2312 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「脳と腸は運命共同体」
食と健康 「脳と腸は運命共同体」
私達の腸内には、1000種類100兆個
もの腸内細菌がいる。その腸内細菌、
思わぬものに深く関わっていることが分かっ
てきた。
腸内の細菌の変化が脳に伝わるのです・・
憂うつ感や不安感は、腸内環境を良くすると
改善されます・・腸が整えば心も整うのです。 精神を安定させる脳内の神経伝達物質に、
セロトニンがある。不足すると不安になった
り、気分が落ち込んだりする。 体内のセロトニンは90%が腸内にあり、
血管には8%、脳には2%しかない。
腸内細菌がセロトニンの素を作り出し、
脳に運ばれていく。腸内では、ぜん動運動を
促すのに役立っている。 脳と腸の間に、深い関わりがあることが分か
ってきたのです。脳にストレスが溜まると、
腸内環境が悪くなり、便秘や下痢を引き起こ
す。すると脳が不安を感じるようになる・・
脳と腸は運命共同体なのです。 うつ病、アルツハイマー、パーキンソン病、
過敏性症候群などにも、腸が大きく関わって
いるのです。