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海外に暮らして知る、日本製品の良さ

江戸小噺「大晦日」


大晦日に、借金返済のメドがたたない店の主人が、

田舎出の雇人に、

「いいか、借金取りが来たら『主人は他行(外出)しています』

と言うのだぞ」と言いつけて、さっさと二階に上がっていった。


しばらくすると米屋がやってきて、
「お米の代金を頂きに参りました」と言うので、 
雇人の男が「旦那は、ただ今他行しています」と言うと、

「そんなら、また後で・・」と言って、帰って行った。


入れ替わりに、今度は酒屋の丁稚がやって来たので、

「旦那は、他行しているぞ」と言うと、キョトンとして

「他行とは何のことです?」と聞き返すので、


「馬鹿め! お前は他行も知らんのか!

他行とはな、二階で昼寝をしていることさ」

 
                                               山住昭文「江戸のこばなし」



1032 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「海外に暮らして知る、日本製品の良さ」


この正月は、休日がつながる九連休! 海外旅行の一番人気は、
ヨーロッパだという・・  私は、明日29日から正月3日まで、 沖縄ケラマ諸島の海でスキューバーダイビング・・リフレッシュしてきます。


海外に暮らす日本人・・現地調達では飽き足らず、日本から日用品を
取り寄せる人が多いという。
日用品で、以外と気づかないのが「ラップ」・・現地製品は、
「きれいに切れない」「すぐからまる」「レンジでチンしたら溶けた」など・・
やっぱり日本製がいいという。

現地で買い求めた歯ブラシは、「固くて太すぎ」て使いづらい。

台所用品では「土鍋」や「おろし金」、日本の書店で買い求めた「料理本」などを重宝している。

「虫除けスプレー」「むくみ防止スプレー」「使い捨てカイロ」など、
日本ならではのアイデア商品も・・海外には類似品がない。

以外に重宝するのが、「消しゴム」や「サインペン」「子ども用学習ノート」などの学用品。
日本からの取り寄せ上位は、「化粧品」「バス・トイレ・台所用品」
「機能性下着」「生理用品」など。
その他「汗ふきシート」「便座クリーナー」「レンジ用調理器具」などの
気の利いた日用品に人気がある。


現地生活に慣れたころに、「あの品は便利だった」と恋しくなり、
取り寄せる人が多いのです。

日本のコンビニや100円ショップが、中国や東南アジアに出店して、
日本人向けの日用品が身近に買えるようになったが、品数が少なく、
欲しい商品が手に入らない。


日本製品は品質がよい・・「ホチキス」のようなちょっとした文具でも、
日本製は使いやすく長持ちする。
メガネも、日本製が安くて良いものが多いという。

海外に暮らして初めて、日本製品の良さや魅力を実感する人が多いのです。

                                                                             読売「発言小町@新聞」

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