皇は、生涯国民から敬愛の念で尊ばれました。

国民に写るそのお姿は、謙虚さと高貴さにあります。
一言で言えば「至高の徳性」にあります。


昭和天皇は明治34年、大正天皇のご長男として誕生されました。

生まれて僅か三ヶ月の頃、親元を離され、一民間人の”川村伯爵”の許に預けられました。2年ほど、将来帝王となるべき、しつけ教育を受けられたのです。

川村伯爵は、薩摩出身の軍人さんで、しつけは大変厳しいものだったという。その教育方針は・・

一.健康な御体に育て、持てる天性を曲げぬこと

ニ.ものに恐れず、人を尊ぶ性格を養うこと

三.困難に耐え、我がままを言わぬ習慣をつけること


その後、学習院の初等科に入られましたが、当時の院長は”乃木希典”・・乃木大将は、道徳の見本のような人物です。

そのもとで厳しく鍛えられたことが、後の昭和天皇のお人柄を育まれることになった。

・幾つかエピソードを取り上げると…

当時の東宮御所から学習院までは、わりと近かったのですが、将来天皇になられる方ですから、馬車で送り迎えをしていました。それを見た乃木院長…「雨の日でも晴れた日でも、必ず歩いて通って下さい」と、馬車に乗るのを止められた。


冬になると、当時のことですから、みんなすぐ火鉢にあたろうとしました。それを見た乃木院長、「寒いからと火鉢にかじりついていてはいけません。運動場をかけっこされたら、暖かくなります」と言われたという。


後になって、昭和天皇自ら「贅沢はいけない…質素にしなければならない」と、乃木院長に厳しくしつけられたことを、懐かしそうに語っておられたそうです。

学習院小学校卒業後は、東宮御所内の学問所で、中・高一貫教育を受けられた。その七年間の教育の柱は「倫理」と「歴史」。正しい倫理観と、正しい歴史観を身につけることが、国の行く末を誤らなくする、重要な教育課題だったのです。

