2367 デジタル教育/山積する課題(2)

2367 【0吉村外喜雄のなんだかんだ】
デジタル教育/山積する課題(2)」

スマホやSNSに過剰に依存して育った子供
は、情動を制御する能力が低下し、我慢でき
なくなる。他人と共感する能力も低下して、
自己中心的行動をするようになる。

人間は依存に弱く、スマホは依存性が高い。
一度依存したら、そこから脱却するのは大人
でも難しい。
SNSで集中力が低下すると、活字を読む
能力が衰え、本を読むのを嫌うようになる。

全国の小中学校で、デジタル教科書を積極的
に採用しようとしているが、10年以上も前
から、文章を読んで理解する能力にデジタル
は無力で、むしろ悪い影響の方を専門家は指
摘する。
成長段階で疑うことを知らない子どもは、
圧倒的なAIに万能感を覚え、書く力や深く
考える力を失ってしまう恐れがあるのです。

紙の本や新聞を読む時は「熟慮型」の思考回
路が働く。一方、デジタル教科書は「直感型」

の思考回路が働く。
寛容で互いを尊重しあう世の中にするには、
熟慮型の思考回路が必要であり、紙の教科書
の重要性は、計り知れないものがある。

また読書は、個々の内面と静かに向き合い、
内省する自我が育つ。親がおさな児に本を
読み聞かせると、親子の愛情が深まり、
子どもの情緒が育っていく。
子どもたちの学習環境から本やノートをなく
し、デジタル一辺倒にするのはいかがなも
のか・・
デジタル教科書のメリットとデメリットの
検証を、十分に行ってからでも遅くはないと
思うのですが・・

                   

                                                 読売新聞

2365 スマホ、長時間使用による弊害(2)

2365 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康
「スマホ、長時間使用による弊害(2)」

スマホの使い過ぎは、短期的な脳障害だけで
なく、長期的にも深刻な影響を及ぼします。
習慣化すると、情報のインプットが多すぎて
「脳疲労」の状態に陥る弊害が問題になって
いる。
情報は、脳の「前頭前野」で処理している。
① 浅く考える機能
② 深く考える機能
③ ぼんやりと考える機能

絶えずスマホを見て情報をインプットしてい
ると①の機能ばかり使うことになり、脳は
へとへとに・・②③の機能は使われなくなる。

最近の研究で、③の時に働く機能が、脳に
大変重要な働きをすることが分かってきた。
ぼんやりしている時に、情報の整理や分析を
行い、人間の本質に関わる思考を培ったりす
る。
この機能が低下すると自分を客観視でき
なくなり、手短な快楽に流されるようになる。

スマホの使い過ぎは、眼底疲労、視力の低下
ドライアイなどの目の病、睡眠時間の不足に
よる睡眠障害など、長期間に及ぶと慢性化し
、日常生活に大きな不具合をもたらします。

精神面でも、依存症やうつ病、精神的不安症
に悩まされるようになる。

 
特に、下向き姿勢や顔面凝視などによる姿勢
の悪化が原因でストレートネック「スマホ首」
になり、頭痛肩こり、集中力の低下、物忘れ、
などの症状が表れ、自律神経の乱れや認知
機能への影響が指摘されます。

これらは「スマホ症候群」と呼ばれ、現代病
の一つになっている。

2364 スマホ、長時間使用による弊害

2364 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康
「スマホ、長時間使用による弊害

スマホの使いすぎによる弊害が問題に
なっている。
スマホを長時間使用する子どもは、
言葉を覚え、言葉を適切に選び、使いこなす
能力に欠け、問題行動も多いという。

自分の考えや感情を豊かに表現したり、
他人の言葉を正しく理解する能力が低くなる。
結果、社会人に必要な人間関係形成が苦手に
なり、人と接することを嫌うことがデータ
から見えてくる。

私たちの脳は、スマホ使用中はほとんど働い
ていない。動画など映像を見ている時は、
特に脳の活動が低下する・・
これは娯楽、スポーツ、学習でも変わらない。

子どもを対象にした調査では、スマホを長時
間使用した子どもほど、成績が落ちる。
毎日3時間以上勉強しても、スマホを4時間
以上使っていると、勉強しない子よりも成績
が悪かった。
次に大学生を対象に、ものを調べる「検索」
を、スマホと辞書で比較した。

休憩の後、単語の意味を思い出せるかを
聞いたところ、スマホで検索した人は、単語
の意味を一つも思い出すことが出来なかった。
ナビに頼って目的地に行ったときも、同じこと
が言えます。

本を読む習慣のある子どもの脳は発達して

いて、国語に限らず全ての教科で成績が
良かった。
また、本を読む習慣がある人の創造力は、
読む習慣のない人の約20倍・・とのデータ
もある。

              読売新聞