2324 伸ばせ健康寿命

2324 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「伸ばせ健康寿命」

厚労省による22年度の健康寿命は、全国
平均で男性72,6歳、女性75,5歳
健康寿命と平均寿命の差は男性が8,5年、
女性は11,6年。

都道府県別、男女平均の健康寿命を見ると、
静岡県がトップで75,2歳、2位が山梨県
で74,8歳、3位石川県で山梨県に並ぶ
74,8歳でした。
健康寿命が1年長い自治体は、1人当たりの
医療費が年約3万1000円少なくなるという。
そこで全国の自治体は、住民の健康寿命を
伸ばそうと、あれこれ知恵を絞る。

中部電力は、寝たきりの前段階のフレイル
検知サービスを23年から始めた。
スマートメーターから取得した各家庭の30
分ごとの電力使用量をA Iで分析する。

起床・就寝、睡眠の時間、家事や外出とい
った行動をA Iで分析・・フレイルの予兆
を見つけて、介護の予防につなげている。


なんと8割以上の精度で、フレイルの検知に
成功している。既に、長野県松本市など13
の自治体が導入していて、今年度は更に50
の自治体が導入を目指すという。

 

                        日本経済新聞

2323 不眠症を解消するには(2)

2323 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「不眠症を解消するには(2)」
高齢になると「不眠症」に悩む人が増えてく
る。不眠には大きく分けて3つのタイプがあ
る。
寝付きの悪いタイプ
夜中に何度も目が覚めるタイプ
朝早く目覚め、その後眠れないタイプ

この3つすべてが当てはまり慢性化すると、
日中に強い眠気や疲労感、倦怠感が・・
集中力が低下し、仕事で大きなミスや、
運転事故につながることに・・

不眠の原因はストレス、生活リズムの乱れ、
うつ病など様々・・一旦慢性化すると不眠が
正常に戻ることは難しい。

不眠を放置し、睡眠不足の状態が続くと、
自律神経のバランスが崩れ、肥満、高血圧、
高血糖のリスクが高まり、認知症の引き金に
なることが分かってきた。

生活習慣を改善することで、不眠症を解消し
ます。
⚫️「遅寝早起き」、眠くなっても直に床につか
  ない
⚫️「寝床では寝る以外のことをやらない」
⚫️「眠くなかったら、一度寝床から出る」
⚫️「就寝前のアルコールは逆効果です」
⚫️「睡眠薬は、医師の指示に従い正しく服用
   する」
副作用の少ない「オレキシン受容体拮抗薬」
が自然に近い眠り促します。

私の場合は、就寝時アイフォーンを枕脇に
置いて、睡眠を誘う「音楽やラジオを聞く」
などして、いつの間にか眠りに入っていく
自然な睡眠を促す。
夜中、トイレで目が覚め眠くない時は、枕元
の文庫本や新聞を読んで、自然と眠くなるの
を待つ。

2322 不眠症を解消する

2322 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康 「不眠症を解消するには」

年齢を重ねるにつれ、必要な睡眠時間は
短くなってくる。成人は6~8時間ですが、
高齢者は6時間が一つの目安になる。

個人差はあるが睡眠時間は短くなっていく。
逆に8時間を超えて寝床に居ると、認知症へ
のリスクが高まります。

睡眠の質が低下することで、更に長く寝よう
とする悪循環に陥っていくのです。
夜中のトイレの回数が気になるが、3時間に
一回なら、高齢者には自然なことで問題ない。

中間管理職の42歳の頃は、日々仕事に追わ
れ、睡眠時間が4~5時間の日が続いて、
ストレスが溜まっていた。
体調不良に陥り、内科の診察を受けたところ
、睡眠不足は血圧を上昇させる。コレステロ
ールも高いと言われた。

まだまだ体力に自信があって、健康管理を
疎かにしていた私。以降、薬の服用に加え
生活習慣を見直した。
休日は、趣味のスキューバダイビンク、山歩
き、サイクリングなどの運動で汗を流した。

塩分の濃い外食を控え、野菜を増やし、
朝食は必ず摂るようにし、就寝の3時間前
から夜食を控えた。仕事の付き合いでの二次
会も遠慮した。

40・50代の睡眠不足は、60代以降の健康
に悪影響を及ぼす。短命に終わる可能性が
高くなる。
高齢になっても活躍し続ける人は、しっかり
睡眠を取っている人です。