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年齢構成バランスの崩れ

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1065 【吉村外喜雄のなんだかんだ 】
「年齢構成バランスの崩れ」


公的年金の支給開始年齢が、段階的に65歳に引き上げられるのに

伴い、全ての企業の定年が65歳に引き上げられた。

定年の延長は、従業員の平均年齢を押し上げ、若い社員と高年齢の
社員との、年齢構成バランスの崩れが問題になってくる。

その結果、管理職ポストの不足を招いたり、職場が老齢化して、若い社員のヤル気が削がれていく。
そうしたアンバランスな年齢構成を正すために、高年齢従業員のリストラが行われることになる。

大手企業の65%が「人手が余っていても毎年新卒者の採用を行う」と回答している。
人手が余っているからと新卒採用を控えると、「年齢構成ピラミッド」の 一部に空白が生じ、企業の将来に悪影響を及ぼすのです。

中小企業はそんな余裕がない・・新卒者の採用を控えることでの悪影響は、はかり知れない。


衆議院議員選挙に大勝した自民党は、今、新人教育に腐心している。
なにしろ、同党の新人議員は119人と、党所属議員の40%を占める大人数。 2009年8月の衆議院選で惨敗した時の新人は、小泉進次郎氏らわずか5人だったから、一気に23倍にふくらんだことになる。


対する民主党はといえば、大勝した前回の新人はなんと143人・・
それが今回は1人だけ・・極端から極端に振れている。

日本維新の会も、新人教育に腐心している・・衆院54人中、新人が39人と、72%を新人が占めるからだ。


昨年暮れに当選した衆院議員480人で、最多当選は15回当選の小沢一郎1人、14回も1人、13回はなく、12回5人と続き、最後の1回が
突出して184人・・四割近くが新人だ。


老・壮・青、当選回数のバランスが保たれるのは、国会運営には極めて重要なことです・・比率は 2 : 5 : 3 くらいが好ましい・・が、 現状の比率は、0.5 : 4 : 5.5。
中核勢力はまずまずだが、老が少くなすぎ、青が極端に多すぎる。
七月の参院選で自民党と日本維新の会が大勝したら、参院も、新人議員が多数を占めることになる。

                                                    「理念と経営4月号/岩見隆夫・永田町通信」

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