2376 世界初・ノドグロ完全養殖

2376 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「世界初・ノドグロ完全養殖」

近畿大学は、ノドグロを人口ふ化した稚魚を
親まで育て、その親から卵を取り育てる
完全養殖に、世界で初めて成功した。
ノドグロは豊洲市場の卸値が一匹1万円以上
の、マダイの10倍、マグロの5倍の高値が
つくこともある高級魚。
    
北陸の日本海に生息する漁獲量の少ない深海
魚で、脂質が豊富なことから”白身のトロ”
とも呼ばれる。北陸でノドグロは人気が高い
高級魚です。
近大は3年後をメドに、養殖した成魚を市場
に出すことを目指している。

ノドグロの養殖はブリやマグロにはない
難しさがある。卵の確保は、親魚は深海から
舟に引き上げる際に弱ってしまうので、
引き上げて直ぐに採卵する。

稚魚は音や衝撃に弱いため、光を遮り刺激を
与えない、生育環境の管理が必要になって
くる。孵化した稚魚の9割がオスになる、
原因の究明も急がれる。

2375 日常生活と脳の働き

2375  【吉村外喜雄のなんだかんだ】

心と体の健康 「日常生活と脳の働き」

人は1日の3分の1を眠って過ごしている。
これほど長い時間眠っているのは、生き物と
しては外敵に無防備であり、あまりに危険で
す。危険を冒してまで長く眠るのは、何なん
でしょう?
寝ている間に脳は記憶を整理する。
短期の記憶を消して、長期の記憶を記憶の
箱にしまい込む。それには1日3分の1の
睡眠時間が必要なのです。

一日10時間もスマホを眺めていると、

目に入ってくるスマホの光に脳が錯覚して、
睡眠不足の時差ボケ状態になる・・
スマホの光が問題なのです。

また人間の脳は、悪いうわさ食べ物の情報
に強い関心を示す。何億年の人間の歴史は
死の恐怖と飢餓。
生存し、子孫を遺していくために、この二つ
の情報を手に入れることが大変重要になって
くる。

スキャンダルや食べ物の在り処を知っている
人と交わることが、生き残っていくため大事
になってくるのです。テレビのニュース番組・・
トップは悪いニュース、次いで明るいニュー
ス、安い美味しいなどの食べ物の情報が続き
最後は天気予報で終わる・・この順番はどの
TV局も同じです。
私たちが本能的に求める、平穏な生活を維持
するための順番なのです。

2374 社会保障に充当する消費税、引き下げていいの?

2374 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「社会保障に充当する消費税、引き下げていいの?」

消費税が「何に使われるか」知らないで、
単に家計が助かるからと撤廃を主張する政党
に投票するのは、いかがなものか・・

10%の消費税収の内2.2%は、地方自治
体の財源になる。加えて国に入る消費税の一

部を、自治体の財源不足を補うための地方交
付税
にあてる。
合算すると、消費税収の約4割を地方税収を
補っていく。
消費税の税収は増えていて、2024年度の
消費税収は25兆円に。税目別で最も大きく
一般会計税収の3割超を占める。

税収が増えても、社会保障を消費税でカバー
できない。25年度の当初予算で地方交付税
分を差し引いた消費税額は20.1兆円
社会保障4経費「年金・医療・介護・少子化

に対する施策」の合計は34兆円で、足りな
い分14兆円は国の借金/赤字国債などで
穴埋めしている。
   
消費税を減じたり撤廃する余裕は政府にない。
代わりの財源を「ムダな支出を減らせば良い
」など、きれい事を言うだけで減税分の穴埋
めを語るのは、無責任というものでは・・