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六番目の栄養素、食物繊維

ミネラル


ミネラルとは「鉱物」のことで、「無機質」とも呼ばれ、
身体の五大栄養素の一つです。

私たちの身体を構成する細胞は、多くのミネラルで構成
されています。

ミネラルは酸素の活力素であり、不足すると、あらゆる
酸素作用を失うことになります。

またミネラルは、体液・血液を正常なアルカリ性に保つ
働きをします。

必須ミネラル
カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、イオウ、

ナトリウム、塩素、鉄、銅、ヨウ素、フッ素、マンガン、

コバルト、ニッケル、クロム、亜鉛、ケイ素etc



1064 【食と健康】

「六番目の栄養素、食物繊維」


炭水化物(糖質)、タンパク質、脂肪(脂質)を「三大栄養素」という。
それに、ビタミンとミネラルの二種が加わって、「五大栄養素」になった。


その後、この五つの栄養素と同じくらい、優れた働きをする成分として
加わえられたのが「食物繊維」です・・六番目の栄養素です。

以前食物繊維は、胃腸で消化できないこともあって、食物の”カス”として見向きもされませんでした。

食べたあと、体内を素通りしていくだけで、「便秘に効く」程度の、軽く見られていたのです。

見直されるようになったのは、欧米に比べ、アフリカに「大腸ガン」が少ないこと・・モロヘイヤなどの食物繊維を沢山摂っていることにあると、
1960年代に公表されたのです。


大腸ガンに関わる研究から、食物繊維に目が向き、大きな反響を呼んだのです。その後研究が進むにつれ、食物繊維は便通を促し、
排便量を増やすと同時に、腸内の発ガン物質を排泄してくれることが
分かってきた。
更に、糖尿病や高脂血症などの予防と改善に役立つことが、明らかになったのです。

日本における食物繊維の代表は「ゴボウ」です。薬草として中国から伝えられ、庶民の間で食べられるようになったゴボウ・・「三日通じがなければゴボウを食え」の格言が生まれた。


食物繊維には、水に溶けやすいものと、溶けにくいものの二種類がある。水溶性は、昆布やワカメなどの海藻類、納豆、こんにゃく、里芋など、ヌルヌルと粘っこい食品に多く、不溶性は、ゴボウなどの根菜、シイタケなどのキノコ類、芋や豆類、穀物などに多く含まれている。


昔から伝わる”お袋の味”・・家庭料理には、きんぴらゴボウ、具沢山のメッタ汁、おから煮、ヒジキと油揚げの煮つけ、切り干し大根の煮物、
ワカメの酢の物など、食物繊維たっぷりの「健康長寿食」が多いのです。
世界から、和食が注目されるようになったのは、食物繊維の多い食材を使ったメニューが評価されたからです。

                                                           ほうじん「健康バンザイ・第6の栄養素」

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