私たちにとっても、「倫理観」と、先代から受け継がれた「創業の精神」と「歴史認識」が大切なことは、言うまでもありません。


この間の教育はまことに厳しく、凄いものだったという。

明治天皇と大正天皇が、将来君主となられる天皇をお育てするため、いかに心を用いておられたかを物語る逸話です。

                                                                                                 「論語の友」

2012年02月05日

■江戸小噺「嫁の乳」

江戸小噺「嫁の乳」


息子の嫁が、義父の月代(さかやき)を剃ってやっていたが、

やがてヒゲを剃るときに、はだけた胸からのぞいた、

ふくよかな嫁の乳房が、剃るたびごとに唇に触れんばかりにして、

眼の前を行ったり来たりするので、たまらない。

とうとう我慢しきれずに、いきなりパクリとしゃぶりついてしまった。


たまたま、それを見ていた息子が眼をむいて、

「息子の嫁の乳をしゃぶって、どういう了見だ!」と怒りだすと、

  父親、開き直って・・

『そういうお前だって、俺の女房の乳を五年も近くしゃぶり続けて

  いたではないか・・』

                                              山住昭文「江戸のこばなし」

2012年02月03日

心をコントロールする術

剣道・精神修養における「四戒」

剣道の精神修養には、驚き疑い恐れ惑いの「四戒」がある。


自分より強い相手と対峙する時、恐れを感じて恐くなります。

恐いと思った瞬間スキが生じ、それが弱点になります。

また、相手の方が「コテ打ちやメン打ちが得意」と思ったら、

心に惑いが生じ、弱さになります。


己に勝つには、逃げず・恐れず「四戒」と向き合わなければ

なりません。そのためには、勝つためのトレーニングではなく、

己を鍛えるトレーニングでなければなりません。


試合に臨むときは「四戒」を捨て、恐がらず平常心で、

”精神力”という鎧をまとって、ベストを尽くします。

反対に、相手の「四戒」を見抜き、その弱点を突いていけば、

勝利はあなたのものです。


936 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「心をコントロールする術」

今日のテーマ「心をコントロールする術」は、日本武道・・剣道の有段者に、その例を見ることができます。

剣道には、武士の考え方や生き方が息づいています。剣道に必要なものは、闘争心ではなく、落ち着いた精神や心の持ち方です。


江戸初期、最高の剣士と恐れられた柳生宗矩(むねのり)の「兵法家伝書」には、
敵を切るにはあらず・・卒尓に仕掛けずして、手前を構へて、敵に切られぬやうにすべし」「武士たるものは、剣をいかに用いるべきか・・そのために、いかに心を養うか」とある。


日本武道の剣道や合気道は、相手を倒すことよりも、相手の気合いや力をいかに取り込み、封じ込めるかに心を砕いて、自分自身をみつめ、鍛錬する・・日頃から己を律し、ひきよう者と言われない人間、「己に克つ」ことを価値観に据えて、日々稽古に励むのです。


打ち克つべきは敵ではなく、内なる己にある・・相手を倒すための強さではなく、己の人間としての強さこそ重要なのです。

この考え方が武士道の基本になり、精神的成長を何より大切にして、心技一体の精神を育んでいく・・それが脈々と受け継がれているのです。


話はそれるが、1月29日アメリカ男子ゴルフツアーの最終ラウンド・・
石川遼は、通算9アンダー13位で終えた。バランスの良いプレーで、上位をうかがう戦いができたのです。

「四日間、自分の技量に合った攻めに徹し、一か八か勝負したい欲求を極力抑え、難しい位置にあるピンは狙わない安全策をとった。
ドライバーを曲げても、2打目以降に集中し、
確実にパーをセーブ。
大会を通じて”感情技量”の均衡がとれ、自分をコントロール出来た」と試合後石川遼は語った・・一皮むけたようです。
     (1/31読売朝刊)


剣道の基本は「礼に始まり礼に終わる」。相手を常に尊敬し、礼をきちんと守り、謙虚であること・・人間形成のうえで最も重要なことです。

剣道は、稽古で己の技を磨くことも大切だが、道場は自分の心技を鍛える所・・常に清掃し、きれいにしておく。防具や竹刀の手入れも怠らない・・これも稽古です。


精神を正しくし、心を磨くことを同時にやらなければ、剣道の技は身につかず、一流の剣士にはなれません。

剣道の勝負はあくまで”手段”である。”勝つ”ことだけが目的ではない。試合相手と自分が、共に”協力”して試合をつくりあげていく・・その精神が大切なのです。


外来のボクシングやレスリングは、勝つことを目的に闘い、”闘争心”こそがパワーの根源であると信じられてきた。

日本の剣道や弓道とは何かが違う・・武道とは一体何なのか?
答えは「人間形成の道場」である・・武道を通して強く立派な人間を目指すのです。

スポーツは、小さい人と大きい人が闘うと、普通は身体の大きな人が有利になる。剣道は、身体の大きさも老若も問わない。また、剣道の高段者は、他のスポーツと違って、歳をとっても、弱くなることはない・・むしろレベルアップしていく。体力やスピードは衰えるが、精神面がそれを埋め合わせ、更に高まっていくのです。

高段者ともなれば、長年に渡る心の修行で、相手の動きが見えるようになる。難行苦行の末悟りをひらいた禅僧と、相通じるものがある。

                                                                              NHK・BS「武士道」より

2012年01月31日

成功者から学ぶ

■成功の秘訣


「夢をあきらめたのはいつだね?」

「いつ自分をあきらめたんだね?」


あきらめたのは自分です。

何があったとしても・・続けるかどうか・・

信じるかどうか・・自分が決めます。

最後の最後まで、あきらめなければいいのです。


「あなたは、あきらめていませんか?

もう、あきらめたのですか?

