2299 石川県のゴルフ場/多くが経営破綻

2299 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「石川県のゴルフ場/多くが経営破綻」

2002年に経営破綻した「和倉ゴルフ」は
チェリーグルーに・・
2004年に経営破たんした「金沢セントラ
ル」と「石川ゴルフ」は、アコーディアが
経営権を引き継いだ。

「白山CC」は2009年に経営破綻・・
2011年「能登島ゴルフ」が経営破綻。
2012年には「ツインフイールズ」も民事
再生法の適用を申請。

石川県内のゴルフ場はドミノ倒しに破綻。
また「能登CC」は2022年韓国の企業に
譲渡した。
2006年に破綻した「金沢ゴルフ」と
「チェリー金沢東コース(旧金沢国際)」は、
アコーディアからチェリーグループへ。
そして2021年「那谷寺CC(旧加賀芙蓉)
」を経営する京都の(株)明輝建設に売却。
明輝は更に「北陸グリーンヒル」を2021
年に、チェリーグループから取得している。

名古屋の会員制リゾート倶楽部リゾートトラ
ストグループは、「金沢リンクス」の株式の
一部を取得。現在のクラブハウスを取り壊し
、会員制のホテル建設。
4年後のオープンを目指している。

2297 体内環境を整える「時間制限食」

2297 [吉村外喜雄のなんだかんだ]
食と健康 「体内環境を整える時間制限食」

筋肉脂肪から、延命に関わる酵素が血液中
に分泌され、脳内の特定神経細胞に届けられ

届けられた酵素が働いて、特定神経細胞の
サーチュインと呼ばれる遺伝子を活性化させ
、老化を抑え健康寿命を伸ばす重要な働きを
する。
そのサーチュインを更に活性化させるには、
カロリーバランスより、食事の摂り方が大事
になってくるのです。
健康寿命を伸ばす鍵は食事です。 ポイント
は何を食べるかではなく、「いつ食べるか
なのです。

下の写真はワシントン大学教授・今井眞一郎
さんの朝食です。今井さんの朝食は、一般に
私たちが食べる夕食に当たります。

昼は私たちと同じような昼食を摂り、夜は
食事抜きでワイン1~2杯、ナッツ・フルー
ツを口にする程度に済ませ、夕食を摂りませ
ん。
食事をすると血糖値が上がります。
その数値が元に戻るのに3~4時間要します。
血糖値が高い状態で就寝するのは良くないの
です。
上記の食事パターンは、血糖値が高い状態で
就寝しないようにするためです。

いつ食べるかで、人間が約24時間周期で
体内環境を整える・・体温や血圧、睡眠、
ホルモンの分泌などに重要に関わってくる。

この食事の摂り方を、一定の時間内に食事を
終える「時間制限食」と名付け習慣化する。
体の様々な代謝障害とか、臓器の機能障害が
改善することが明らかになった。

以下は時間制限食のモデルケースです。
朝食は7時、夕食並の高カロリーメニューに
12時の昼食は日頃の私たちと同様の食事。
夕食は軽く5時までに済ませる。

 

     ワシントン大学教授・今井眞一郎

2296 21世紀美術館に加賀藩ゆかりの茶室が

2296 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
歴史から学ぶ
「21世紀美術館に加賀藩ゆかりの茶室が」

金沢21世紀美術館の片隅に、約700年の
歴史ある茶室がある。
鎌倉時代に建てられ、その後茶室に整備され
た。加賀藩の歴代藩主は茶の湯を好み、12
代藩主の江戸の隠居所の居室になっていた。

前田家は皇室とも関わりが深く、本郷の前田
邸には明治天皇が行幸している。
鎌倉に別荘として移築してからも、天皇の
ご家族や、大正天皇が皇太子のとき、
この別荘に滞在している。

戦後、元総理の佐藤栄作が夫人と共に数年間
別荘として使用した、由緒ある茶室です。
故に、柱や天井、室内造作、建具など、
隅々に至るまでさりげなく手が加えられ、
職人冥利につきる建物になっている。

建物は、石を並べた上に柱を立て、釘は一切
使われていない。昨年の能登地震の時は、
建物が堅牢なのに驚いたという。

加賀藩のお膝元金沢は茶道が盛んで、
庶民に親しまれてきた。
戦後、金沢の料亭「ごり屋」に移築。
平成13年金沢市が取得して、16年現在の
場所に移された。
           
母屋の名は「松涛庵」。座敷で行う茶会席
と、椅子に腰掛けて茶会を行う「立札席」の
二ケ所がある。

ここで催される茶会、句会、歌会、聞香会、
読書会には、気軽に誰でも参加できる。
                            
入口右手には数寄屋造りの茶室「山宇亭」が
ある。その奥に雪隠処「腰掛待合」があるの
で、覗いてみるといい。
       
「山宇亭」は、加賀藩の重臣長家から直山邸
に移築され使用していたが、平成14年直山
氏から金沢市に寄贈された。
16年、松寿庵とともに現在地に移された。