2282 縮まらない男女の賃金格差

2282 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分、女の言い分
「縮まらない男女の賃金格差」

働く女性が増えた一方で、子育てでいったん
仕事を離れる女性の復職は難しい。
労働基準法は、性別を理由として賃金に差を
つけてはならないと定めている。

ただ女性の場合、結婚や子育てで家庭に入り
、離職する人が多い。勤続年数も少なくなり
がちだ。そのため、管理職も少なくなる。
そうした事情から女性の賃金は男性の75%
にとどまっている。

政府は3年前、全国の大企業に対し、
男女の賃金差を公表するよう義務づけた。
その後、女性管理職の育成や、働き方の見直
しが
進んでいる。

日本では、女性の正規雇用率が20代後半を
ピークに下がり、非正規雇用が増えていく。
結婚や出産を機に正社員を辞め、子育てを
経て、パートなどで再び働き始める人が多い。

非正規雇用で働く人の7割を女性が占め、
賃金は正社員の3分の2にとどまる。
少子高齢化が進み、労働力の不足が深刻化
する中、企業にとって男女ともに働きやすい
環境を整えることが重要になってくる。

2281 国の存亡に関わる、少子化と出生率の低下

2281 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「国の存亡に関わる、少子化と出生率の低下」

厚労省は2月27日、2024年の出生率が
過去最小の72万988人と発表した。
前年から約3万8千人(5%)減少し、
9年連続で減少している。

死亡数は約162万人(前年比1.8%増)
で、4年連続更新中・・死亡数から出生数を
引いた人口の自然減は約90万人で、減少幅
は前年より約6.5万人と過去最大となった。

日本人の出生数は第一次ベビーブームに
(S22)270万人を記録。第二次ベビー
ブーム(S46)で209万人に達して、
以降は減少が続き、2016年に100万人
を割り込み、19年に90万人、22年には
80万人も割り込んだ。

第一次ベビーブームの団塊の世代が2025
年に75歳の後期高齢者になるため、死亡数
は今後も増え続け、人口減少は加速する。

婚姻数50万組で、90年ぶりに下回った
前年から2.2%増えた。ただ、新型コロナ
ウイルスの影響で婚姻数は19年の60万組
から20年には52.6万組に大きく減って
おり、コロナ禍前の水準には戻っていない。

少子化は想定より15年早いペースで進んで
おり、減少に歯止めがかからない。
人口減への政府の早急の対応が急がれるのです。

読売新聞

2280 人口減にからむ女性の就労環境

2280 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分、女の言い分
「人口減にからむ女性の就労環境」
能登の田舎に住む女性が、都会に出て働き
たいと思う。田舎にいると早く結婚しろって
言われるのが嫌だった・・
疲れるのです
田舎を出るきっかけは、自身の
就職活動で
感じた「モヤモヤ感」だった。

大学4年のとき、地元と東京で就職活動をし
た。都会への憧れもあったが、地元での人間
関係や、豊かな自然環境も捨てがたかった。

地元企業に就職するとすれば、都会よりも少
ない給与を、どこまで許容できるかがポイン
トになる。
実際に就活に望んでみると、給与以上に気に
なることがあった。
男子社員より早く出社し、清掃・お茶汲み、
男性社員の補佐が主な仕事になり、
性別による役割分担が常習化していて、
旧態然とした女性の就労環境が引っかかった

女だからという理由で役割を強いられる。
両親と同居する長男と結婚して、
「長男の嫁って奴隷みたい」と涙をこぼす
ことも・・
女は子どもを生んで一人前、家事育児は女が
するもの、男は一家の主として務めを果たす
べきだ・・性別による役割分担への無言の
圧力がかかってくる。

地方の企業には、女性の正社員や管理職が
少ない、ゼロ企業も珍しくない。
若い女性が地元での就職を嫌って、都会に
る・・すると独身男女のバランスが崩れ、
農家やお寺、商家を継ぐ長男に、深刻な
嫁不足問題が生じてくる。
しだいに、年寄ばかりの町や村になって
いく
のです。
女性が、地方から都会へ出ていくのは、
個人の問題では済まされない。
企業の意識も社会環境も変わらなければ、
過疎化は避けられない・・

             読売新聞