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日米安全保障

暖冬で、石川県内8スキー場の内、セイモア、一里野、獅子吼以外は閉鎖された。
その直後、今年一番の寒波がやってきた。

今年は駄目かと、あきらめかけていたスキー。
先週土・日の二日間、志賀高原に遠出した。
天候に恵まれ、2300メートルの横手山頂は新雪に覆われ、雪質はパウダー状で、最高のコンデション。

雪山の新鮮な空気を胸いっぱい吸い、温泉に浸かり、心ゆくまでリフレッシュした。
来年も滑るぞ! 五体満足で、若い人に付いていけるよう、足腰を鍛えておきたい。


【吉村外喜雄のなんだかんだ - 166】
~歴史から学ぶ~ 「日米安全保障」

サンフランシスコ講和条約が締結され、日本が独立国に復帰出来たのは、日米安保条約の草案にあるという。
アメリカの傘の下に入るこの条約。米国の発案によるものではなく、日本から出されたアイデアだったのです。 日本が米国に提案したものなのです。

米ソの冷戦が激しくなりつつある中、この日本からの提案は、占領終結後のスキを突いて、ソ連が乗じてくるのではないかという… 米国の懸念を除去するに十分だったのです。
安保条約を思いついたのは昭和23年、社会党の支持で総理大臣になった民主党の芦田均。その後政権を受け継いだ自由党の吉田首相が、 アメリカに提案したものなのです。

現在日本には51ケ所の米軍基地があり、三万八千人の米国軍が駐留している。
軍事的に戦後60年、米軍の監視下に置かれている日本。米軍の駐留費用の70%、5兆円もの国民の税金を使って賄われているのです。
世界の歴史を振り返って、戦争に負けた国が、戦勝国軍の駐留費用を負担するというのは、例を見ないのです。

読売新聞の政治報道を読んで

今、北朝鮮問題を解決するため、六カ国協議が行われている。
北朝鮮に対する日本の最大の課題は、拉致問題を解決すること…。ところが、各国の思惑の違いから、具体的成果を出せないないまま、 こう着状態に陥っている。

そんな中、昨日15日新たな動きが…。
北朝鮮が核査察を受け入れ、アメリカがマカオの金融凍結を解除すると、マスコミ報道。
日本の存在は薄く、蚊帳の外に…。
以下、増田俊男「目からうろこの会」の講演からの抜粋です。

アメリカの本音は、核でも、キム・ジョンイルの独裁政冶でもない。
むしろ、北朝鮮が核を保有することを望んでいるかもしれない?

北朝鮮が脅威と緊張を極東アジアにもたらし、テポドンが飛んでくるくらいが、アメリカには丁度良いのです。
極東地域が軍事的に不安定であることが、アメリカの国益になるのです。

極東アジアが不安定であれば、在日米軍の存在理由が明らかになり、維持するための経費も、日本が負担してくれる。 それを支えるのが「日米安保条約」。
アメリカが日本を軍事的占領下に置いておくには、なくてはならない条約なのです。

自立した安全な国家とは、他国に侵略されたり、占領されたりすることのない国のことを言う。国内の要所に、 戦勝国の軍事基地があり、そこには、その国の法律が及ばず、占領国の法律で自由に軍事行動できる。
要するに、日本は占領されているのです。

北朝鮮が日本を無視し、軽く見るのは、日本に脅威を感じないからです。
米国を本気で怒らせたら、イラクのようになるかもしれない。が、日本と争っても、攻め込まれることはない。

いくら強力な軍事力があっても、それを行使できないことを承知している。怖い猛獣でも、檻に閉じ込めておけば、 怖くもなんともないのです。
仮に、北朝鮮と日本が和解し、中国とも親密になり、極東に平和が訪れたら…。日米安保条約は意味をなさなくなるだろう。
米軍が日本を占領している理由がなくなってしまう。当然、日本国民は「米軍出て行け!」と、 矛先をアメリカに向けるだろう。
アメリカは、極東で最も重要な軍事基地を失うことになるのです。

結論を言えば、アメリカが日本の国益のために、更に、極東の平和のために、 本腰を入れることはないということです。
六カ国協議で、北朝鮮に圧力を掛けるのは、自らの首を絞めることになることを100も承知なのです。

日本を米国の覇権下に置いておくには、程よい北朝鮮の脅威が必要になってくる。 北朝鮮が怖い国であることを知らしめるために、6カ国協議が開かれているといっても、言い過ぎではないのです。

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