« 2023年07月 | メイン | 2023年09月 »

2023年08月 アーカイブ

2023年08月01日

岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(3)

■ AI の規制を求めストライキ

ハリウッドの俳優16万人が加入する「全米映画
俳優組合」と1万2千人の「全米脚本家組合」は、
AI の台頭で俳優や脚本家の生活は存亡の危機
に直面していると・・
待遇の改善と著作権を侵害するAI の規制を求め、
1980年以降43年ぶりのストライキに突入した。




2148 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(3)」

今話題の生成AI 。代表格の対話型AI 「チャットGPT
は”知”の分野の驚くべき成果だ。人間のような巧みさ
で”言語”を操る・・
チャットGPT」は、究極の検索に近い技術を手にしよ
うとしている。生成AI が答えを作る際に使う膨大なデー
ターは、交流サイトへの書き込みが続けば、飛躍的に増え
ていく。
生成AI で「文章作成」がとても楽になり、スマホでも
使えるようになる。悪用しようと思えば誰にでも簡単に・・

AI の開発で、
災いの詰まったパンドラの箱を開けてしま
った
・・と専門家は危機感をつのらせる!
政府のAI 戦略会議は先月、「チャットGPTによる懸念
リスク」として、偽情報の氾濫犯罪の巧妙化
著作権の
侵害
など7項目を挙げた。

生成AI が著作権のあるデーターを学習したら、記事や
写真などが無断・無秩序にAI に利用され、作成された
偽情報や世論誘導情報が、ネット上に拡散する恐れがある。

生成AI をどう活用したらよいのか?教育の現場は揺れて
いる。大学では、文書の校正や知識の整理に使うのはいい
が、AI をそのままリポートにして提出することを禁じて
いる。
小中高校も戸惑っている・・生成AI はときに間違った
情報を出力し、それを子どもたちがうのみにしたり、
作文を丸写しするのでは・・と懸念している。

人類の文明は”言語”が築いてきた。
「民主主義」は対話であり、その対話は言語で成り立つ。
AI の偽情報が正しい判断、有意義な対話を奪っていく。
 
民主主義は生成AI によって破壊されていく。

ロシアとウクライナ戦争での、互いの偽情報による攪乱戦
がそれを物語っている。
戦争の鍵を握る”核兵器”は、文明を物理的に破壊するが、
生成AI は、私たちの社会構造を根底から滅ぼす、
新しい
大量破壊兵器
になろうとしている。


                                             日経「テクノ新時代」より

2023年08月05日

岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(4)

2149 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(4)


AI 技術は飛躍的な進化を遂げ、人間の覇権を脅かす
までになった。地球史の新たな時代「テクノ新世」が幕を
開ける。
現在人間がやっている仕事の4分の1は、将来AI に取っ
て代わると予測される中、テクノロジーは敵か味方か

産業革命に沸く19世紀の大英帝国では、失業を恐れた
労働者が機械を打ち壊す運動が起きた。
政府は軍を動員して暴動を鎮め、国力の礎を築いた。

あれから約200年・・テクノロジーが社会に与える衝撃は
当時の機械とは比べものにならない。
AI による人類絶滅のリスクは、核戦争に匹敵するのです。

AI がもたらすリスクの一つに”衰弱”がある。
重要な判断をAI に託すようになると、人間の知識や
スキルを司る機能が衰えてくる。「いずれ人類は自活能力
を失うことになる」と、AI 研究者は警告する。

一方6月、米マッキンゼーは生成AI が年最大4.4兆㌦
(約630兆円)の経済効果をもたらすと試算した。

とどまることを知らない破壊的イノベーションは、
人類の限界を踏み越える。人類に代わりテクノロジーが
覇権を握る「テクノ新時代」の到来を予感させる。

AI を脅威とみなすか、それとも共生を探るか・・
今、人類は岐路に立たされている。



                                         日経新聞「テクノ新時代」より

2023年08月08日

熱中症?それとも血栓症?

