はM8,1でした。今年5月、今後石川県で
発生が予想される、地震の被害想定が公表さ
れた。
通る①の「森本・富樫断層帯」で30年以内
の発生確率は2~8%。
②の「邑知潟断層」の発生確率は2%で、
地震規模は更に大きくM7,6に・・
ところで、M8の能登地震発生前、能登で
30年以内にM7クラスの地震が発生する
確率は0.1~3%と、全国的には低い方で
した。

① 森本・富樫断層帯
・地震の規模 M7,2
・地震の発生確率 2~8%
・死者 2,212人 ・関連死 384~768人
・建物全壊・全焼 46,947棟
(このうち内液状化 5,364棟)
・停電296,040戸 ・避難者191,798人
能登地震によって県民の耐震意識が高まり、
前年の4倍増えた。
ところが、過去18年間に行われた診断の
うち、6割が診断しただけに終わっている。
直下型の断層が通る金沢の中心部は、重い
瓦屋根のうえ耐震性が低く、火災に弱い木造
家屋が、江戸時代からの狭い道路に密集して
いる。
道路は塞がれ、更に夕食時という悪条件が
重なると火災が発生。市街地は焼きつくされ、
神戸や輪島以上の大惨事になるだろう。