やると決めたんだ! やりぬこうよ

成功の秘訣? そんなものはないよ

信念を貫くだけだ 」

 

才能がありながら、自らの才能に気づかない自分。

問題は、自分を信じていないことにある。

才能を生かす方法を知らずに、自分を駄目にしている。

 

                                              マーク・フィッシャー


929 【心と体の健康】

~幸せな人生~ [成功者から学ぶ]

事業で成功した人と、トップ・プロゴルファー・・・両者には共通点が二つある。一つは「成功への情熱」、もう一つは、異常なまでの「細部への気配り」。

彼らの心はいつも油断がない。どうしたら、自身の人生の向上につながるか・・絶えず自らに問い、暇があれば学び、向上しようとし、「成功への原則」「隠れた法則」を見つけ出そうと努力する。


目的もなしに漠然と人生をやり過ごし、テレビの前で、年に何百時間も無駄に過ごすような・・そんな生き方をしていないか。


彼らは、成功している人と積極的に交わろうとする・・成功者たちが、彼らに必要な”何か”を与え、何かを学びとるヒントを与えてくれるからだ・・

相手より、自分の方が経験豊富だと、あなどったりは決してしない。


彼らが問題に直面した時、それを障害とは思わない・・むしろチャンスととらまえる。問題は、悩みや苦しみをもたらすだろうが、問題や障害は、考える力を与え、彼らから創造力を引出し、情熱と忍耐の糧を与えてくれるだろう。


無用なマイナス思考に囚われず、自分が間違っていると気づいたら、素直にこれを認め、人の意見に耳を傾け、新しく始めることを恐れない。

「夢というものは  考えて考えて  失敗して失敗して

          それでもあきらめず   やり続けて  ようやく叶うもの」


ヘミングウェイは、「老人と海」の最初のページを、60回も書き直した。

エジソンは、世界を照らす光を発見しようと、一万回もの実験を繰り返した。「成功の法則」を見つけ出すために・・

                                    マーク・フィッシャー著「すべてが奇跡に変わるとき」

2012年01月27日

大叩きをなくすには・・

ゴルフは、陰と陽のバランスで成り立つスポーツ


ゴルフの魅力はドライバー・・力強いドライブを打って、

同伴者の「ナイスショット」の声が心地よい。

そのパワーは男性的です・・これは、中国では”陽”になる。


方や、アプローチショットとパターは女性的・・”陰”になる。

男性的要素と、女性的要素の両方が、ゴルフのスコアメイク

に重要な役割を果たすのです。


ドライバーは豪快に、アプローチは美しく、パットは繊細に・・

陽と陰がバランスよく調和して、魅力あるゴルフが楽しめる

のです。


934 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「大叩きをなくすには・・」

スタートの3ホール、ミスなく無難にスコアをまとめて、「今日はいけるぞ」と思った第4ホール二打目・・思わぬミスショットが出て、池ポッチャン!

なぜミスをしたのか? 軽く打ったのが原因か?


ここで、真の原因をつきとめなければ、「下手なショット」と呼ぶものを、これからも打ち続けることになる・・

さあ、考えてみよう・・どうしてあのようなミスショットが出たのか?
答えは、「”心”をコントロールできなかった」ことにあります。


池ポチャの原因・・それまでの3ホール無難にまとめたことが、無意識の緩みになり、おごりになり、注意が散漫になる。練習場では何でもないショットも、油断すると大けがになる。(仕事でも車の運転でも同じことが言えます)


誰もが経験する「素晴らしいショットの後に出る、ミスショット」
つい安易に、集中力の切れたスイングをしてしまうのです。

ゴルファーの心は「技能」と「感情」・・二つのまったく相反する狭間で、揺れ動いている。練習を重ね、技能を磨くほどに失敗が減り、よいスコアが出るようになる。


一方で心を鍛え、自分の考えや感情を、自由にコントロールできれば、不安や恐怖から解放され、大叩きで悩むことがなくなります・・
勝つことはいたって簡単でしょう。 心をコントロール出来ないから、アマチュアなのです。

