2271 いらいらがつのるお客様相談室

2271 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「いらいらがつのるお客様相談室」

居間のエアコンが故障し、暖房が効かない。
買ってまだ3年。確か10年保証のはず。
メーカーのお客様相談室に電話した。

自動音声が、該当するNOを押すよう促す。
続いて「なお、通話の内容を録音させていた
だいております」・・警戒心がにおう。
「混み合っていますのでそのままお待ち下さ
い」・・待つこと3分、またかけ直す。
何度かけても直ぐに繋がることはまずない!
かけ直そうか、このまま待とうか・・
イライラしてくる
やっと生身の女性につながってホッとしたら
「お客様どうされました?」
故障にきまってるでしょう!

型式番号、買った店など細かく聞かれた。
室外機の周りに障害物がないか、リモコンは
作動するか等々、なかなか自社製品の故障
は認定しない。あげく修理費がかかるという。

10年保証では? すると「量販店の保証
なのでそちらにおかけ直しください」
1からやり直しだ・・さすがにうんざりした
表向き丁寧、でも人の心を阻害するこの
システムは何だろう。

お客様相談室・・どこへかけてもつながる
ことはない。一見親切な誘導に思えるが、
”心”が感じられない。苦情を言う側は、
杓子定規な応答にいらだつ。

2270 軽度認知症を予防する(2)

2270 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「軽度認知症を予防する(2)」

「軽度認知障害」は、記憶力や判断力などの
認知能力がやや低下しているが、日常生活に
支障はなく、自立して暮らせる状態です。

認知症ではないが、健常ともいえず、両者の
中間のような状態です。早めに気づいて認知
症予防に取り組めば、症状が改善します。

認知症予防のため、日常生活で心がける
ポイントは・・
① 毎日2食以上、炭水化物やタンパク質、
 ビタミン類をバランス良く摂る
② 週に3日以上、ウオーキングやサイクリ
 ング、スクワットなど無理のない有酸素
 運動をする。
③ ビデオ通話や電話を含めて、同居する人
 以外と、会話をする機会を増やす。
 週一回以上、趣味の会、合唱サークルな

 どの、人の集まりに参加する。

軽度認知障害を放置しておくと、坂をゆっく
り転がるように認知機能が衰えていきます。
早めに気づいて、生活習慣を見直すことが、
認知症になるリスクを減らし、健康で長生き
出来るのです。

               読売新聞

2269 軽度認知症を予防する

2269 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康「軽度認知症を予防する」
軽度認知症」の高齢者は、65歳以上の
6人に1人、564万人。
認知症の前段階「軽度認知障害」を発症した
ころ、『まるで暗い洞窟の中へ入って行くよ
うな気持ちになった』という。

軽度認知症」の高齢者は、記憶力や判断力
など認知機能がやや低下しているが、日常
生活に支障はなく、自立して暮らしている。

「持病の薬を忘れずに飲んでいるか」

「買い物がきちんとできているか」
などがポイントになります。

「もの忘れが多くなった」ことを自覚し始め
た軽度認知症者を対象にした、脳活性化の
ためのトレーニング方法が開発された。

早口言葉や、足し算・引き算などの計算、
「赤上げて、白上げないで・・」と掛け声に
合わせて手旗を上げ下げする・・
ウオーキングや、高さ10㌢の踏み台を乗り
降りする、軽めの有酸素運動など、
約10の課題を、毎週1回1時間実施する。

計算をしたり、瞬時の判断が求められる動作
を繰り返すことで、注意力や集中力を鍛える
ことができる。
半年も続けると、認知症への進行を抑える
ことができるようになります。

早めに気づいて認知症予防に取り組めば、
進行が抑えられ、中には健常な状態に戻る人
も出ることが分かってきた。
続けられずに途中でやめたりすると、また
物忘れが多くなり、認知機能が低下していき

ます。