2381 ことば遊び「ことばの語源」

2381【吉村外喜雄のなんだかんだ】
ことば遊び「ことばの語源」

「総スカンを食らうのスカンとは何?」
”スカン”とは何だ? その意味に結びつく
言葉は直ぐには思いつかない。
スカンピンのスカンか?  動物スカンクの
スカンか?
しかしこれが”好かん”の意味だと知れば、
なるほどと納得できる。
皆んなが好かんから”総スカン”だったの
す。カタカナで表現するから、何の意味か
わからなくなるのです。

「刺し身は切り身なのになぜ刺すか?」
「魚の切り身」を見ただけでは、料理人なら
ともかく、店に来たお客様には何の魚か分か

らない。そこで昔は、魚の尾びれを刺し身の
身に刺して出した・・だから”刺し身”という。

「大切にしている金品を
       虎の子と言うのはなぜ」
中国「虎の子渡し」という故事に由来した
葉です。虎が3匹子を生むと、その一匹
になる。親がいないと二匹の子を食べて
まいます。
そこで親は河を渡る時、最初にを背負って
対岸に渡し、引き返して次に虎の子を渡す。
帰りに、先に渡したをもとの岸に連れ戻す。
そして、残っていた虎の子を対岸に渡す。
最後に、元の岸に連れ戻したを再び対岸に
連れて行く。
このようにして我が子を大切にするという。
この故事から、手放したくない大切な金品を
「虎の子」と言うようになった。

「 くだらないの語源 」
江戸時代、灘など上方で醸造された酒のうち
良い物は大消費地の江戸へ下るが、品質の
悪い酒は生産地で消費され”下らない”こと
から、つまらなく出来の悪いものを指して、
「くだらない」と言うようになった。