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童謡/かごめ かごめ

■イースター島、名前の由来
1000体のモアイで知られるイースター島は、チリ沖 3800kmの
太平洋上に浮かぶ孤島です。
1722年、この島に立ち寄ったオランダ人が、 「イースター島」と
名付けた。この島を発見した日が、 キリストの復活祭「イースター」
だったのです。

 

■「ハッケヨイ ノコッタ」の語源は
がっぷり組んで動かない時は、「ハッケヨイ」
技をかけている時は、「ノコッタ ノコッタ」と行司は気合を いれる。

 

・「ハッケヨイ」の語源は、陰陽道の「八卦良し」から来た説、
・もっと気を発して戦え、「発揮掲陽」から来た説、
・韓国慶尚道の方言、「ハッケヨ(始めましょう)」から来た説、
いろいろな説があます。

 

904 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
~ことば遊び~
「童謡/かごめ かごめ」

 

童話や童謡の中には、私たちが長年抱いてきたイメージとは、全く異なる意味が隠されていることがあって、驚かされることがあります。

 

「しゃぼんだまとんだ  やねまでとんだ
やねまでとんで  こわれてきえた
しゃぼんだまきえた  とばずにきえた
やねまでとばず  とちゅうできえた
かぜかぜふくな  しゃぼんだまとばそ」

 

これは”野口雨情”の童謡「しゃぼん玉」です。
雨情が、結婚八年目にようやく授かった女の子…目の中に入れても痛くないほどの可愛がりようでしたが、二歳のとき死んでしまった。亡くなった我が子への父の思いを謡ったのが、「しゃぼん玉」です。
(詳しくはメルマガNo152

 

かごめ  かごめ  籠の中の鳥は  いついつ出やる
夜明けの晩に  鶴と亀がすべった  うしろの正面 だあれ

 

子どもの頃、当時の子どもたちが謡っていた童謡です。
なんとも不思議な歌詞である。謡い出しの「かごめ かごめ」からして?意味が分からない。

 

真ん中に、目をふさいでしゃがむ子どもを、5~6人の子どもが輪になって、手をつないでくるぐる廻る。遊び方から、「囲め囲め」の意味だという説。

 

この謡の発祥地と言われ、「かごめの像」が立つ千葉県野田市では、川の水門を通る時の「かがめ かがめ」が転じた言葉だと言う。
他に、「カモメ」がなまって「かごめ」になったという説もある。

 

この童謡は、江戸時代の絵入りの読み物、「黄表紙」にも載せられていて、”かごめ”は、篭女(かごめ)…籠から出られない女…つまり”遊女”のことをいう…というのが、最も有力な説です。

 

家が貧しく、やむなく遊郭に身売りした娘のことを、いつになったら出られるやら…と、親が心配する様子を謡っている。
「おしん」が、いかだに乗せられ川を下っていくときの、貧しい山村のひとコマが浮かんでくる。

合田道人「童謡の風景」より


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