■血液の検査を受けに沖縄へ

10年くらい前、大阪の友人に誘われて那覇市の
著名な血液内科の先生に、血液の健康状態を
診てもらった。
「血液」がドロドロになっていないか?
「血管」に炎症や動脈硬化が現れていないか?
「血流」が血の塊などで詰まりやすくなっていないか?

血流がTV画面に映し出され、小さな血瘤が漂って
いるのが目に入った。高齢化で動脈硬化が進むと、
何かの 拍子にこの漂っている血の塊が詰まって、
脳梗塞や心筋梗塞になると教えられた。



2150 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「熱中症?それとも血栓症?


熱中症と夏の脳梗塞・血栓症は似ている。
血栓症とは、血管内に浮遊する血の塊が血管に詰まり、
酸素や栄養が送られなくなる症状で、血栓のできる場所
によって、脳梗塞心筋梗塞などを発症する。

冬に多い病と思われがちだが、発症数は夏の方が多い
ので、その前兆を見逃さないことです。

というのも、めまいや頭痛、吐き気、冷や汗、倦怠感など
の血栓症の初期症状が、熱中症と酷似しているため、
勝手に熱中症と思い込んで、対応が遅れ手遅れになる恐れ
があるからです。

夏の血栓症の主な原因は、熱中症と同じく脱水で水分補給
を怠ると、血管内の水分が失われてドロドロになり、血管
が詰まる原因になります。

真夏のゴルフ・・前半のハーフを終了し、昼食前に飲む
ビールはたまらない!・・これも水分不足の原因になる。
動脈瘤発症の原因になるので、飲まない
ようにしたい。

発症者の多くは高齢だが、30歳半ば頃から発症リスク

高まってくる。動脈硬化は若いうちから時間をかけて
進行してくる

日頃の生活習慣・・バランスの良い運動・栄養・休養を
とる。酒は適量にとどめ、禁煙する・・

2023年08月12日

焼肉えびす/食中毒事件

■企業ビジョン

1997年創業。高岡市に「焼肉酒屋えびす」
1号店開店。翌年(有)フーズフォーラス設立。
北陸三県にチェーン展開し、2010年19店舗、
同年横浜に出店し、20店舗に・・

2020年には300店舗、上場し、社員の給与
日本一を目標にするなど、本社正面玄関に
”6つの将来ビジョン”が張り出された。

これからというとき食中毒事件発生・・
フーズフォーラス社が掲げた6つの将来ビジョンに、
最も大切な「食の安全・安心」が抜け落ちていた。



2151
「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「焼肉えびす/食中毒事件」

遡ること12年前の2011年4月「焼肉酒屋えびす」で
集団食中毒事件が発生した。

食材の「和牛ユッケ」に腸管出血性大腸菌Oー111が
付着していたのです。死者5名を含む181人の中毒患者
を出す大惨事になった。

「焼肉えびす」の経営母体フーズフォーラス社は、
金沢市内の私の所有する貸ビルの一階に本社を構えて
いて、私とは大家・店子の間柄でした。

社長は勘坂康弘当時36歳・・富山県高岡市生まれの
活力に溢れた、将来を嘱望される異彩の経営者でした。
誰もが初対面で勘坂氏の人間性に魅了された。
誠実で器の大きな、若くして将来有望な経営者でした。

なのに、このような不幸な事件に遭遇し、奈落の底へと
転落していった彼の人生・・将来有望な一人の経営者を
失うことになり・・悔やまれてなりません。

人生「上り坂あり、下り坂あり」・・
怖いのは突然やってくる「まさかの坂」ではないでしょう
か。起業から十年、店舗を順調に伸ばし、知名度も上が
って、大空に大きく羽ばたこうとしていた矢先の事件でした。

