2312 脳と腸は運命共同体

2312 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康
「脳と腸は運命共同体」

私達の腸内には、1000種類100兆個
もの腸内細菌がいる。その腸内細菌、
思わぬものに深く関わっていることが分かっ
てきた。
腸内の細菌の変化が脳に伝わるのです・・
憂うつ感や不安感は、腸内環境を良くすると
改善されます・・腸が整えば心も整うのです。

精神を安定させる脳内の神経伝達物質に、
セロトニンがある。不足すると不安になった
り、気分が落ち込んだりする。

体内のセロトニンは90%が腸内にあり、
血管には8%、脳には2%しかない。
腸内細菌がセロトニンの素を作り出し、
脳に運ばれていく。腸内では、ぜん動運動を
促すのに役立っている。

脳と腸の間に、深い関わりがあることが分か
ってきたのです。脳にストレスが溜まると、
腸内環境が悪くなり、便秘下痢を引き起こ
す。すると脳が不安を感じるようになる・・
脳と腸は運命共同体なのです。

うつ病、アルツハイマー、パーキンソン病、
過敏性症候群などにも、腸が大きく関わって
いるのです。

2311 スマホが手放せなくなった私たちの未来は?

2311 「吉村外喜雄のなんだかんだ」

「スマホが手放せなくなった私たちの未来は?」

好奇心を掻き立てるものに情報がある。
わくわくする情報「ギャンブル、お金、冒険
食べ物、ゴシップ、セックス」など・・
そうした情報の全てが備わっているのが
「スマートフォン」です。

ソーシャルメディア、SNS、メッセージの
やり取り、フェイスブック・・
これら情報のやり取りが人を縛り付ける。
四六時中気になってスマホが離せなくなる。

14億の中国、ほとんどの人がスマホを持っ
ている。北京の共産党本部は全ての居場所を
把握していてる・・政府転覆を企もうにも
スマホが居場所を教える。逃げようがないの
です。
スティーブジョブス、自分の子どもには
「アイパッド」を触らせなかった。
ビルゲイツは、子どもが14歳になるまで
スマホを持たせなかった。

スマホの普及が早すぎて、問題の研究が追い
つかないのです。
常時うつむきながらスマホを見続けている。
スマホの使い過ぎは、脳に何らかの影響を与
えるのでは・・
国連の調査によると、スマホの普及に伴い
学力と知能の低下が止まらなくなっていると
いう。
数十万年かけた人類の脳にとって、スマホは
薬なのか、麻薬なのか?未だ判明していない
のです。

2310 AIの普及で人間はバカになる(2)

2310 「吉村外喜雄のなんだかんだ」

「AIの普及で人間はバカになる(2)」

今人類は、史上最大の転機を迎えようとして
いる。SNSの広がりとAIの進化だ・・
国連の調査によると、AIの進化で学力と
知能の低下が止まらなくなっているという。

読解力は、2000年の500点を基準に
22年は416点になり、加盟国全体の
正答
率の下落が続く。
数字や科学についても似た傾向だ。
知能指数のIQも、1990年代半ば以降
急速に低下している。

テレビやパソコン、ゲーム機器、スマート
フォンの長期使用で、勉強したり、読書した
り、考えを巡らせる時間が減ったことが要因
だ。
記憶力IQなど、従来の頭の良さだけでは
不十分でAIを使いこなして創造的な作業
がで能力、AIQが求められるようにな
る。
IQが高い人がAIQでも高いとは限らない
。批判的な思考やA1に関わるの知識の習得
必要になってくる。

生成AIの急速な進化で、エンジニアや
税理
士、デザイナーなど、高学歴の知的な
職業ほ
どA1にとって代わられる。
AIと協力しながら新たな科学的発見や、
経済的価値を生み出す能力が、求められる
のです。