2321 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「シニア世代にお勧めのポールウォーキング」
「シニア世代にお勧めのポールウォーキング」
両手に専用ポールを持って歩く「ポールウォ
ーキング」は、足腰に不安のあるシニア世代
に注目されている。姿勢良く歩くことができ
て、肩甲骨の筋肉など全身の筋肉が鍛えられ
る。
ポールウォーキングは、20年ほど前から広
がった運動法です。足腰が弱く転倒を心配す
る高齢者には、ポールを使うことで体のバラ
ンスが取れ、転倒防止になる。
年を重ね背中が曲がるなど、姿勢が悪くなる
と、股関節の可動域が狭くなり、歩幅も小さ
くなる。ポールがあれば背筋を伸ばし、肩甲
骨と股関節を大きく動かして、歩幅も広く歩き
やすくなる。
使用する際、まっすぐ立って肘を直角に曲げ
、ポールの長さを自分に合った長さに調節す
る。

基本フォームは、あごを引き、目線は遠くを
見て、普段より半歩広い歩幅で歩く。
歩き出したら、前に出した足の辺りにポール
の先を地面にポンと触れる。

杖のようにポールに体重をかけ、前傾姿勢で
歩いたりしない。
グリップは軽く握り、元気よくかかとから着
地する。着地した後、足の裏全体で体重を支
えるように歩く。
自分の足で歩くことは介護予防になり、健康
寿命も伸びる。ポールを使わずに正しい姿勢
で歩くことを目標にしたい・・