2309 AIの普及で人間はバカになる

2309 「吉村外喜雄のなんだかんだ」

「AIの普及で人間はバカになる」

今人類は、SNSの広がりとAIの進化で、
史上最大の転機を迎えようとしている。

我々はついに人間でないもの、私たちより
言語や数字に秀でたAIという技術を創造し
、自らの世界に取り込もうとしている。

過去の歴史を振り返れば、人類は言語という
道具で相互の信頼を築いてきた。
民主主義がそうだし、金利を払ったり、土地
を買ったりする行為も、信頼を基に受け入れ
てきた。
そこにAIが割り込んだ時、同様の経済活動
が成り立つだろうか? AIを通じて人類を
誤った方向に導くことになるのでは・・

「AIが普及すると人間はバカになる」と
危惧する。過去を振り返れば、テレビが普及
した時も「何時間も見ているとバカになる」
と言われた。
カーナビに頼らなければ目的地には行けない
し、スマートフォンがないと日常生活に支障
をきたす。
それ以前に、電卓の登場で計算しなくなり、
漢字変換ソフトの普及で、漢字を覚えようと
しなくなった。
また、世界140カ国の言語変換は、AIに
よって、相手国との会話が瞬時に出来るよう
になる・・外国語を学ぼうとしなくなり、

話せなくなる。

2038 人手不足が深刻化する日本

2308 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「人手不足が深刻化する日本」

6月5日、今朝の新聞一面に大見出し!
「24年の出生数初の70万人割れ。少子化
加速・出生率最低1.15。9年連続で過去
最小」
北陸の人手不足も深刻化している。
特に能登地区では、地震による人口減、
少子高齢化などにより、深刻な状況に・・

富山県は、医療や介護・福祉、物流・小売・

教育などの広い分野で、社会機能維持に必要
不可欠な人材の人手不足が深刻化している。

富山県小矢部の三井アウトレッドも、来店者
の減少や人手不足による人件費高騰で、
閉店する店が増え、フードコートはガラガラ。

人手不足を補うため、働く高齢者が増えてい
る。総務省によると、65歳以上の就業者は
24年時点で930万人、高齢者の4人に
1人が働いている。
人口減を背景に、日本の労働市場は働き手を

確保することが次第に難しくなってきている。
AIやロボットを活用して、人手不足を補な
えば、当面何とか維持できるが・・

男性の長時間労働頼っていた昭和の時代は
終わり、令和の時代は女性も高齢者も、自分
のペースで、働ける時間だけ働く世の中にな
っていく。

2307 昭和から平成・令和へ、女たちの本音

2307 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分・女の言い分
「昭和から平成・令和へ、女たちの本音」

1990年から2011年まで放映された
「渡る世界は鬼ばかり」の再放送を見て・・

●60年前の1960年代
・働きに出る女性がまだ少なかった時代。
・自分のことより夫や子どもを優先。
足踏みミシンでワンピース、冬はかぎ針で
セーターを編むのが母親のイメージ。
それが幸せという価値観の時代でした。


戦後の貧しい暮らしから脱し、結婚して専業
主婦になり、夫と4階建ての文化住宅の抽選
に当たり、団地で生活するのが喜びの時代で
した。
そして、手間を惜しまず家事に専念するのが
家族への愛情の証しなのです。

●男女雇用均等法が成立した1980年代
には、働く女性が増えた。
この時代はまだ職業は選べず、主婦になる
以外になかった。

女「男社会に出ていくには、それ相応の覚悟
と、資格を持たなければ・・」
男「男女平等と言うけれど、女に何が出来る。
女は男より劣っている。しょせん女は女」
と大正生まれの私の父は放言する。

「主婦はかくあるべき!という道徳観念を
押し付けられるのはごめんだわ」
と両親との同居を拒む独身女性。
「俺が働いておまえを食わして、幸せにして
やっているのに、何が不満なんだ」
と怒鳴る夫。
「こんな生活は嫌だ」と離婚を決意しように
も、経済的自立は望みようもない時代でした。