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チュニジア紀行(3)

■エル・ジェムのコロセウム

 

6日目、首都チェニスの南2百キロ
の町エル・ジェムへ…
3万5千人収容の世界遺産・コロセ
ウムを見学した。
ローマのそれに匹敵する、巨大な
円形闘技場…
ローマのように、床が抜け落ちては
なく、保存度が良い…
地階の猛獣の檻も見学した。
  
※写真をクリックすると拡大写真が表示されます。

 


【吉村外喜雄のなんだかんだ - 751】
チュニジア紀行(3)「原住民ベルベル人の穴居住宅」

チュニジア観光五日目は、サハラから、 内陸部の山岳地帯マトマタへ…北アフリカの先住民族ベルベル人は、12世紀頃、アラブ・ イスラムの過激なベドウィン族に追われて山岳地帯に逃れ、住み着いた。
彼らの住居は、とても不思議…山の斜面に穴を穿った「穴居住宅」に暮らしている。
最初の頃は、敵から身を隠すために掘られたという。
10メートルほどの高さの丘の斜面に、横穴を掘り、玄関の出入り口が作られる。 二人が並んで歩けるほどの、 S字に折れ曲がったトンネルを、奥深く7~8メートル抜けると、 20畳くらい中庭に出る。中庭は写真のように、 丘のてっぺんかクレーターのように掘り下げていって、 先に掘られた横穴につながる

※写真をクリックすると拡大写真が表示されます。

その中庭の四方に居間、台所、寝室など、8畳くらいの大きさの洞穴が掘られて、 配置されている。
砂漠地帯の洞穴…夏は強い日差しを避けて涼しく、 冬は保湿性にすぐれ温かい。 雨の少ない乾燥地帯ゆえ、湿気やカビに悩まされることもない… 想像以上に快なのだ。 写真の住居には、 2世帯・子ども、合わせて14人が暮らしているという。
玄関脇のボックスを覗いたら、水道メーターがあった。電気は引かれてなく、ランプ暮らし。テレビも洗濯機も家具調度も、何もない質素な暮らし。一キロ下れば、 21世紀の今様に暮らせる村があり、その気になればいつでも移住できるのに…山の斜面のあちこちに、 穴居住宅が在しているのが見える
もう一つのタイプの住居は、土をこねたレンガのカマボコ型住居。 カマボコを幾くっつけて一戸の住居になっている。
その光景は"異星的"…ハリウッド映画「スター・ ォーズ」 の舞台になったことで知られる。

※写真をクリックすると拡大写真が表示されます。

5日目の夜は、ベルベル人の洞穴住居を改造したホテル「シディ・ドリス」 に宿泊 「エピソード4のラーズ家」になったことで、有名になったホテルです。 その日は北風が強く、気温は出発時の日本と同じくらい…寒く・冷たい風が、 肌た。

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