2332 AIの普及で人間はバカになる(2)

2332 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「AIの普及で人間はバカになる(2)」 

国の調査で、子どもの学力大幅低下が教育上
問題になっている。スマートフォンやゲーム
に費やす時間の増加が一因のようです。
 

文科省は、2024年度全国1350校の
小学6年の国語と算数、中学3年の国語と
数学、英語を対象に学力を分析、結果を公表
した。
前回の21年度と比べ、全ての教科で平均点
が下がり、中3の数学以外は10点以上低か
った。最も低下したのは英語の23点減だっ
た。
過去、日本の子どもの学力は、高水準に安定
していただけに、深刻な結果と言える。
原因はコロナ禍で十分な授業ができなかった
ことがあるが、スマホやゲームに費やす時間
が増えたことによる影響は見過ごせない。
 

家庭での調査では、1日にスマホを使用する
時間の平均は、小6が1時間、中3が2時間
だった。いずれも前回より約20分長くなっ
た。一方、勉強時間は短くなった。
 

スマホを使用する時間が1時間以上になると
点数が低下する傾向が見られた。
また、親の使用時間が長いほど、子どもも
長くなる結果が出ている。
 

更に蔵書の少ない子どもほど、成績が低下
する点も注視しなければならない。
 

                                    読売新聞社説

 

2328 金沢市、和菓子消費3年連続全国1位

2328 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「金沢市、和生菓子消費3年連続全国一位」
総務省の調査で、24年度金沢市の1世帯当
たりの羊かんやまんじゅうを除いた和生菓子
の消費は、3年連続で全国1位になった。

また、ケーキやプリンを除く洋生菓子は全国
3位でした。
江戸時代、加賀藩で茶道が盛んに行われる
ようになり、和菓子文化も合わせて発展して
きた。
加賀藩は、城下に藩御用達の菓子屋を育て、
和菓子を献上させた。
1600年初頭、3代目藩主前田利常の命に
より、日本三大銘菓「長生殿」が生まれてい
る。
金沢市の和生菓子の支出額は1万6千円で、
全国平均の1.6倍。洋生菓子は1万4千円
で、1位の大阪市とはわずか170円の差。
ギョーザの1世帯当たりの購入額は、
浜松市が4066円で1位、2位は宮崎市。
外食ラーメンは山形市が2万2千円で、
3年連続1位。
2位は新潟市で、21年に1位になって以降
首位返り咲きはならなかった。

 
              読売新聞

2325 認知症予防に効果があるトレーニング

2325 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
心と体の健康
「認知症予防に効果があるトレーニング」

(1)下半身の筋力や体幹を鍛える
・椅子に深く腰掛け両手は椅子の両端を掴む
・右足を天井に向けて、足をまっすぐに伸ば
して90度限界まで引き上げて、5秒間停
止し、元の位置に下ろす・・5回続ける
・次に左足・・
  
※太ももの筋肉に意識が集中すると、太もも
から脳を刺激し、認知症の予防になる
毎日10回✕朝・昼・晩3セット続ける!

(2)指の運動
・両手の親指と親指の先をくっつける。
くっつけたまま、ぐるぐる回す
・次に親指をくっつけたまま、人指し指と

人差し指をくっつける
・人指し指を上下させる
・次にくっつけた親指と親指、人差し指と
人差し指を同時に交互に上下にぐるぐる
回す
※指先の運動が脳を活性化し、認知症の予防
になる

(3)無酸素運動
・スクワット  ・腕立て伏せ  ・しこ踏み
・背筋伸ばし・・を毎日続ける

(4)有酸素運動
以下いずれかを趣味に、有酸素運動を続ける
・ウオーキング  ・ジョギング  ・サイクリング
・エアロビスク   ・ヨガ  ・水泳/水中歩行
・ゴルフ
(ゲーム的要素が加わると脳が活性化する)

・高齢者2300名の一日の歩行数を調査した
1日3.2Km歩くグループに対し、
1日1.6Km以下しか歩かないグループの
認知症発症率は1.8倍になった

(5)その他の認知症予防
歯磨きは朝起きた時、寝る前、食後
計1日5回歯を磨く。
食後の歯磨きを怠ると歯槽膿漏になり、菌が
血管から脳に入る。夜寝ている間に腔内の菌
が繁殖し、朝食といっしょに体内に入る。

・睡眠時間は7時間
睡眠時間が6時間の人、睡眠時間が浅く夜中
に何度も目が覚める人は、7時間睡眠をとる
人より、認知症発症率が30%高くなると
いう研究データーがある。