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水の不思議

【吉村外喜雄のなんだかんだ - 第6号】
~食と健康~
「水の不思議」

急に冷え込んできました。そして、日本酒が美味しい季節になってきました。
おいしい日本酒を造るために、酒蔵の四方にスピーカーを設置し、24時間音楽を流し続ける…。 これはもう珍しいことではなくなってきているのです。その効果は…

(1)発酵が促進された 
(2)口当たりが良くなり、甘い:辛いの評価ではなく「旨い」
(3)全ての面で酒質が安定した

というように、音楽の波動が水に与える影響と結果が、続々報告され、その効果が証明されつつあるのです。

ことの起こりは、作曲家”宮下冨実夫”氏が、京都にある芸能の守、天河弁財天に音楽を奉納したとき、 「魂が揺さぶられる感銘」を受けたことからです。「この音楽を酒の発酵時に流したら、きっと良い酒ができるのでは…」と、 ひらめいたのが、酒蔵に音楽を流す始まりなのだそうです。
水には不思議な力が潜んでいる。周囲の状況を移し込む力をもった結晶で構成されている。音楽や言葉、 概念などに反応するのです。

水の決勝二つの瓶にご飯を入れ、一方に「ありがとう」、もう一方に「馬鹿やろう」と書く。
その後、毎日繰り返し瓶に向かって書かれた言葉を投げかける。
一ヶ月後に「ばかやろう」と書かれた瓶の中では、ご飯が黒く変色し、瓶から悪臭がする。「ありがとう」 と書かれた瓶のご飯は白いままで、気持ちの良い香りが広がる。水には、音楽や言葉に反応する不思議な力が潜んでいるのです。

こういったことから、家族が揃って食卓についたとき、心から感謝を込めて「いただきます」と言い、食べ終わったら 「ごちそう様」と言うことがいかに大切か、その意味の大切さがわかったような気がします。

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