事件が全国に報道されるや、私のビルは、東京からやって
きたNHKや民放各社の取材陣に取り囲まれた。

直径4㍍もある大きなパラポラアンテナを付けたワゴン車
や、カメラを手に瞬間を待ち構える記者たちで、
町内は騒然とした異様な空気に包まれた。

ビル2階の私の会社に用のある人が、玄関に入ろうと
すると、記者たちがマイクを持ってドッと取り囲む・・
「焼肉えびすの方ですか? 社長は今どこに・・」

全国に報道されるたびに、私の会社の社名も映し出され、
東京の取引先から「誤解されるので社名を見えなくしてほ
しい」と忠告された。

ご近所に迷惑をかける状態がひと月も続いた。
報道各社の無軌道さに「なんとかならないのか」と
無性に腹が立った・・やり場のない状態が続いた。 

                                                              次号に続く

2023年08月16日

焼肉えびす/食中毒事件・続き

■事件の一部始終を見ていた私

優れた経営手腕で先頭に立って会社を大きくしてきた
勘坂社長。死人を出したことへの自責の念、断腸の
思いで社員を解雇しなければならなくなった口惜しさ・・
解雇通知の前に、退職を願い出た社員はいなかった。

マスコミによるバッシング、一方的な犯罪者扱い・・
人権侵害も甚だしい。故意に誇張し、歪曲して流される
報道。
誤解を解く機会も与えられず、言い訳することも許され
ない腹立たしさ・・報道の自由を全面に、繰り広げられる
行き過ぎた取材合戦・・それを間近で見ていた私。
繰り返されるバッシングに耐える加害者の家族も被害者だ!


2152 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「焼肉えびす/食中毒事件・続き」

100人を超える患者と死者を出し、今後どこまで被害が
拡大していくのか?世間やマスコミが大騒動する中、
フーズフォーラス社勘坂社長が、本社に報道各社を集め、
記者会見を開いて、陳謝することになった。

午後3時記者会見が始まった。
詰めかけた約100人の報道陣を前に、陳謝を繰り返し
ながら、社長自ら誠意をもって答えようと努めていた。

2時間経過した午後5時頃、ひたすら陳謝を繰り返す社長
に業を煮やした記者・・「死人まで出ているのに、本気で
償う気があるのか」としつこくあおり立てた。

プロ記者の誘導尋問に思わず乗せられてしまった社長。
それまで冷静を装い、質問に答えていた勘坂社長。
思わず感情的になり、「消費者にユッケを提供すること
自体、法律的には犯罪行為にはならない」と釈明した。

この発言「責任逃れの開き直り」だと、2時間後の夜7時
のNHKニュースで、この箇所だけをことさら誇張して
報道した。
勘坂社長を励まそうと、協力を約束していた私の友人たち
も、ニュースの後「許せない」と批判する側に・・
それまでの2時間は何だったのか?

勘坂社長の誠意ある言動は報道されず”悪人”に仕立て
挙げられてしまった。
翌日、被害家族からも非難の電話が鳴り止まなかった。

※記者会見の謝罪の席では、社長発言は重く見られるため、
   専務以下取締役が社長に代わって謝罪陳謝するのが通例
  
更にその3日後、4人目の死者が出たことを知らされた
勘坂社長・・私が見ている本社の駐車場で土下座して、
報道陣に頭を擦り付けた。
これも「パフォーマンスが過ぎる」と大バッシング。

後に勘坂社長・・「私だけでなく妻や子供たちまで、
しつこくマスコミに追い回された。それはまだ我慢できる。
ひどいと思うのは、思わず感情的になって出てしまった
一言を”逆ギレ”と取り、そこだけ繰り返し報道された
ことだ。
また、死者が出たと聞いて動転し、思わず土下座したら、
その行動をまるで反省がないと、繰り返し報道する
マスコミ各社。
事実を事実として正しく報道せず、世間受けのする
フォーカス記事を流し続けるマスコミは・・本当に恐ろし
い。

2023年08月19日

失われた信頼/雪印乳業

■失われた信頼/ビックモーター

全国に263店舗を有し、金沢周辺にも3店舗展開
する中古車販売大手ビックモーター。

保険金不正請求をめぐって、組織的かつ意図的な
不正行為が次々と明るみに・・雪印同様、顧客の
信頼を失墜したビックモーターは、存続できるだろ
うか?