プレー中の心の乱れは、練習には表れません。コースに出ると、「谷越えに失敗したら・・OBだ」「あのバンカーに捕まったらおしまい」と、プレッシャーが恐怖になり、思うようなスイングが出来なくなるのです。                                             マーク・フィッシャー著「すべてが奇跡に変わるとき」


心の乱れをコントロールする術は、日本古来の武士道・・剣道、弓道、合気道などの高段者が体得しているのです。ですから、私のような素人には、とても無理な問題です。コースに出て場数を踏んで、心を鍛えるしかありません。
   


ブロ、アマチュアを問わず、ほとんどのゴルファーが「飛距離」を気にします。
石川遼がそうだが、飛ばすことに固執すると、スイングリズムが崩れ、プレー全体に影響します。
遠くへ飛ばすことも大切だが、力を7~8割に抑えてプレーする方が、良い結果が得られるのです。

2012年01月24日

人はなぜ苦しみ争うのか

■お釈迦様


「お釈迦様」・・正しくは「釈迦牟尼(むに)世尊」といいます。

「釈迦族出身の聖者で、世にも尊い方」という意味になります。

ほかにも、「釈迦如来」や「ブッタ」という名で知られています。


お釈迦様から受けるイメージは・・この世を創造した超越的

存在の聖人、のように思われますが・・そうではありません。

また、祈祷や布施によって、特定の恩恵を与えたり、罪を

犯した人に罰を与えたりする人でもありません。


苦行の末に、煩悩にさいなまれる人間世界の本質を見抜かれ、

悟りを拓かれた方なのです。


933 【心と体の健康】 ~幸せな人生~

「人はなぜ苦しみ争うのか」

お釈迦様は、釈迦族の王子という恵まれた環境に生まれ、贅沢な暮らしの中で、自らにもたらされる悩みや苦は、財力や権力では解決できないことに気づかれた。


生きていく上で、老・病・死から逃れることはできません。
望まない出会いや別れなど、人生思い通りにならないことばかりです。

人はみな”貪(むさぼ)る欲”、煩悩に惑わされて生きている。

釈迦は、そうした人間の”業”を拭い去ろうと、出家した。
師匠に付いて学問を積み、修行に励んだ。


出家してまず、「所有欲」が苦をもたらす、大きな原因になることを学んだ。そうした煩悩は、「瞑想」によって捨て去ることができることも学んだ。

物や貨幣、地位や名誉、美しい女性など、自らの所有物になったとき、人はそれを手放すまいとする。

嘘やごまかし、妬み、だまし、争いなど、手に入れたモノを守ろうと必死になる。所有が格差を生み、他人を支配し、苦しませることになる。

結果、そうした所有欲に振り回され、ストレスが溜まり、不安も不満も解消されないことになる。物欲は更に深まり、所有したモノの権利を守ろうとして、苦しむことになる。


位が上がるにつれて、求める物も増え続ける・・物に満たされても、心は満たされず、感謝の心も湧いてこない。

欲しい物が手に入っても、喜びは一瞬・・更に物欲が高まっていく。歴史を振り返れば、古今東西、地位と権力を手にした覇者の行き着く先は皆同じです。


そう言う私も、願いを叶えようと神仏に手を合わせ、拝む。
無意識に神仏を、自分の欲求を満たす道具にしている。

そんな接し方では、何も得られないのです。


仏教には、「喜捨」をすることで、他者に貢献することを喜びとする教えがあります。
自利・・「自分のために」努力することは大切ですが、もっと大切なのは、”利他”の心で人に接することでしょう。

