2339 夜中に目が覚め、眠れなくなったら

2339 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康
「夜中に目か覚め、眠れなくなったら」


年寄りの悩みに、夜中に目が覚めて、2~3
時間ごとにトイレに行くことがあります。
ベッドに戻った後、目がさえて眠れないのが
また辛い。
度重なると恐怖になり、ベッドで目をつむっ
たまま考えこどをしてしまう。
「あの人はどうしているか」とか「1年後が
心配だ」とか、雑念が次々浮かんでくる。

眠れない原因は「過去にしでかした過失」
「何れ解決しなければならない未来の問題」

過去や未来の雑念が”不安”を誘うのです。

深夜目が覚めて、雑念から脱するには、自分
を”今”に置き換え、過去や未来の雑念から
離れることです。
過去や未来の嫌なことが浮かんできたら
”今”に置き換えてしまうのです。

その1/「吸う・吐く、吸う・吐く・・」の
息を数えることに意識を集中する
その2/「羊が1匹・羊が2匹・・」

その3/アイフォーンを枕元に、クラシック
など好きな音楽を聞きながら眠る
私は喜多郎の「シルクロードのテーマ」を
聴いているうちに、眠ってしまいます。

その4/枕元に置いた文庫本や新聞を読む。
眠くなったら消灯し、横になる。

2338 ヒトは血管とともに老いる(2)

2338 【吉村外喜雄のなんだかんだ
食と健康 「ヒトは血管とともに老いる(2)」

「ヒトは血管とともに老いる」という言葉が
ある。血管の老化で最も注目したい動脈硬化
・・促進する要因に酸化糖化がある。

こうした血管の老化を予防するには、
血管を
傷めない生活習慣が大切になってくる。
食事で特に大切なのは、糖質脂質
とり過ぎに注意することです。

「糖質のとり過ぎ」は食後の血糖値の急上昇
を招き、「脂質のとり過ぎ」は血液中の脂肪
酸の増加につながる。
糖質を抑えるには、ご飯やパンなどの主食の
量を減らし、1日に1食は玄米や雑穀物に
する。
脂質を多く含む食品は、油、肉類、魚介類、
卵、乳製品、ナッツ類、インスタントラーメ
ンなどがある。
脂質の摂取量を減らしつつ、青魚や植物油
などに豊富なオメガ3脂肪酸など、良質な
ものをとるようにする。

食べ方の工夫では、食物繊維が豊富な野菜か
ら食べる。動脈硬化に関わる高血圧の予防に
塩分を控え、睡眠を十分とるようにする。

毎日、41度程度の熱めのお湯に10分くら
い入浴すると、血管が若返り、心臓も健康に
なることが確認されている。

                        日本経済新聞「カラダづくり」

2337 人は血管とともに老いる

2337 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
食と健康 「ヒトは血管とともに老いる」

私たちの全身に張り巡らされた血管は、
血液によって体の隅々に酸素や栄養を届け
、老廃物や二酸化炭素(CO2)を回収する
重要な役割を担っている。

ヒトは血管とともに老いる」という言葉が
ある。人生100年時代といわれる今、
血管
を若く健やかな状態に保つことが重要に
ってくる。
血管の老化で最も注目したい動脈硬化
促進する要因に、酸化糖化がある。

紫外線や有害物質の影響で活性酸素が
過剰に作られ、体をサビさせるのが酸化
また食事でとり過ぎた糖質が、体内で変性
して体をサビさせ、老化を促進する。

血管壁が糖化によって弾力性が失われ、
血管を硬くする。血管内を狭めて血流を妨げ
心筋梗塞脳梗塞発症の原因になる。

     日本経済新聞「カラダづくり」