2153 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「失われた信頼/雪印乳業」

グループの売上が1兆円を超え、乳製品のトップメーカー
として君臨していた雪印乳業・・
創業から75年目の2000年6月11日、雪印製品による
集団食中毒発生・・被害は1万3千人を超え、戦後最大の
食中毒事件になった。

事件への対応の不手際、情報開示の遅れが、世間の非難を
浴びた。そのわずか2年後、今度は子会社雪印食品が、
輸入牛肉を国産と偽り、牛肉偽装事件が発覚・・

又も繰り返される不祥事で、ブランドの信頼は失墜・・
雪印グループはタイタニックのごとく、解体に追い込まれ
ていった。
消費者の信頼を得るには、長い間の企業努力がなければ
ならない・・その信頼が”一瞬”にして失われてしまった。
「もう見たくない、触りたくない、聞きたくない、知りた
くない」・・消費者は心を閉ざしてしまった。

伝統ある企業なのに、なぜ事件が起きてしまったのか?
食中毒の公表をためらっている間に、被害が爆発的に拡大
していった。食中毒発症者3,789人に。

7月8日には発症者1万3,455人に・・戦後最大の
食中毒事件になった。
社長が事件を知ったのは、第一報から2日後。

なぜ社長に重大な情報が届かなかったのか・・
危機管理に対応する社内体制が出来ていなかったのです。
失敗 1
『情報情報が迅速にトップに届く、危機管理体制が整って
  いなかった』
失敗2
『安全・安心の商品を提供するという意識が欠落していた』

■ 2発目ごう沈の原則

最初の事件が起きた、その後の対応の悪さが致命傷になる。
食中毒発生後の「初動の遅れ」が致命傷に!
更に追い打ちをかけるように、牛肉偽装事件が発覚・・
ごう鎮した!
回収の遅れが問題になった。上層部への伝達の遅れ、
事件への対応・決定の遅れが致命傷になった。

最初に公にして、注意を喚起したのは保健所だった。
迅速に対応し回収できていたら、被害を最小限に食い止め
られただろう。これほど悲惨な食中毒事件にならなかった
だろう。

2023年08月23日

不祥事で”責任をとる”は嘘

■統計/厚生労働省の不手際
・名言
統計であらゆることが証明できる。
                    但し、真実を除いて

■統計/吉田茂のユーモア

ユーモアでは和製チャーチルと評された吉田茂。
終戦直後、吉田茂は「餓死者が大勢出る」と
GHQに訴え、米国から大量の食糧を送らせた。

だが「そんな状況にはならない。日本の統計は
でたらめだ」とGHQに詰め寄られるや、
・名言
日本の統計が正確だったら、 
               米国と戦争などしていない


2154 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生 「不祥事で”責任をとる”は嘘」

事故や問題が起きるたびに、責任者が一列に並んで、
頭を下げて詫びる・・そんな姿が繰り返される。

不祥事を起こした後、記者会見の場で経営者や幹部が
深々と頭を下げ、「申訳ありません。責任を取ります」
と詫るが・・それは”嘘”だ。

事故が起きてしまってからでは、もはや責任の取りよう
がない。
記憶に残っている例では、何年か前、那須スキー場で雪崩
が発生・・高校生ら8人が死亡し、40人が負傷した事故。

スポーツ庁は、学生の冬山登山を「原則禁止」する通知
を出していた。前日からの大雪で、なだれ注意報が出て
いたのに・・将来花も実もある若者たちが散ってしまった。

惨事を避ける手だてはあっただろうに・・事故の原因を
あれこれ並べ立てたところで、後のまつりです。
事件の当事者に不祥事の責任を取らせて、詫びたところ
で死者は生き返らない。