私たちは、人間関係が良くならないかぎり、自分を満足させることができないのです。

                                               真城義麿/善照寺住職・前大谷中高校校長

2012年01月20日

欧米人を魅了する仏教の秘密

「日本化」


昨年は「大震災」と「原発事故」で、世界中が日本に注目した。

もう一つ注目されたのは、欧米諸国が「日本化」を叫んでいる

ことです。

普天間やTPP、消費税値上げのように、日本の政治家は、

痛みの伴う決断を先送りすることで、問題をより深刻にしている。


債務危機に陥っているユーロ圏各国の政治家は、そうした

状況を「日本化」と呼び、「日本と同じ道をたどりかねない」と

警告している。

「日本化」とは、没落への代名詞なのです・・


932 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「欧米人を魅了する仏教の秘密」


毎夜就寝前の30分間、ヨガで体をほぐすのが日課になっている。更に気がむけば、引き続き座禅を組み瞑想する

さて、中日新聞に仏教の魅力を伝える記事がありましたので、転載します。


昨年十月に亡くなった、アップルの創始者スティーブ・ジョブズ氏は、仏教を深く魅了し、信心していたことで知られる。

彼は、曹洞宗の老師に師事し、長年座禅をたしなんだのです。

有名人では、俳優のリチャード・ギア、歌手ティーナ・ターナー、プロゴルファーのタイガー・ウッズなどが仏教に魅了されている。

アメリカで、仏教徒が最も多い土地はロサンゼルスです。
米国の仏教徒は、全米人口の1%300万人を数える。
約十万人が創価学会、そのほか禅宗、タイ、ミヤンマー、カンボジア、そしてチベット仏教etc、百近い宗派がアメリカ国内に共存している。


信者に加えて、仏教に通じ、真摯に教えを実践する「仏教同調者」も、かなりの数になる。

バスケットボールNBAで11回優勝した、フィル・ジャクソン氏もその一人で、別名「ZEN(禅)監督」と呼ばれている。


更に「仏教から、多くのものを学んだ」と答えた人は2500万人はいるだろう。これらを合計すれば、米人口の10%が、仏教から何らかの影響を受けていることになる。


近年、仏教徒の伸び率はキリスト教徒を大きく上回っている。1970年代、全米の91%がキリスト教徒だったが、07年には79%と大きく減少。その間に仏教徒は、15倍も伸びた。

この勢いでいけば、何れユダヤ教を抜き、仏教が全米第二位の宗教になる可能性が高い。


彼らが仏教に魅了される最大の理由は、仏教の”本質”にある。彼らは仏教を、単に「信じる宗教」としてではなく、「目覚める宗教」と、とらまえているのです。


キリスト教から仏教へ改宗したした人たちに尋ねると、キリストの「復活を信じる」ことより、煩悩に悩む誤った考え方を、自ら是正して「目覚める」ことを究極の目的とする仏教の教えの方が、より魅力的・・と答える人が実に多い。

                                   武蔵野大学教授・哲学博士/ケネス田中


キリスト教には立派な教義がある。しかし、その教えを体験して、自ら目覚める方法が明確ではない。
それに対し仏教は、誰もが日々実践できる「座禅」や「瞑想」を通して、”教え”を自ら体得できることに引かれるのです。


仏教の最終目的は、信じた後の「目覚め」・・つまり、ブッタの”悟り”を得ることこそが最重要なのです。
ただ単に教えのみを信じ込む、キリスト教の宗教形態が、今、欧米諸国で崩れ始めているのです。

