2383 健康は運動量に比例する

2383 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
食と健康 「健康は運動量に比例する」

筋肉から分泌されるホルモンは、血流に乗っ
て全身に運ばれ、様々な臓器を活性化させる。
脂肪の燃焼を促進し、糖尿病、高血圧、認知
症を抑制する。骨の形成を促し、血管の老化
動脈硬化のリスクを下げるなど、多種多様の
働きをする。
また、老化に伴う毛細血管の消滅を防ぎ、
代謝を高め、シミやたるみを改善する美肌
効果をもたらす。

筋肉からの分泌ホルモンは、日々の筋トレ
など、運動量が多いほど増加する。
日常生活では、近距離は車を使わず歩く・・
しかも早歩きで。駅のエスカレータは階段を
使うなど工夫する。
休日には、ジョギングやウオーキングで
汗を流す。部屋で長時間テレビを見る合間に
スクワットなど軽い筋トレを取り入れ、習慣
化する。
老化に伴い運動量が減ると、使われなくなっ
た筋肉からは逆に、健康に悪影響を与える
ホルモンが分泌され、老化を早めていく。

いつまでも若くありたいと願うなら、
若いうちから運動を習慣化することです。
筋トレなどで泌されるホルモンの力を最大限
に活用して、健康寿命を伸ばすことがカギに
なる。

    東京医科歯科大学教授/加藤浩晃