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危険食品・偽物がまん延する中国

■「最高に幸福を感じる時は?」

「アメリカで給料を貰い、イギリスの住宅に住み、中国人のコックを雇い、
日本人の女性を妻にすることさ…」
では、最低の生活とは?
「中国で給料を貰い、日本の住宅に住み、イギリス人のコックを雇い、
アメリカ人を妻にすることさ!」

・イタリア人の幸福とは、愛人とパスタを食べながら、サッカーを見ている時。
・イギリス人の幸福とは、うまいブラックジョークが決まった時。
・ドイツ人の幸福とは、計画通りに物事が運べた時。
・スペイン人の幸福とは、美味い物を食べて、のんびり昼寝をしている時。
・日本人の幸福とは、食事もそこそこに、再び仕事に熱中している時。
・ロシア人の幸福とは、踏み込んできたKGBが、人違いに気づいて帰っていった時。

【吉村外喜雄のなんだかんだ - 180】
「危険食品・偽物がまん延する中国」

中国の二輪社メーカーが、"日本ヤマハ"という商号を、我が故郷石川県で登記し、
ヤマハにそっくりのスクーターを、中国で製造して販売していた。
中国の最高裁は、そのメーカーに1億3千万円の損害賠償を命じた。
また、つい最近開催された、中国国際自動車ショーに、マツダ車に瓜二つのデザインの
中国車が展示され、物議をかもした。

中国では商標権にとどまらず、日用品から電化製品、車に至るまで、無数の模造品が
大手を振って出回る。
また、コンピューターソフト、映画、音楽、日本のキャラクターなど、海賊版が氾濫する
「偽モノ天国」である。
6/6の読売新聞一面には、「タクシー券中国で偽造、東京都内に7千枚出回る」と、
大きく報じていた。

以下、6/3北国新聞 稲も薬も酒も偽物だった…という、中国の小話です。
「農民が稲を植えたが芽が出ず、服毒自殺をしたが死ねなかった。
助かったことを喜んだ妻と、祝いの酒を酌み交わしたら、二人とも死んだ」

中国製練り歯磨やペットフードから有毒物質が検出され、せき止めで死者が出て、
購入しないようにと、米国政府が警告を発した。
中国は偽物天国。食品や医薬品の事故は、日常茶飯事である。

●この数年、中国で問題になった危険食品

・プラスチックで光沢をつけた「毒米」   ・ブタの糞で調味した「豆腐」
・下水の油で揚げた「パン」   ・でんぷんで作った偽「粉ミルク」
・髪の毛を混ぜた偽「醤油」   ・古革靴を煮て作った、偽「牛乳」
・ブタの廃棄物で作った「肉まん」   ・でんぷんや樹脂で作った偽「卵」

 

あまりにも不衛生…やることがおぞましい。
中国旅行の折、下町の朝市に出かけ、何度か食事をしたが、もしかしたら「知らぬが仏」
だったかも…。
更に、読売新聞には…
・低品質のナプキンに、回収したゴミを漂白したものを使用し、使用済みの
生理用ナプキンや、病院が廃棄したガーゼが混じっていた。
色つき紙ナプキンは、漂白剤すら使わず、ゴミを着色してごまかしていた。
大腸菌や結核菌、肝炎ウイルスなど、病原菌が多数検出された。

中国の有力紙「南方週末」

・レストランやゴミ捨て場から回収した"つまようじ"を、水に浸けて汚れを落とし、
包装し直して販売。
この種のようじから、大腸菌・結核菌の他、エイズウイルスまで検出された。

広東省の地元紙

十年くらい前、お得意様を招待して、香港旅行をしたことがある。
旅行代理店の割安パックで行ったのが失敗だった。
同行した妻、その後、海外旅行を企画するたびに、「中国には行きたくない」と言うように
なった。
中国の飲食店で出される、プラスチックの箸やスプーン…繰り返し使うのは当たり前。
食器の洗浄が不十分だったのでしょう。べトついた不衛生な食器や箸が出され、
気持ちが悪くて食べられなかったという。
中国で飲食することの、不潔感が残ってしまったのです。

日本では、居酒屋チェーンのワタミが、中国の割り箸輸出規制に対処して、
全国グループ614店全店で、年間約3400万膳消費していた割り箸を、この7月から廃止することにした。
1200回繰り返し使える、プラスチック製の箸に切り替えることにしたのです。

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