2012年01月17日

プレッシャーに負けない”強い心”を鍛える

■プロの心構え

ジャック・ニクラウスが全盛の頃、あるアマチュアゴルフアーが、

偉大なプロゴルファー、ニクラウスに尋ねた。

「自分の楽しみのためだけにゴルフをしたことがありますか?」


ニクラウス「楽しみのためにプレーをしたことはない・・
たとえ、友人との遊びであっても、常に勝つためにやった」
と答えた。

また「コースでも練習場でも、まったく同じ手順で、全神経を

一球一打に集中し、最高のショットを目指している」と答えた。


931 【心と体の健康】

「プレッシャーに負けない”強い心”を鍛える」


体操やフィギア・スケートのオリンピック選考会を見ていると、人生を見ているような気がします。

ゴルフもそう・・石川遼のプレーを見ていると、勝負はライバルのプレィヤーとではなく、自分自身の”心”との闘いになるからです。

経験と技術の積み上げに加え、自らを信じ、どんな状況にも冷静に落ち着いて対応する・・そして、忍耐強い努力の積み上げがなければ、一流にはなれないのです。


技術が優れているだけでなく、プレッシャーに負けない”強い心”がなければなりません。

押しつぶされそうなプレッシャーにあって、普段と変わらぬ実力が出せるのは、日頃の「心の鍛錬」あってのことです。


ゴルフにミスショットは付きものです・・大叩きをした動揺が、その後のプレーに引きずらないよう、気持ちを切り替え、コントロールできなければ、一流にはなれません。


それでは、どうしたらミスショットが防げるか?

しっかり練習して、本番のプレッシャーに似た状況を想定して、心を鍛えておくことです。

自分に100%の自信と確信がある時は、成功間違いないでしょう。しかし、心の中に一抹の不安があれば、失敗するでしょう。「失敗したくない」「失敗するのでは」といった恐怖やためらいが、悲惨な結果を招くのです。


各ホールに、危険な状況が仕込まれていて、私を待ち構えています。そこで、池やバンカー、OBゾーンが目に入っても、一切考えないようにします。
そうした不安材料は、心の中から追い出してしまうことです。 その上で、絶対安全な場所へ、練習のようにリラックスして、己を信じてプレーすることです。


ボールを打つ前に、これまで打った一番いいショットをイシメージする。
「右に打ったらOBになる」とか、「バンカーに入るのでは」など、決して思わないことです・・
失敗のイメージをすべて消し去って、自分が理想とするショットを想い描き、スイングすればいいのです。


心にマイナスの思考が湧いてきたら、「ストップ」と自らに声をかけて封印し、プラスの思考を心に描いて、楽しくプレーすることです。

池越えの2オンで、直接カップを狙ったりせず、グリーン中央に落とす・・危険を遠ざけるプレーに徹することも大事です。

 

また、5番か6番のアイアンのうち、どちらを使うべきか迷ったときは、クラブを手にする前に、「よしこれでいこう」と、迷いを消し去ってから、プレーします。

                                           マーク・フィッシャー著「すべてが奇跡に変わるとき」

2012年01月13日

スティーブ・ジョブズの名言(2)

930 【心と体の健康】 ~幸せな人生~

「スティーブ・ジョブズの名言(2)」

 

「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花 を10本贈ったら、君は15本贈るかい? そう思った時点で君の負けだ。

ライバルが何をしようと関係ない。その女性がいま何を望んでいるのか、見極めることが重要だ」


「アップル社がマックを開発したとき、IBM社は少なくとも私たちの100倍の金額を研究開発費に投じていた。

大事なのは金でない・・抱えている人材をいかに導いていくか、どれだけ目標を理解しているかが重要だ」


「方向を間違えたり、やり過ぎたりしないようにするには、まず、本当は重要でも何でもない10000のことに、ノーと言う必要がある」


「仏教に”初心”という言葉がある。
初心を忘れないことは、すばらしいことだ」


「消費者に、何が欲しいかを聞いて、それを与えるだけではいけない。完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう」


2005年、スタンフォード大卒業式でのスピーチから・・

■ジョブズ「死を語る」

間もなく”死ぬ”ことを覚えておくことは、私が知る限り、人生の重要な決断を助けてくれる、最も重要な道具だ。


なぜなら、ほとんどすべてのこと、つまり、他人からの期待や、あらゆる種類のプライド、恥や失敗に対するさまざまな恐れ、これらのことは、死を前にしては消えてしまい、真に重要なことだけが残るからだ。


