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国民の5人に2人がロコモティブ症候群

運動後のクールダウン


スポーツの前に、ウォーミングアップをきちんとしても、

「終わった後はそのまま」という人が多いのでは・・


スポーツの後は誰でも疲労が伴います。
運動によって体が緊張し、硬くなったり、筋肉内に乳酸 が

たまって酸化したりするからだ。運動の後もきちんと ケア

しないと、疲労が残って、後々体に支障が出かねない。

[有酸素運動]

スポーツを終えた後、リラックスした状態でゆっくり走り、

徐々にスピードダウンして、しばらくウオーキングして止ま

る・・体内に酸素を行き渡らせ、乳酸を分解し、硬くなった

筋肉をほぐす。

[ストレッチ]

使った筋肉を伸ばすストレッチも、血流を促し、疲れを

早期に回復させる。

[その他]
●痛む患部を冷やすアイシング

●栄養補給・・スポーツドリンク、飴、チョコレート、

●入浴・・プレー終了後、30分程度後に入浴するといい



1118 【心と体の健康】

「国民の5人に2人がロコモティブ症候群」


最近、ロコモティブ症候群という言葉を耳にするようになった。
この症候群は、骨折や運動量の減少による筋肉の衰えが障害となり、寝たきりや要介護になる・・リスクの高い状態になることです。


推定患者数は約4700万人と、国民の5人に2人の、まさに国民病になりつつあります。

中高年の男女の”太ももの太さ”は、血管の病気との因果関係があると、デンマークで発表されました。

それによると、男女とも「太ももの周囲が62センチの人」が最も死亡リスクが少なかったという。

それより太い人は、どれだけ太くてもリスクに変わりがないが、
それより細い場合・・細くなればなるほど、死亡リスクは高くなるという。


西欧人と骨格体形が違う日本人には、単純に当てはまらないが、太ももの太さは”筋肉”で決まり、筋肉がほどよくしっかり付いたら、血管も血管内の筋肉も心臓も強くなり、体内の循環が良くなって、全身循環の改善につながるのです。

高齢者に多い「大腿骨の付け根部分の骨折れ」には、股関節の中で折れる”内側骨折”と、外側で折れる”外側骨折”があります。

内側骨折れは、血流が悪くなるため、治りも遅く、寝たきりになる例も多いのです。

太ももをしっかり鍛えておくと、介護の必要がなくなり、自立した生活が出来、「健康寿命」を伸ばすことになるのです。


自宅で行う、ロコモティブ症候群を予防する、筋肉トレーニングを幾つか紹介すると・・

片足立ちをして上半身を伸ばし、浮かせたもう一方の足を、前後・横・斜めに大きく踏み出し着地する・・硬くなっている股関節を柔軟にする効果があります。

次に、目を開けたまま片足を床から約10センチ上げ、体が傾かないように1分間、片足立ちの姿勢を保つ。


このほか、両足を肩幅に開き、上体を真っ直ぐ立てたまま、腰の上げ下げを3回・・これをワンセットで3回、朝と夜2回行う。

軽いダンベルを使ってトレーニングをするのも良いでしょう。

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