食と健康 「健康は運動量に比例する」
筋肉から分泌されるホルモンは、血流に乗っ
て全身に運ばれ、様々な臓器を活性化させる。
脂肪の燃焼を促進し、糖尿病、高血圧、認知
症を抑制する。骨の形成を促し、血管の老化
動脈硬化のリスクを下げるなど、多種多様の
働きをする。
また、老化に伴う毛細血管の消滅を防ぎ、
代謝を高め、シミやたるみを改善する美肌
効果をもたらす。
筋肉からの分泌ホルモンは、日々の筋トレ
など、運動量が多いほど増加する。
日常生活では、近距離は車を使わず歩く・・
しかも早歩きで。駅のエスカレータは階段を
使うなど工夫する。
休日には、ジョギングやウオーキングで
汗を流す。部屋で長時間テレビを見る合間に
スクワットなど軽い筋トレを取り入れ、習慣
化する。
老化に伴い運動量が減ると、使われなくなっ
た筋肉からは逆に、健康に悪影響を与える
ホルモンが分泌され、老化を早めていく。
いつまでも若くありたいと願うなら、
若いうちから運動を習慣化することです。
筋トレなどで泌されるホルモンの力を最大限
に活用して、健康寿命を伸ばすことがカギに
なる。
東京医科歯科大学教授/加藤浩晃