本当に責任を果たすのであれば、事故や不祥事が起きな
いよう、日頃から心を配り、目を光らせるしかない。
そうした責任者のもとでは、事故は起きない。

事故が起きないようにと、日頃から注意を怠らない人が
真の責任者になりえるのです。

  
                                           理念と経営「人生学入門」

2023年08月26日

岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(5)

2155 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(5)」

悩みや迷いを解決するために、「AI による導き」が力を
発揮する。AI が相談者との会話を通して、的確に相談者
の悩みを解決する「対話システムアプリ」が人間を超えた
能力を発揮する。

AI に取り込まれた過去数万件もの”問題解決策”
を駆動
して、相談者に語りかけてくる。進化するほどに全知全能の
神に似てくる。
だが「機械仕掛けの神の言葉」は、人間にとって果たして
副音なのか?有害な情報を最善の解決策として提供する
ことはないか?

事例では、摂食障害に悩む相談者に「減量の指南」などの
内容が含まれた不適切なアプリの回答が問題になった・・
生成AI が、いかに巧みに人間の言葉を操ろうとも、
発言内容が常に正しいとは限らない。

高度なAI アプリの判断は、ブラックボックスに包まれ、
問題のふるまいを部外者が制御することは難しい。
根拠不明の”神だのみ”に不用意に身を委ねたなら、
予想もつかない破局事態を招くことになる・・
と警鐘を鳴らす。

生成AI は対話を通じ、人間を導いたり、有害な行為を
するよう仕向けたりする存在になりうる。
AI を操るのか、操られるのか・・人類史上初めて人間を
しのぐ”知性体”が出現した今、人類は岐路に立たされて
いる。


                                     日経新聞「テクノ新時代」より

2023年08月30日

岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(6)

■米AP通信は生成AI で作成した記事は、
   「記者の代わりにはならない」と、採用しないことに
    した。

■米音楽界最高の栄誉とされる、グラミー賞を主催
   するアカデミーは先月16日、作者のいないAI で
   つくった楽曲は、受賞の対象外とする新ルールを
   発表した。


2156 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「岐路に立つ人類/人知超すAI 技術(6)


「人間の仕事がAI に奪われるのではないか」との懸念が
広がっている。人間とAI の境界が
益々曖昧になっていく。
今のところ、職人の繊細な熟練作業の分野にまで及んで
いない。
言語理解や、膨大な知識認識などの言語処理能力が
先行進化する・・翻訳、文章の校正・校閲、文章作成の
仕事は、生成AI の登場で入れ替わっていくと予測される。

AI の発達は、高学歴で高い賃金を得ているホワイトカラー
への影響が大きいが、人間が今やっている仕事をAI に
奪われる、というだけの問題ではない。

AI を巧みに利用した人が生産性を上げ、利用できなかっ
た人が失業する
・・この方が多くなるのでは!
AI と人間の職の奪い合いではなく、人間と人間の間での
職の奪い合いが起こることが予測される。

音楽界では、生成AI が画像や文章を自動でつくる。
人間が書いたような作品を作ることができる、生性AI の
利用が急拡大していて、波紋を広げている。
 
台頭する生成AI を使いこなし、技術が
学べる30時間の
カラキュラムの受講料は15万円と高額だが、申込みは
1千人を超えた。
いち早く受講したシステム開発会社のMさんは、学んだ
知識を活かし、生成AI を新規事業開発のアイデアの立案
に生かす。
「AI が業務に広がるのは確実。
早めにスキルを身に付け
  れば、同僚に差を付けられる」と目論む。



                                         日経新聞「テクノ新時代」より

メルマガ購読受付

このブログの記事をメルマガで定期的にお届け致します。

メルマガ購読のお申し込みはこちら >>

About 2023年08月

2023年08月にブログ「吉村外喜雄のなんだかんだ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2023年07月です。

次のアーカイブは2023年09月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36