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海外旅行での病気対策

ベネチアン・マカオ・リゾートホテル先週4日間、マカオ観光を楽しんだ。
昨年竣工したばかりのベネチアン・マカオ・リゾートホテルに宿泊。
ラスベガスのベネチアンと同じ設計で、 何と、東京ドームが3コも入る巨大ホテル。
1Fは、世界最大規模を誇るカジノ、3Fは、ベネチアの石畳の街並みを再現したショップス…400メートルの運河が3ヶ所あり、ゴンドラが行き交い、カンツォーネの歌声が響く…そして、三千室のスイートルーム。
従業員1万2千名の超豪華ホテルだ。

マカオタワー(338m)マカオに、世界一の高さを誇るバンジージャンプがある。
マカオタワーの233メートルから飛ぶ。
足首にゴムのロープを付け、真っ逆さまに200メートル落下…落下速度は時速200キロ…想像しただけでくらくらする。
私たちの観光案内をした、日本人ガイドの青年が体験…飛ぶと、ギネス記録証明書が貰えるという。


【心と体の健康情報 - 614】
「海外旅行での病気対策」

円高のお陰で、海外旅行が割安になった。
中でもウオンが数前の半分に下落し た韓国がお徳。
気をつけなければならないのが、旅行中の病気。
私は以前、友人数人とパラオへスキューバーダイビングに出かけ、着いて直ぐ 風邪熱で倒れ、救急車で病院に担ぎ込まれたことがある。楽しみにしていた旅行がオジャンになったのです。

旅行前日まで元気だった私…当日、やや風邪気味だったが、一本目を潜ってホテルに帰った直後、気を失った。まさか倒れるとは…。薬は持参していなかった。
気付いたら病院のベッドの上だった。友人達が心配そうに覗き込んでいた。
楽しいダイビングに水を差してしまった私。回復したのは帰国の日だった。

もっと大変な出来事があった。 私の親戚の長男が、大学推薦でアメリカに留学したが、渡米の翌日、事故で亡くなってしまった。
両親や大学関係者が、遺体を引き取りにアメリカに飛んだ。
遺体にはドライアイスが詰められ、金沢に戻ってきた。
日本に運び込むのに、検閲手続きなど、あれこれ大変だったようです。

パラオで支払った治療費は、帰国後全額保険で賄うことが出来た。
日本語が通じない医療制度の違う異国の地で、思わぬ事態に陥らないよう、予防措置をして快適な旅を楽しみたいものです…。

旅行者の医療費負担は国によってまちまちです。
イギリスは応急措置は無料。イタリアも公立病院での診療は無料。
一方アメリカは、日本のように健康保険制度が充実していないので、医療費はビックリするほど高額。集中治療室のお世話になると、数千万円の治療費を請求されたケースもあるという。

'06年、海外で死亡した日本人は484人。うち病死は298人で、事件・事故に巻き込まれての死者を、大きく引き離している。
病死のほとんどが「心筋梗塞」「脳卒中」。50歳以上の旅行者には、この二つの病気に対する備えは欠かせません…と医師は言う。が、倒れるまで、ほとんどの旅行者は、自覚症状がないのが実状…。
血圧の高い人、血糖値の高い人は、旅行に出かける前に、病院の診察・検診を済ませておくことです。
私は旅行前に、必ず歯医者に行き、虫歯や歯槽膿漏の有無を、診察してもらう。治療を要する箇所は、出発前に治しておき、持参する薬も貰っておく。

海外のスキューバー・ダイイビングポイント…町から遠く離れていて、医療が整っていない。出かける時は、目・鼻・耳・歯の異常や風邪の有無など、健康チェックを怠らず、薬を携行するようにしている。

海外でうっかり生水を飲んで、猛烈な腹痛と下痢に襲われ、楽しいはずの旅行を台無しにした話はよく聞く。
日本の水は「軟水」…東南アジアやヨーロッパの水は「硬水」です。
日本人は硬水に弱い…飲んで下痢を起こすのは、硬水のせい。
生水を避け、コンビニでミネラルウォータを買うことです。

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