約一年前、私はガンと診断された。
朝7時30分にスキャンを受け、すい臓にははっきりと腫瘍が写っていた。
君たちの時間は限られている。他人の人生を生きることで、時間を無駄にしてはいけない。

** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** **  **  **  **  **  **  ** 

・死は、人生の決断を助けてくれる最も重要な道具になる

・死は、人生を変える力を持っている

・死は、自分に一番大切なものが見えてくる

・死は、人を謙虚にし、人に支えられ生きていることに感謝

するようになる


スピーチの最後に、学生に伝えた言葉

「ハングリーであり続けろ 愚かであり続けろ

私は常にそうありたいと願ってきた

そして今   卒業して新たに歩みを始める君たちにも・・

そうあって欲しいと思う

ハングリーであり続けろ 愚かであり続けろ 」


この国(アメリカ)は、流れ作業のように大学へ行き、就職し、結婚して、家を持つのが幸せ・・という考えを植え付けるところがある。

ジョブズは「そんなレールに乗るな! そうすることが幸せにつながるものではない」と言いたかったのです。

人 生

「人生とは 過ちを犯して また歩み続けるものなのだ」


2011年10月5日、スティーブ・ジョブズは、56歳の人生を閉じた。

2012年01月10日

スティーブ・ジョブズの名言

オールを漕げ                      職場の教養


私たちの人生は、川の流れの中を、ボートに乗って必死に

オールを漕いでいるようなものです・・

ボートは後ろ向きに進むので、漕いできた後方(過去)はよく
見えるが、進もうとする未来を直視することはできません。


私たちは、見えない未来に向かって、オールを漕いでいる
のです。未来が見えないため、今たえず変化する川の流れ
の中を、過去に培ってきた知識や技術、経験や勘を頼りに、

懸命にオールを漕いでいく。


激流で目標を見失いかけても、失望したり悲観したりせず、

希望を胸に漕ぎ続ければ、生命力が旺盛にみなぎり、

支えてくれる人たちの導きで、困難があっても乗り越えられ
るのです。


930 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「スティーブ・ジョブズの名言」

■ジョブズ三十歳になった時

自分が起業し育てた会社をクビになり、人生に挫折した。


人生は時に煉瓦で頭を殴ってくる
しかし 信じることをやめてはいけない

たまらなく好きなことを見つけなければならない
仕事でも 愛する人でも 核心に触れることは

それを見つければわかる

だから 見つかるまで探し続けるんだ
妥協は禁物だ

ひどい味の薬だったが この患者には必要だったのだと思う クビになったことは 私に起こり得る最善のことだった


経営危機に陥ったアップルの社長に、11年ぶりに
  返り咲いた時の挨拶。

「わたしのやるべきことは  わたしたちにしか 
  提供できないものを作り出す  それだけだ」


返り咲いて直ぐ、創業の理念に立ち返ろうと、
  一本のコマーシャルを作った

                       (スティーブ・ジョブズの闘争宣言)

世界を変えた偉人たち

自分たちも彼らに続くものでありたい

クレイジーな人たちをたたえよう

はみ出しもの  反逆者 トラブルメーカー

彼らは四角い穴に丸い杭を打ち込む


彼らを無視することはできない

なぜなら彼らは物事を変えたからだ

彼らは人間を前進させた

彼らはクレイジーと言われるが

わたしたちは天才だと思う


自分が世界を変えられると

本気で信じている人こそ

ほんとうに世界を変えているのだから

********************


わたしはこの時 あらためて思った

大事なのは技術ではなく

それを使って  何を生み出すことが出来るかだ

技術は短期間で廃れるが 生み出された物語は

何十年 何百年と受け継がれていく


わたしがしたいのは

性能のよいコンピューターを作ることではない

コンピューターを使って  感動を巻き起こすことなのだ

単なる仕事の道具ではなく

夢のあるコンピューターを作りたい

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