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大腸ガン検診

■他の為に働き続ける細胞

私たちの身体は、60兆もの細胞がそれぞれの役割を果たして、一つの命になり、身体をつくっている。
その細胞どれ一つとっても、他のために働き続けているのです。
心臓の細胞は、ひと時も休まず、血液を全身に循環させようと頑張っているし、肝臓も腎臓も、人が寝ている間も休まず、 与えられた役割を果している。

そんな中一つだけ、自分の為だけに働いている細胞がある。"ガン細胞"である。

ところで私たち、自らの行動を振り返って見て、人の為に働いているだろうか?
それとも、自分の為だけにせっせと働いているのだろうか?
"ガン細胞"のような人間にはなりたくない。
「人のお役に立つ」、そんな人間でありたい。



【心と体の健康情報 - 313】
~食と健康~ 「大腸ガン検診」

我が社の社員さん。
56歳の義兄が肺ガンで、叔父がすい臓ガンで、相次いで他界した。
何れも、変調に気づき病院に行った時は、既に手遅れだった。
人の命のはかなさにショックを受け、落ち込んでいる。

ガンは、一個の小さな細胞が、20~30年の歳月をかけて、発見可能な大きさに増殖する。
しかし、その間症状が現れることはない。
症状に気づいたときは、既に転移していて、助からないという場合が多いのです。
ガンは厄介な病気です。
毎年欠かさず検診を受けて、助かる確率を高めていくしかないのです。

食生活の欧米化に伴い、急速に増えてきている大腸ガン。
ここ20年で4倍に増えた。
大腸ガンは、便の中に血が混じっていないかを調べることで、簡単に発見できる。
早期に発見すれば、9割の人が助かるのです。
ところが検診を受ける人は、100人中わずか16人。
普段、何でもないのに病院へ出かける気にならないのが本音…。
具合が悪くなってから検診を受けても、間に合わないのです。

NHK・TV「生活ほっと」より

私は、毎年9月にカメラを上と下から入れ、食道と胃、腸の検診を受けている。
始めてから、今年で15年になる。
1ミリ大のガンを発見してくれるPET検診は、この9月に検診を済ませたばかり。
毎年欠かさず、今年で5回になる。
18歳から約40年間タバコを吸ってきた私。
肺ガンが怖くて、検診を受けるようになったのです。

私の子供の頃は"検便"があった。
マッチ箱に便を入れて、学校へ持っていった。
当時は回虫が多かったので、便の検査をしたのでしょうが、大人になって忘れてしまっていた。
無症状の初期の大腸ガン。
目には見えないごく微量の出血であっても、"検便"からガン細胞が発見される。
この時期の早期発見であれば、お腹を切開せず、内視鏡で簡単にガンを切除してしまう。

只、"痔"の出血と区別がつかない。
検診の結果、血が混じっていれば"陽性"と扱われる。
ところが、"陽性"と言われた人の4割が、その後の精密検診を受けないという。
「カメラを飲むのが嫌」という人が多いが、今は麻酔で、眠っている間にすべて完了。
飲んだ記憶もなく、痛くもなんともない。
(口に麻酔液を含まされて、内視鏡を挿入し、空気を送り込まれる時の苦しみは、最新医療技術の病院では、昔話し…)

昨年検診の後、主治医から
「ポリープがあったので、内視鏡で切除しておきました」
と言われた。
「あ~そうですか、ありがとうございます??」
眠っている間に切除したのです。
窓口で支払いする時、
「今日は"手術"をしたので、保険請求されたらいいですよ」
と言われ、手続きをしたら、保険金が12万円、口座に振り込まれた。
ラッキー!儲かったような気がした。
スキューバダイビングの海外遠征資金にと、ありがたく使わせていただいた。

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