2342 男の言い分、女の言い分「妻のイライラ」

2342 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
男の言い分、女の言い分 「妻のイライラ」

日常の生活で不機嫌になるのは、
男性より女性の方が多いようです。

家庭で娘が不機嫌になるのは、父親が娘に
「Whenいつ、Whereどこで、Whoだれが、
What何を、Whyなぜ、Howどのように」
とあれほれ干渉したとき・・
5W、1Hで相手を責め立てるのは男性・・
それが娘の反感を買うのです。

女性はイライラしたとき「過去を蒸し返す」
5年も10年も昔の、相手が嫌がる記憶を
材料に、蒸し返して攻撃する。

だから、腕力では勝ち目のない女性は、
何枚ものカードを持っている。
口論になれば女性の方が俄然強くなる・・
男性はタジタジです。

日本の男性の最大の欠点は、専業主婦へ
ねぎらいが全くないことです。
妻は、専業主婦の大変さを理解しない夫に
イライラするのです。

イタリアでは、女性に職業を尋ねると、
Casalingaカァザリンガ(専業主婦)
と言う。
イタリアでは女性の職業で専業主婦
上位に位置するのです。

美しい女性とすれ違うと、本能的に振り返る
男性・・決して助平だからではない。
男性は動くものに目がいき、見ようとする
習性がある。女性はあまりキョロキョロしな
い。
遥か昔から、男は狩りに出かけ、女は育児や
家事に専念する。狩りに出かけて動くものに
目がいくのは、男の習性なのです。

男性は遠くを見て問題を指摘しようとする。
女性は身の回りの身近なものを見て”共感”
を得ようとする。

2341 日本の女性の声は世界一高い

2341 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
男の言い分、女の言い分
「日本の女性の声は世界一高い」

日本人女性の声は世界一”高音”だという。
成人女性の周波数は220~260㌹なのに
対し、日本の女性は300~350㌹と極端
に高い。
これは世界の平均から見て1オクターブ近く
高く、裏声に近い。また日本の女性は2種類
の声を意図的に使い分けていて、敬語を話す
時に高くなる傾向がある。

「かわいさ」に価値を求める日本・・幼少の
頃から控えめで従順であることが求められ、
大人になってもやや高い裏声・・松田聖子
のようなかわいい声で話す女性。
人間の声は子どもを含め、背が低いと声帯も
短くなり、声が高くなる。日本や韓国など
男女の社会的地位に格差のある国では、
女性は男性より弱く見られることから、
無意識に高い声を出すのでしょう。

女性が管理職になると、低く落ち着いた声で
話すようになるという。その方が男性と自然
に振る舞えるからでしょうか・・

2307 昭和から平成・令和へ、女たちの本音

2307 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
男の言い分・女の言い分
「昭和から平成・令和へ、女たちの本音」

1990年から2011年まで放映された
「渡る世界は鬼ばかり」の再放送を見て・・

●60年前の1960年代
・働きに出る女性がまだ少なかった時代。
・自分のことより夫や子どもを優先。
足踏みミシンでワンピース、冬はかぎ針で
セーターを編むのが母親のイメージ。
それが幸せという価値観の時代でした。


戦後の貧しい暮らしから脱し、結婚して専業
主婦になり、夫と4階建ての文化住宅の抽選
に当たり、団地で生活するのが喜びの時代で
した。
そして、手間を惜しまず家事に専念するのが
家族への愛情の証しなのです。

●男女雇用均等法が成立した1980年代
には、働く女性が増えた。
この時代はまだ職業は選べず、主婦になる
以外になかった。

女「男社会に出ていくには、それ相応の覚悟
と、資格を持たなければ・・」
男「男女平等と言うけれど、女に何が出来る。
女は男より劣っている。しょせん女は女」
と大正生まれの私の父は放言する。

「主婦はかくあるべき!という道徳観念を
押し付けられるのはごめんだわ」
と両親との同居を拒む独身女性。
「俺が働いておまえを食わして、幸せにして
やっているのに、何が不満なんだ」
と怒鳴る夫。
「こんな生活は嫌だ」と離婚を決意しように
も、経済的自立は望みようもない時代でした。